Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

生命

2014年05月13日 | Weblog

                 

どうにもこうにも親猫ミーのことが気になって仕方が無い。このまま放っておいて
子猫が沢山生まれたら、どうすることもできない。どうせ処置するなら早いほうが
よい・・・と思い定めて、動物病院へ連れて行くことにした。勤め先には申し訳な
いが今日になって急な休みを頂いた。


ミーは我々にかなり馴れてきたので大人しくケージに入ってくれるか、と思った
がイザ抱こうとしたら警戒して逃げてしまう。仕方なく皮手袋をはめて捕まえた
けれど、フーの時と同様激しく抵抗し、また手を咬まれた。今回は右手の人差
し指に牙による切り傷で出血が多い。前回ばい菌が入って懲りたので、水道で
十分流しながら傷口から血が出なくなるまで血を押し出し、更に消毒薬で洗浄
して絆創膏で止めた。


幸い病院は空いていて30分ほど待たされただけで直ぐ診てもらえた。例によっ
てミーも網袋に入れられて押さえ込まれ、先生が触診したあと超音波内視装置
で体内を調べた。Edにはよく判らないけれど先生は「妊娠しています。胎児はも
う3、4cmほどに育っています」という。可哀そうだけれど、避妊手術と同時に中
絶してもらうことにした。人間の勝手で動物の命を奪ってしまうことに心が痛むけ
れど仕方が無い。更にノラを増やすこともまた無責任である。


手術の予定日に合わせてもう一度ミーを捕まえることの困難を話し、何とかこの
まま預かってもらって2、3日中に手術して貰えないかと、お願いしてみた。先生
は予定表を見直して下さり、「何とか金曜日にやって上げましょう」と引き受けて
くれた。ありがたい、これでまた怪我をしなくで済む・・・


動物病院から戻ってホッとしたのは事実だけれど、何となく罪悪感が残って心は
晴れない。嫌なものである。