一昨日、福山市立大学の説明会が終わった後、『崖の上のポニョ』(2008)の舞台として有名な、鞆の浦(とものうら)に寄ってみた。
福山市中心部から22号線で沼隈半島を南下し、20分ほど車を走らせて鞆の浦に着いた。
ここは、半島の先端部で海上交通の要衝であり、古来「潮待ちの港」として栄えたのだという。
写真では、弁天島の向こうに、低く垂れ込めた雲を頂いた仙酔島(せんすいじま)が見える。仙酔島は無人島だが、遊歩道やハイキングコースがあり、渡し船に乗って5分で行くことができる。
福禅寺(ふくぜんじ)。5時を過ぎていたので、中には入れなかったが、本堂に隣接して対潮楼(たいちょうろう)という客殿があり、その大広間からの海の眺めはすばらしく、「日東第一の形勝」と称えられたのだそうだ。
鞆の町は、江戸時代から昭和初期の民家が多く残る、風情ある町並みである。路地は石畳で敷き詰められ、また社寺も多い。歩いていると、歳月の重みを踏みしめているように感じ、また町のそこかしこから、失われたはずの昔の光景が、面影に立つような感覚に襲われる。
港には、たくさんの漁船が泊まっていた。鞆の浦のシンボル、常夜燈が向こう側に見える。
時折、小雨がぱらつくが、本格的に降ってくる様子はない。
鞆湾の眺めを一望したくて、後山(うしろやま)の坂道を上り、医王寺へ。
境内からさらに階段で583段(!)登ると、太子堂があり、そこから写真のような眺望が。
梅雨空でやや視界が悪いのは残念だが、がんばってここまで来てよかったという気になった。
今回は出張のついでに立ち寄っただけなので、ゆっくりあちこちを見ることができなかった。
今度は時間をとって、のんびりと散策したり、食事を楽しんだり(鯛漁が盛んなので、鯛飯が名物らしい)してみたい。
福山市中心部から22号線で沼隈半島を南下し、20分ほど車を走らせて鞆の浦に着いた。
ここは、半島の先端部で海上交通の要衝であり、古来「潮待ちの港」として栄えたのだという。
写真では、弁天島の向こうに、低く垂れ込めた雲を頂いた仙酔島(せんすいじま)が見える。仙酔島は無人島だが、遊歩道やハイキングコースがあり、渡し船に乗って5分で行くことができる。
福禅寺(ふくぜんじ)。5時を過ぎていたので、中には入れなかったが、本堂に隣接して対潮楼(たいちょうろう)という客殿があり、その大広間からの海の眺めはすばらしく、「日東第一の形勝」と称えられたのだそうだ。
鞆の町は、江戸時代から昭和初期の民家が多く残る、風情ある町並みである。路地は石畳で敷き詰められ、また社寺も多い。歩いていると、歳月の重みを踏みしめているように感じ、また町のそこかしこから、失われたはずの昔の光景が、面影に立つような感覚に襲われる。
港には、たくさんの漁船が泊まっていた。鞆の浦のシンボル、常夜燈が向こう側に見える。
時折、小雨がぱらつくが、本格的に降ってくる様子はない。
鞆湾の眺めを一望したくて、後山(うしろやま)の坂道を上り、医王寺へ。
境内からさらに階段で583段(!)登ると、太子堂があり、そこから写真のような眺望が。
梅雨空でやや視界が悪いのは残念だが、がんばってここまで来てよかったという気になった。
今回は出張のついでに立ち寄っただけなので、ゆっくりあちこちを見ることができなかった。
今度は時間をとって、のんびりと散策したり、食事を楽しんだり(鯛漁が盛んなので、鯛飯が名物らしい)してみたい。