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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 天使、巡回す。 ~

2022-04-01 22:37:30 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 あさからァ~ぷふふッ♪」

「がるる!ぐるるがるるっるるる!」(←訳:虎です!皆さんガンバってます!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日は4月1日……

 SNSでは法螺吹き合戦が燃え上がっていますね。

 『呪術廻戦 アニメ公式』さんや、

 『ファミマ』さんの《ファミチキフラッペ》には笑ったわ♫

 海外ではどんな騒ぎになってるのかしら?とニヤリとしながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  

 

 

    ―― フェルメール 生涯と全作品 ――

 

 

 宝島社のTJムックは2022年2月に発行されました。

 現在、東京都美術館で開催されている

 『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』の関連本、ですね。

 

「とうきょうはァ、あさッてェまでッ!」

「ぐるがる~!」(←訳:次は札幌~!)

 

 ええ、そうなんですよ。

 東京での展覧会会期は、4月3日まで。

 その後、

 札幌の道立近代美術館にて4月22日~6月26日、

 大阪の大阪市立美術館にて7月16日~9月25日、

 仙台市の宮城県美術館にて10月8日~11月27日、

 というスケジュールで各地を巡回する予定です。

 

 そして、

 ほぼ一年間、ここ日本に滞在する

 ドレスデン国立古典絵画館所蔵の名品たちの中で、

 ”座長”的な役どころを担っているのは、

 いうまでもなく、

 ヨハネス・フェルメールさんの

 『窓辺で手紙を読む女』(1657~59年頃)。

 

「しゅうふくゥされたらァ~…」

「がぅーるっるぐる!」(←訳:キューピッド出現!)

 

 このムック本でも

 壁の下に塗りこめられていたキューピッドくんが

 大いに注目を集めていますよ。

 

 1979年にレントゲン撮影をした時点で、

 キューピッドくんが“そこにいる“ことは

 判明していました。

 

 修復が完了し、

 壁に塗りこめられていたキューピッドくんが帰還して、

 全体の汚れも取り除かれた画面は、

 色調も、構成も、印象も変わって、

 以前とは別の作品のよう……。

 

「みすてりあすゥ!」

「ぐるるがっるる!」(←訳:寓意がいっぱい!)

 

 本文は、

 《怖い絵》シリーズで知られる中野京子さんへの

 『窓辺で手紙を読む女』についての

 スペシャルインタビュー、

 フェルメールさんの43年の生涯を辿る、

 フェルメールさんの全作品の紹介&解説、

 などの定番とも言える内容ですが、

 図版は大きく、

 印刷の精度も高くて、

 アート好きな方々に

 おすすめのムック本です。

 

 現存するフェルメールさんの作品から、

 いちばん好きな一作を選べ、

 と言われたら……

 私ネーさのベストは

 『真珠の首飾りの少女』(1665~66年頃)

 なのですけれども、

 さて、貴方のベストワンは?

 

「てんもんッがくしゃッ!」

「がるぐる~!」(←訳:絵画芸術~!)

 

 キューピッドくんの待つ展覧会に、

 もう行ったわ!

 という御方も、

 これから行く予定です!

 という方々も、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