Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

自立心

2014年07月11日 | Weblog

                 

昨日、帰りの電車の中でのこと。若い母親と5才くらいの女の子が乗ってきて、
二人でドアの傍に立っていた。それほど混んではいなかったのだけれど、座席
は殆ど他の客で占められていた。


女の子は立ったまま両手でゲーム機と戦っている風だったから、壁に寄りかか
っていた。電車が次の駅に着いたとき、立っているEdの前の席が空いた。やや
狭いスペースだしEdはあと二駅で降りるのでそのまま立っていた。母親が女の
子に小声で「ホラ、あそこの席が空いてるよ」と云うと、すかさず母親から離れて
一人でEdの前の席にやって来た。


見ていると、未だ背も小さいので最初は前向きで座席によじ登るようにして坐
り、それからキチンと靴を脱いで床に並べた。それからまたゲームの続きに夢
中になっていたが、暫くするると離れて立っている母親と小声で二言三言何か
喋っていたが、自分の小さな手提げを渡してもらい、中に入っていたマスコット
人形の付いたケースにゲーム機を収めていた。


あまりに可愛らしくて全てがシッカリしていたので、つい見惚れてしまった。近
頃は親が傍に付いていなければ何にもできない甘ったれのガキしか居ないと
思っていたが、こうして上手に子供を育てている賢い親もいるのだなあ・・・と
感心してしまった。


                                           

それにつけても、叱られて泣きわめくガキのような兵庫県議には、呆れるという
よりあっけにとられてしまったけれど、議員と名が付く連中は国、大都市、地方
を問わずお粗末な人間ばっかり揃っているものである。そういう者を選んでいる
我々国民もまた、もっとお粗末だということだろうな・・・


日本人は大人になれなかった人間ばかりなのかもしれない(トホホ・・・)