「こんにちわッ、テディちゃでスッ!
やたッ! じゅうにィれんしょうゥ~♪」
「がるる!ぐるがっるる~!」(←訳:虎です!快勝だったよ~!)
こんにちは、ネーさです。
12連勝で1月を〆た我らがユヴェントス、
どうか2月もこの調子で!
リーグ首位奪取&CL8強へ勝ち抜けを祈願しながら、
さあ、読書タイムも全力で行きますよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 勝手に! 文庫解説 ――
著者は北上次郎(きたがみ・じろう)さん、2015年9月に発行されました。
活字マニアさん、ことに文庫ミステリ好きな諸氏を
にやり♪とさせること必定のブックガイドです。
「かッてにィ、つッぱしッてみましたでス!」
「ぐっるるるがる?」(←訳:きっかけはお酒?)
御本の冒頭、『はじめに』で説明されているところでは……
始まりは、飲み会でのお喋りだったそうです。
編集者さんや知人の評論家さんたち12人と、
定期的に行っている飲み会。
骨の髄から本が好きな方々の集まりですから、
話題は、もちろん、本。
何か賞を作ろうか、という話になったり、
本の帯コピーを考えてみたり。
「くひゃひゃッ♪たのしそうゥ~♪」
「がるるぐるぅ~!」(←訳:良い会だなぁ~!)
その席で、文庫解説の話が出ました。
文庫の解説というものは、
書きたいと思っても注文がこないと書けない、
依頼が来るかなあと待っていても、
残念ながら来ないことも少なくない
と北上さんが言えば――
じゃあ、
依頼される前に勝手に書いちゃえばいいじゃないですか
と誰かが応えて、
「すたーとォ、しましたッ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:勝手に文庫解説!)
かくして、依頼されてもいないのに
勝手に文庫本の解説をしてしまう『勝手に文庫解説』は、
雑誌連載を経て、
こうして文庫本となりました。
誕生の経緯がちょっと変わり種だからでしょうか、
著者・北上さんの解説も、
ちょこっとばかり変わり種で、
クセがあります。
「おもいいれェ、たッぷりィ!」
「がるーるぅるる!」(←訳:エモーショナル!)
依頼があるか否かなんて大切じゃない、
この作品について語りたいから、書く!
というような、パッションに突き動かされての“解説”です。
作品それぞれに抱く、
そうなんだよ!
俺はこういう本が読みたかったんだ!
という、熱気が弾けます。
「ついついィ、かんじょうゥいにゅうゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:愛情爆発!)
第一部・日本の小説編では、
《新宿鮫》シリーズ、
山本幸久さんの『凸凹デイズ』、
沢木耕太郎さんの『波の音が消えるまで』他、
第二部・海外の小説編では、
クレイグ・ホールデンさんの『夜が終わる場所』、
ロバート・ドレイパーさんの『ハドリアヌスの長城』、
ジョージ・R・R・マーティンさんの『氷と炎の歌』他、
計30編の解説と作品リスト、
そして、
池上冬樹さん、大森望さん、杉江松恋さん、北上次郎さんたち
解説スペハリストが集結しての
『文庫解説スペシャル座談会』が
巻末に収録されています。
「ざだんかいィもォ~、あちちィ!」
「がるるる!」(←訳:熱々談義!)
この御本で紹介されている文庫本の中には、
既に入手困難となっている作品もあります。
が、著者・北上さんはそんな一冊を手に取っては
想いを巡らせるのです――
今やすっかり忘れられている作家でも、
その書名を聞くだけで
それが翻訳された時代をありありと思いだすから、
本は素晴らしい。
「ふァいィ! わきゃりまスゥ!」
「ぐるぐる!」(←訳:うんうん!)
リミッターなしの、
書物への愛情。
活字マニアを自認する御方なら、
これ読んでみたいな♪と書名をメモしたくなる作品が
きっと見つかるに違いない貴重な“解説”本です。
ぜひぜひ、一読を~!
