テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 華の都の建築見聞録 ~

2009-02-06 12:41:22 | ブックス
 強風ブンブンの東京は多摩地方から、こんにちは、ネーさです。

「けほこほッ、
 かぜにィとばされそォなァ、テディちゃでスゥ~」

 ロンドンでは先日大雪が降ったそうですが、
 ドーバー海峡を隔てたこちらのお国はどうだったのでしょう?
 はい、本日ご紹介いたしますのは、この一冊です♪


 
        ―― 図説 パリ 名建築でめぐる旅 ――



 著者は中島智章さん、’08年12月に発行されました。
 題名の通り、豊富な写真と図版で
 パリ市内と近郊の名建築&記念碑的建築物をガイドしてくれる
 ヴィジュアルな御本です。

「むむッ! 
 これッ、このおうちィ!
 みたことあるゥでスよッ」

 そうですね。
 お家ではなくて、
 映画やTVの映像でしばしば紹介される寺院、お城が、
 数え切れないほど掲載されています。
 いかめしい古代ローマ期の遺跡に始まり、
 ページが進むにつれ、
 ゴシック、ルネサンス、
 バロック、そしてロココ……
 ふぅ、優美なロココ様式にはホッとさせられます。

「きらきらァしててェ、きゃわゆいィでスよッ♪」

 ことさら興味深く感じられたのは、
 《幻視の建築》の章――
 実際に造成するのはちょっと無理な
 『図面の上でだけ成立する理想の建築』を、
 《幻視の建築》というのだそうです。
 建築家さんのイマジネーションが炸裂しそうで、
 面白そうじゃありませんか♪

「つくりたいほうだいィ、なのでスゥ~!
 とんてんかんッ♪」

 賑やかなパリの町中や、
 人通りの激しい道路や広場に面した建物、
 観光名所ともなっている教会。
 これらは世界遺産に登録されている
 立派な文化財でもあります。
 世界遺産マニアさん、
 古建築マニアさんには、
 垂涎の物件でしょう。

 近代の名建築であるエッフェル塔や、
 アールヌーヴォー、
 アールデコの建物、
 皇帝さんたちの都市計画まで、
 広い視点で捉えられた
 分かりやすい《建築と歴史》の御本、
 建築好きさん、
 パリ大好きさんにも、お奨めですよ!

「おしろにィ、すみたくゥなッちゃッたッ♪」

 お、お城!?!

「えッふぇるとうでもォ、いいなッ♪」

 ……エッフェル塔はアパルトマンじゃありません!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« HappyなFree カード♪ | トップ | パンダテディ。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブックス」カテゴリの最新記事