「こんにちわッ、テディちゃでス!
およよッ! ぽるとがるゥがッ!」
「がるる!ぐーるる!」(←訳:虎です!ガーナが!)
こんにちは、ネーさです。
今日もW杯の報道がすごくて、つい見たり読んだりしちゃいましたけれど、
ハーフタイムは、さあ、読書タイムで!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 猫は神さまの贈り物 《小説編》 ――
編者は山本容朗(やまもと・ようろう)さん、2014年5月に発行されました。
1982年に刊行された『猫は神さまの贈り物』を改訂改題したこの御本は、
題名から分かってしまいますよね……
愛猫家さんのための、アンソロジー!
「にゃんこォ、でスかァ~」
「ぐぅーるぅーがっるるるる~…」(←訳:ミャーミャー言ってますか~…)
ええ、表紙を捲れば、
ミーミーニャーニャーと、
鳴き声が聞こえてくる御本、なのですが。
名編集者であったという、編者・山本さんの選球眼ならぬ選猫眼は、
ちょこっと変わりダネのニャンコ・アンソロジーを
誕生せしめました。
「かわりだねッ??」
「がるる?」(←訳:どこが?)
御本に収録されている作品の飼い主、
じゃなくて書き手さんたちは(収録順に)、
森茉莉さん、吉行理恵さん、
室生犀星さん、佐藤春夫さん、
小松左京さん、梅崎春生さん、
宮沢賢治さん、金井美恵子さん、
星新一さん。
宮沢賢治さんの『どんぐりと山猫』は有名ですよね。
でも、他の作品は……けっこうマニアック!
「あッ、こまつさんッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:星新一さんも!)
ええ、小松さんと星さん、
お二人の作品がこの御本の“異色”度合いを
ググッと高めています。
小松左京さん著『猫の首』は
おそらく近未来を舞台にした物語――
生まれてまだ一ヶ月の、可愛い仔猫。
飼い主さん一家は仔猫を、
近隣の目に触れぬよう、
ミーという声も聞きつけられぬよう、
大事に大事に……
というより秘密裡に、こっそりと育てています。
「なぜェ、ひみつゥ?」
「がるぐっるる?」(←訳:なぜこっそり?)
その理由が明かされるラストは、
まさに小松さんらしさ全開!
星新一さんの作品『ネコ』も、
いかにも星さん!な極上の掌編です♪
きっと、いえ、絶対、
ニャンコ好きさんはこの作品にうっとりしちゃうと思うのよね~♪
「ますますゥ、にゃんこォ、すきになるゥ~!」
「ぐるるるがぅるるるぐるる!」(←訳:我が家のニャンコに頬擦り!)
揺れるシッポのようにヒネくれた?変わりダネ系の猫アンソロジー、
ニャンコを愛する活字マニアさんは必読ですよ♪
なお、『猫は神さまの贈り物 エッセイ編』も刊行されていますので、
そちらもぜひ一読を!
およよッ! ぽるとがるゥがッ!」
「がるる!ぐーるる!」(←訳:虎です!ガーナが!)
こんにちは、ネーさです。
今日もW杯の報道がすごくて、つい見たり読んだりしちゃいましたけれど、
ハーフタイムは、さあ、読書タイムで!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 猫は神さまの贈り物 《小説編》 ――
編者は山本容朗(やまもと・ようろう)さん、2014年5月に発行されました。
1982年に刊行された『猫は神さまの贈り物』を改訂改題したこの御本は、
題名から分かってしまいますよね……
愛猫家さんのための、アンソロジー!
「にゃんこォ、でスかァ~」
「ぐぅーるぅーがっるるるる~…」(←訳:ミャーミャー言ってますか~…)
ええ、表紙を捲れば、
ミーミーニャーニャーと、
鳴き声が聞こえてくる御本、なのですが。
名編集者であったという、編者・山本さんの選球眼ならぬ選猫眼は、
ちょこっと変わりダネのニャンコ・アンソロジーを
誕生せしめました。
「かわりだねッ??」
「がるる?」(←訳:どこが?)
御本に収録されている作品の飼い主、
じゃなくて書き手さんたちは(収録順に)、
森茉莉さん、吉行理恵さん、
室生犀星さん、佐藤春夫さん、
小松左京さん、梅崎春生さん、
宮沢賢治さん、金井美恵子さん、
星新一さん。
宮沢賢治さんの『どんぐりと山猫』は有名ですよね。
でも、他の作品は……けっこうマニアック!
「あッ、こまつさんッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:星新一さんも!)
ええ、小松さんと星さん、
お二人の作品がこの御本の“異色”度合いを
ググッと高めています。
小松左京さん著『猫の首』は
おそらく近未来を舞台にした物語――
生まれてまだ一ヶ月の、可愛い仔猫。
飼い主さん一家は仔猫を、
近隣の目に触れぬよう、
ミーという声も聞きつけられぬよう、
大事に大事に……
というより秘密裡に、こっそりと育てています。
「なぜェ、ひみつゥ?」
「がるぐっるる?」(←訳:なぜこっそり?)
その理由が明かされるラストは、
まさに小松さんらしさ全開!
星新一さんの作品『ネコ』も、
いかにも星さん!な極上の掌編です♪
きっと、いえ、絶対、
ニャンコ好きさんはこの作品にうっとりしちゃうと思うのよね~♪
「ますますゥ、にゃんこォ、すきになるゥ~!」
「ぐるるるがぅるるるぐるる!」(←訳:我が家のニャンコに頬擦り!)
揺れるシッポのようにヒネくれた?変わりダネ系の猫アンソロジー、
ニャンコを愛する活字マニアさんは必読ですよ♪
なお、『猫は神さまの贈り物 エッセイ編』も刊行されていますので、
そちらもぜひ一読を!
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