勝手口のアルミ・ドアに付いているドア・クローザーは外付けである。築25年に
もなれば風雨に曝されて大抵のものは傷んでくる。
少し前からドア・クローザーの動きが渋くなっていた。ドア・クローザーは扉を90
度(直角)を超えて開くとリンクの働きでローラーがカム山を乗り越え、扉を開いた
位置に止めておく機構になっている。
長年放ったらかしにしておいたものだから、このリンクの部分が錆びてしまい
ローラーが動かなくなっていたらしい。先日、扉を解放しておこうと大きく開いた
ら、”バチッ”という嫌な音がしてリンクの固定部分(ビス2本で木枠に固定して
ある)が根こそぎ抜けてしまった。><!
これはドア・クローザーを一式全交換だな・・・と覚悟していたのだけれど、日曜
日脚立に乗ってよく調べてみたら、リンクが錆びているだけで本体のオイル・シ
リンダーそのものが壊れた訳ではないことが分かった。なのでスッポ抜けてしま
ったビス(木ネジ)を少し長いものに交換することにした。
近くのDIYに行く前に錆びついたリンク部品のヒンジやローラーにCRCを十分吹
き付けておいた。適当な長さのビスを買って戻ってきたらヒンジもローラーも動き
がスムーズになっていた。長いビスを使って元の位置にヒンジ端の固定ブラケット
を取り付けたら、ドア・クローザーは何事もなかったかのように正常に作動した。
錆びに懲りて、ヒンジとローラー部分にはグリースをたっぷり塗布しておいた。