この季節、花粉症の私はマスクが手放せません。
加えて、黄砂やPM2.5、そして放射能(放射線)と考えたら息苦しくなりそうです。
ところで、「PM2.5」は韓国語で「미세먼지(微細ほこり)」だそうです。
それを聞いて、日本語の正式名はなんだったろうと思いました。(苦笑
答えは「微小粒子状物質」
知ってました?
----------------
花粉症 : 꽃가루 알레르기
マスク : 마스크
黄砂 : 황사
PM2.5 : 미세먼지
放射能・放射線 : 방사능・방사선
能力試験の聞き取り問題から
임금 피크제라고, 일정 연령이 되면 차츰 줄여 나가는 겁니다.
ここで注目したのは「임금 피크제」です。
これまで韓国では、法律上一律の定年制度というものはなかったそうなんですが
2016年から60歳定年制が段階的に義務化されるそうです。
定年が60歳に延長されると、青年の失業問題がさらに深刻化するだろうし、
年齢の高い人が多くなれば人件費もかさみ、企業の負担が増える。
賃金体系の見直し策として、「賃金ピーク制」というものが出てきました。
というのが問題の内容でした。
賃金ピーク制と言って、一定の年齢になると(賃金が)徐々に減っていくものです。
⇒参考(今年から導入するサムスン電子の記事)
能力試験聞き取り問題から
プギロッ신화 속 최고의 신은 어딘입니다.
神話の話だとはわかったのですが、「プギロッ」って?
もっと耳が良い人だと「プギュロッ」と聞こえるかも。
正解は
「북유럽:北ヨーロッパ」
「북유럽 신화」は「北欧神話」のことでした。
話がそれますが
日本語ではなぜ「ヨーロッパ」のことを「欧州」と言ったりするのでしょう?
「ヨーロッパ」の語源には諸説あって、言語によって発音も違ってたりしますが、
綴りは大半が「Europa」だそうです。
日本語の「ヨーロッパ」は、ポロトガル語の「Europa(エウロパ)」から借用され、
「エウロッパ」から「ヨーロッパ」と発音が変化していったものだそうです。
一方、漢語では「歐羅巴」と音写されたため、中国語では「歐洲」と表すとのこと。
これが日本にも伝わったんでしょうね。
ちなみに、ハングルにも「구라파【歐羅巴】」や「구주【歐洲】」という単語があり、
「欧米」は「구미【歐美】」でした。
北欧神話の中で最高の神はオーディンです。
きのうの「まいにちハングル講座」で、
二重母音は「陽母音は陽母音と」「陰母音は陰母音と」しか組み合わさらないという説明がありました。
つまり
「오+아」で「와」はあるけれども、「오+어」はないし
「우+어」で「워」はあるけれども、「우+아」はないということです。
これは納得!
しかし、きょうになって疑問が沸きました。
「외」って陽母音+「ㅣ」
ふつう「ㅣ」は陰母音って習いますよね。
私が聞き逃した回で「ㅣ」の説明があったのかも。。。(汗
ということで、調べました。
母音字は天・地・人をあらわした
「・」(天・太陽)、「ㅡ」(平らな大地)、「ㅣ」(立っている人)
を組み合わせて作った文字
「陽母音」は「ㅗ」(大地の上に太陽)と「ㅏ」(人の東側に太陽)
それ以外は「陰母音」......と普通は習います。
じゃあ
「외」はどうなるの??
そしたら、ナント
「ㅣ」は中性母音なんですって!
そして、陽母音、陰母音、どちらとも組み合わせ可能。
知らなかった~。(永遠の初級者の私...)
これで、すっきりです。
この原則がわかっていれば、
「오+애」の「왜」 (애は「아+이」で陽母音が含まれる)
「우+에」の「웨」 (에は「어+이」で陰母音が含まれる)
も悩まずに済みます。
能力試験聞き取り問題から
이제 パンナメ 준비는 거의 다 끝난 거죠?
パンナメ?
