昨日、恩師からメールが来ていて、
「論文の抜刷(ぬきずり)ができたので、ご都合のよい時に取りに来てください。」
とのことだった。
これは、ごく内輪の学会誌なのではあるが、恩師が編集責任者をされていて、先日の東京例会でお会いした折に、その話をしていたのだ。(このあたり、少々込み入った事情があるのだが、ここでは省く。)
早速、今日の仕事が終わってから、恩師の研究室の前に置いてあるというのを取りに行く。以前は、旧教養部にその研究室はあったのだが、現在は文学部の講義棟内に移っている。
図書館には時折閲覧で来ているが、講義棟に入るのは久しぶり、しかも、ここ数年続いていた改修工事が済んでから来るのは初めてなので、中に入って、あまりの変わりようにびっくりしてしまった。
老朽化しているだけでなく、昼間でも常に暗く、夜などは狐狸でも出そうな雰囲気だった廊下や階段も、リニューアルしてとても明るくなった。センサー付きの照明、白とペパーミントグリーンを基調に塗られた壁面、透明ガラスで室内が外から見えるドアや窓など、快適そうな研究・教育環境になっていた。
教官方の研究室も、学生・院生の演習室とともに3階から5階に移動していた。抜刷は雑誌とともに、大学の名前入りのビニール袋に入って、教官研究室のドアノブに吊り下げられていた。恩師は不在だったが、お心遣いに感謝し、ありがたく受け取って帰ってきた。
在学中は、この建物の5階に来ることはほとんどなかったが、ここからの見晴らしはとてもよく、窓のもとで足を止めて、しばらく見入ってしまった。
大学のシンボルである中央図書館の時計台の向こうに、植物園のある半田山が見える。曇り空だったのがちょっと残念。
「論文の抜刷(ぬきずり)ができたので、ご都合のよい時に取りに来てください。」
とのことだった。
これは、ごく内輪の学会誌なのではあるが、恩師が編集責任者をされていて、先日の東京例会でお会いした折に、その話をしていたのだ。(このあたり、少々込み入った事情があるのだが、ここでは省く。)
早速、今日の仕事が終わってから、恩師の研究室の前に置いてあるというのを取りに行く。以前は、旧教養部にその研究室はあったのだが、現在は文学部の講義棟内に移っている。
図書館には時折閲覧で来ているが、講義棟に入るのは久しぶり、しかも、ここ数年続いていた改修工事が済んでから来るのは初めてなので、中に入って、あまりの変わりようにびっくりしてしまった。
老朽化しているだけでなく、昼間でも常に暗く、夜などは狐狸でも出そうな雰囲気だった廊下や階段も、リニューアルしてとても明るくなった。センサー付きの照明、白とペパーミントグリーンを基調に塗られた壁面、透明ガラスで室内が外から見えるドアや窓など、快適そうな研究・教育環境になっていた。
教官方の研究室も、学生・院生の演習室とともに3階から5階に移動していた。抜刷は雑誌とともに、大学の名前入りのビニール袋に入って、教官研究室のドアノブに吊り下げられていた。恩師は不在だったが、お心遣いに感謝し、ありがたく受け取って帰ってきた。
在学中は、この建物の5階に来ることはほとんどなかったが、ここからの見晴らしはとてもよく、窓のもとで足を止めて、しばらく見入ってしまった。
大学のシンボルである中央図書館の時計台の向こうに、植物園のある半田山が見える。曇り空だったのがちょっと残念。