Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

佐原

2014年07月15日 | Weblog

 
 

佐原の大際は国の重要無形民族文化財に指定されていて、祭りは夏と秋の二
回行われる。今年の夏祭りは7月11日(金)から13日(日)までの三日間だった
。カミサンはここ数年は毎夏知人と行っていたのだけれど、どういう風の吹き回
しか今年はEdも一緒に行こうと誘われた。


                                           

佐原は家から左程遠くないし、バイク仲間とはツーリングで黒蕎麦を食べに何
度も行ったけれど、ついぞ祭り見物には行ったことがない。車では道路が混雑
するし、酒も呑めないので当然ながら電車である。


最初は4人の予定だったが、一人は都合がつかなくなって結局3人になった。
小林駅を3時10分の成田行きに乗り、成田で銚子行きに乗り換えた。ローカル
だから空いていて、成田を発車すると同時に缶ビールや缶チューハイを開けて
佐原までの道中は軽い酒盛りである。^^!


これが恒例の最初の楽しみだそうで、佐原に着くころはホロ酔い加減である。
駅から5、6分歩いて町の真ん中を流れる小野川縁に出た。両岸は柳並木の
遊歩道になっていて所どころに店が並んでいる。焼き鳥と生ビールを売ってい
る店先にビール・ケースを置いただけの椅子があったので3人で腰かけて焼き
鳥を食べながら二回目の酒盛り。(笑)


西日が丁度良い具合に店の陰に隠れて涼しく、ようやく賑やかになり始めた通
りを眺めながら暫し談笑して過ごした。ビールを2杯ほど空けたころ、山車が今
どの辺りに居るのか店の人に訊ねたら、高校の前辺りに集まって待機中だとい
う。あまり混まないうちに写真を撮りたかったので、酒屋は早々に切り上げて会
場に向かった。


                                          

夏の大祭は山車が10台で、小野川の西縁を巡回するらしい。近付くと道路の
両側には綱を張って見物客は道路に中へ入れないようにしてあったが、未だ
巡航が始まる前だったので我々は道の真ん中に入れて貰った。


山車はかなり大きなもので、木彫りの大きな人形が乗っている。山車の二階部
分に十数人人が乗っていて笛や鼓、太鼓、鐘などで佐原囃子を演奏している。
各山車の前では夫々の町内会毎の半被を来た若い娘さんたち20人くらいが囃
子に合わせて艶やかに踊っている。スピーカーなど一切使わない生演奏だから
騒々しさがなく、昔の祭りそのものの優雅さを感じる。こういう伝統的な祭りは
日本人の心に懐かしさと安らぎを与えてくれるものらしい。


                                          

山車が動き出すのは7時頃からだということだったので、我々は少し早いけれ
ど引き上げることにした。カミサンがここへ来る前からの希望で、夜は鰻のかば
焼きを食べながら日本酒が呑みたい、といことだったから鰻のメニューがある店
を適当に選んで入った。田舎の割烹につき、鰻も固くて美味くなかったけれど、
喧騒を避けて静かな処でゆっくり酒を呑めたのは良かった。

・・・が、締めて1万3千円也!
今回、カミサンがEdを誘ったのにはワケがあったのだ。(ヤレ、ヤレ・・・)

 
 
 
 



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