後の文章を聞くと、会社の行事の話。。
会場にはそれぞれの会社のブースがあって、記念品も用意して・・・
でも、肝心の行事ががなんなのかわかりません。
正解は「박람회」
パッチム「ㄱ」のあとの「ㄹ」が鼻音化して「ㄴ」になり「박남회」
その影響で「ㄱ」も鼻音化して「ㅇ」になって「방남회」
また、パッチム「ㅁ」のあとの「ㅎ」は弱音化します。
かくして、「パンナメ」の出来上がりです。
もう博覧会の準備はほとんど終わったんでしょう?
『成均館儒学生たちの日々』から
누가 되다
「누가」も「되다」も知ってるけれど、意味がわからず。。
この「누」は「誰」でなく「累」(かかり合い、迷惑、巻き添え)でした。
なので、意味は「累を及ぼす、迷惑をかける」
긴가민가 : そうかそうでないかはっきりしないようす
기연가미연가(其然-未然-)の縮約形
ex. 할머니는 이제 기억력이 많이 떨어져 예전 일들이 긴가민가 가물거린다고 하셨다.
(おばあさんはもう記憶力が相当衰えて、以前の事はぼんやりしてはっきりしないとおっしゃった。)
상대방의 생년월일이 언제인지 긴가민가하여 다시 물어보았다.
(相手の生年月日がいつだったかはっきりしないのでもう一度聞いてみた。)
아닌 밤중에 홍두깨 : やぶから棒に、寝耳に水
「아닌 밤중에」だけでも「突然、不意に、やぶから棒に」という意味
「홍두깨」は「綾巻(砧を打つとき衣類を巻きつける棒)」だそうです。
やっと上巻の半分くらいまで来ました。
まだまだ先は長いです。
今シーズンのラジオ講座は文法中心で、韓国語を聞き取る機会があまりないため
久しぶりに能力試験の聞き取り問題を再開しました。
第32回の問題をやっています。(と言っても、まだ2回目です。)
きょうやった中に初の単語が出てきたのでupします。
問題自体がその言葉を説明しているので翻訳しますね。
野球中継を見ていると‘마수걸이 홈런’という言葉が出てきます。
選手が最初に打ったホームランをこう言うんですね。
けれども、‘마수걸이’という言葉は、元々商売人たちの間で使われていた言葉で、
一日の商売で初めてあげた収入のことを意味しました。
商売をする人たちは、この‘마수걸이’で、その日の商売運を占ったそうです。
‘마수걸이’が良いと、その日一日商売がうまくいくと信じられていました。
野球やサッカーの話題で使うときは
「シーズン最初のホームラン」「シーズン最初のゴール」を指すそうです。
⇒こんな感じ
久しぶりに新聞コラムを読んでいたら、황혼이혼【黄昏離婚】という単語が出てきました。
結婚生活20年以上の夫婦が離婚することだそうです。
日本語でいう熟年離婚のことでしょうね。
調べていたら、日本にも「たそがれ離婚」という言葉はあって、90年代から2005年頃まで使われたようです。 ⇒参考
日本の場合は35年以上ですが・・・。
また、結婚生活4年未満で離婚することを신혼이혼【新婚離婚】と言うそうで、
こちらによると、2012年には黄昏離婚の件数がそれまで一番多かった新婚離婚件数を上回ったんだとか。
新婚離婚は、日本語でスピード離婚でしょうか?
昔、成田離婚なんて言葉がありましたが、もう死語でしょうね。 ご存じでない方はこちら
천부당만부당【千不當萬不當】という言葉が出てきました。
意味は、「不当千万なこと、きわめて理不尽なこと、とんでもないこと」
六文字熟語は珍しいけど、「千○萬○」という形の四字熟語はいろいろありそう。
ちょっと辞書を眺めてみたら・・・
천사만고【千思萬考】 : さまざまに思いを巡らすこと
천산만수【千山萬水】 : 多くの山と川
천자만흥【千紫萬紅】 : 色とりどりの花(の色彩)
천차만별【千差萬別】 : 物事の種類や様子にさまざまな差異があること
천신만고【千辛萬苦】 : 様々の苦労をすること
천파만파【千波萬波】 : 数多くの世の荒波
他にも、いろいろありますよ。
名詞の천만【千萬】は「数えきれないほどの数」という意味で、
副詞になると「①限りなく、重ね重ね ②とても、まったく」だそうです。