夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

山陰の冬

2015-11-30 23:50:33 | 日記

今日の米子地方は曇り時々晴、降水確率10%と天気予報で言っていたので、すっかり安心して、朝は洗濯物をベランダに干してから出勤した。
昼過ぎまではほぼそんな感じの空模様だったのだが、夕方頃になって鉛色の雲が垂れ込め、雨が降ってきた。
(何なんだよ~~!!)
と心の中で叫びながら、週一度の寮務会議に向かう。

会議が始まる前、同僚の先生方に、
「天気予報が当てにならない。うかつに洗濯物も干せない。」
とこぼしていたら、
「こっちでは、天気予報に出てなくても、小雨が降ってくるくらいのことはよくある。」
と言われた。

そういえば、こちらに越して来たばかりの頃、町中、やけにコインランドリーの店があるなあと思っていたのだが、やはり、冬場は洗濯物が乾きにくい気候のせいもあるのかもしれない。
去年の今頃、今の勤務校に用事で訪れた際、岡山を出たときは晴れだったのに、米子はどんよりとした曇り空で時折雪まじりの冷たい風が吹いていた。事務の方から、
「山陰の冬はずっとこんな感じですよ。」
と言われたことを思い出した。

米子は中海、大山、弓ヶ浜、日本海と美しい自然に恵まれた土地ではあるが、長く暗い山陰の冬はここも例外ではない。
私は以前から冬の山陰が好きで、近年は毎冬、山陰を旅していたが、旅行と生活とは別物と知りつつ、ここでの冬の情趣をじっくり味わうことを楽しみにしている。

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