Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

Routine

2014年05月20日 | Weblog

              

通勤は一般に毎日同じ時間に同じルートを使う。そうすると自分の周囲で見かけ
る何人かの他人は何時しか顔を憶えてしまう。自分だけが見知っているだけだか
ら、相手までこちらを意識しているかどうかは分らない。勿論互いに話しかけたり
はしないから、いずれそのまま忘れてしまうだけの関係である。^^!


Edの住んでいる辺りは農村地帯である。早朝散歩で行き交う知らない他人とは
お互いに挨拶を交わす。小学生は皆揃って「おはようございます!」と大きな声
で云って通り過ぎる。声を掛けあうだけで見知らぬ他人同士でも何となく好意を
感じるのは何故だろう。逆に出逢ってもムスッと黙って通り過ぎる相手にはとも
すると敵愾心を感じたりする。


Edの乗車駅はローカルなのでまだ朝はスカスカで座席の奪い合いはない。^^!
そういうわけで毎日近くで顔を合わせる他人は数人に過ぎないから、顔だけは
大抵見知っている。


最初の乗り換え駅は我孫子で、始発電車に乗る。我孫子までくると人の数が増
えるから、Edの顔見知りになる他人は特徴のある方だけになる。毎日大きなバ
ッグとリュックを背負い二人分の座席を占領するオジサンがいる。昔のカールの
宣伝に出てくる髭面の百姓のオジサン似ているので、直ぐ憶えてしまった。見な
いと「どうしたのかな・・・」と気になる他人である。(笑)


途中駅の柏から乗ってくる背の高いスラリとした40からみの女性は、必ずEd
が座っている前に来て立つ。別にEdのことを気に入っている訳では勿論ない。
Edが3駅先の新松戸で席を立つのを憶えているのだ。動きはオットリしていて
も、案外抜け目のない女性なのかもしれない。^^!


新松戸で電車を待つ同じ列で必ず会う若い女性がいる。Edも列に並ぶけれど
最初の電車を一本やり過ごして列の先頭に立ち、次の電車を待つ。彼女もEd
と同じことをするのでいつの間にか顔を憶えてしまった。


三つ目の乗り換え駅、武蔵浦和では下車駅が同じ南古谷のオバサンと一緒に
なる。駅の改札を出てからづっとEdと同じ道筋を歩くので、何だか一緒に職場
に向かう同僚のような気がしてくる。
尤も彼女の方は知らん顔してEdと反対側
の歩道をすまして歩いているのだけれど・・・^^!


面識はあっても多分話すことは決してない面白い関係である。