やたッ! じゅうにィれんしょうゥ~♪」
「がるる!ぐるがっるる~!」(←訳:虎です!快勝だったよ~!)
こんにちは、ネーさです。
12連勝で1月を〆た我らがユヴェントス、
どうか2月もこの調子で!
リーグ首位奪取&CL8強へ勝ち抜けを祈願しながら、
さあ、読書タイムも全力で行きますよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 勝手に! 文庫解説 ――
著者は北上次郎(きたがみ・じろう)さん、2015年9月に発行されました。
活字マニアさん、ことに文庫ミステリ好きな諸氏を
にやり♪とさせること必定のブックガイドです。
「かッてにィ、つッぱしッてみましたでス!」
「ぐっるるるがる?」(←訳:きっかけはお酒?)
御本の冒頭、『はじめに』で説明されているところでは……
始まりは、飲み会でのお喋りだったそうです。
編集者さんや知人の評論家さんたち12人と、
定期的に行っている飲み会。
骨の髄から本が好きな方々の集まりですから、
話題は、もちろん、本。
何か賞を作ろうか、という話になったり、
本の帯コピーを考えてみたり。
「くひゃひゃッ♪たのしそうゥ~♪」
「がるるぐるぅ~!」(←訳:良い会だなぁ~!)
その席で、文庫解説の話が出ました。
文庫の解説というものは、
書きたいと思っても注文がこないと書けない、
依頼が来るかなあと待っていても、
残念ながら来ないことも少なくない
と北上さんが言えば――
じゃあ、
依頼される前に勝手に書いちゃえばいいじゃないですか
と誰かが応えて、
「すたーとォ、しましたッ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:勝手に文庫解説!)
かくして、依頼されてもいないのに
勝手に文庫本の解説をしてしまう『勝手に文庫解説』は、
雑誌連載を経て、
こうして文庫本となりました。
誕生の経緯がちょっと変わり種だからでしょうか、
著者・北上さんの解説も、
ちょこっとばかり変わり種で、
クセがあります。
「おもいいれェ、たッぷりィ!」
「がるーるぅるる!」(←訳:エモーショナル!)
依頼があるか否かなんて大切じゃない、
この作品について語りたいから、書く!
というような、パッションに突き動かされての“解説”です。
作品それぞれに抱く、
そうなんだよ!
俺はこういう本が読みたかったんだ!
という、熱気が弾けます。
「ついついィ、かんじょうゥいにゅうゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:愛情爆発!)
第一部・日本の小説編では、
《新宿鮫》シリーズ、
山本幸久さんの『凸凹デイズ』、
沢木耕太郎さんの『波の音が消えるまで』他、
第二部・海外の小説編では、
クレイグ・ホールデンさんの『夜が終わる場所』、
ロバート・ドレイパーさんの『ハドリアヌスの長城』、
ジョージ・R・R・マーティンさんの『氷と炎の歌』他、
計30編の解説と作品リスト、
そして、
池上冬樹さん、大森望さん、杉江松恋さん、北上次郎さんたち
解説スペハリストが集結しての
『文庫解説スペシャル座談会』が
巻末に収録されています。
「ざだんかいィもォ~、あちちィ!」
「がるるる!」(←訳:熱々談義!)
この御本で紹介されている文庫本の中には、
既に入手困難となっている作品もあります。
が、著者・北上さんはそんな一冊を手に取っては
想いを巡らせるのです――
今やすっかり忘れられている作家でも、
その書名を聞くだけで
それが翻訳された時代をありありと思いだすから、
本は素晴らしい。
「ふァいィ! わきゃりまスゥ!」
「ぐるぐる!」(←訳:うんうん!)
リミッターなしの、
書物への愛情。
活字マニアを自認する御方なら、
これ読んでみたいな♪と書名をメモしたくなる作品が
きっと見つかるに違いない貴重な“解説”本です。
ぜひぜひ、一読を~!
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