「こんにちわッ、テディちゃでス!
ひまわりィ~きましたでスゥ~♪」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!黄色がいいよね!)
こんにちは、ネーさです。
週が明け、花屋さん店頭の主役は、
シャクヤクからヒマワリへと一変しました。
周囲がパッ♫と華やぐ
明るい色合いに圧倒されながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 青矢先輩と私の探偵部活動 ――
著者は喜多喜久(きた・よしひさ)さん、
2020年12月に発行されました。
前回記事ではどっしりヘヴィな
北欧ミステリをご紹介いたしましたが、
こちらはライトで凸凹な
ジャパニーズミステリ作品です。
「きせつはァ、さくらッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:入学式です!)
春。
夢と希望を胸に抱き、
晴れて桜永(さくらなが)市立
桜永第二中学校の一年生となった
森崎美玖(もりさき・みく)さんは、
けれども。
入学式の直後に、
夢も希望も
打ち砕かれることとなりました。
「なッ、ないィ~ッ!」
「がるるぅ!」(←訳:嘘だあぁ!)
先生が配ったプリントの束の中には、
部活動への入部届があって、
運動系、文化系、
いろ~んな部の一覧表も添えられています。
美玖さんは、
吹奏楽部や合唱部、
書道部、美術部など
文科系のリストに見入り……見入り……
あれれっ?
ない!
「ふァ? どッ、どうしましたかッ?」
「ぐるがるる?」(←訳:何がないの?)
探偵部が、ない……。
ええ、実は美玖さん、
探偵部に入りたくて、
この桜永第二中学校に入学したんです。
それが、ない……!
先生に訊ねてみれば、
3年前に部員不足で
廃部になったんだ、と
あっさりした答えが。
「むゥ~んッ! かわいそうゥ!」
「がるる……」(←訳:悲劇だ……)
あまりの事実に、
もう、ぺしゃんこ。
へこみまくっていた美玖さんでしたが、
叔母・令奈(れいな)さんと話すうち、
やる気を取り戻してゆきます。
そう!
無いなら作ろう!
復活させよう探偵部!
「だよねッ!」
「ぐるがるるるぅ!」(←訳:そう来なくちゃ!)
ただ問題は。
部員をかき集め、
探偵部再興に成功したとしても。
名探偵は、どこ?
「それはァだいじィでス!」
「がるるぅ!」(←訳:肝でしょ!)
名探偵なしの探偵部なんて、
有り得ない。
でも、名探偵って、
そこらへんにゴロゴロ転がって……
ないわよね?
「ないィでスゥ!」
「ぐるっるるるるがる!」(←訳:転がってる方がヘン!)
その難問は、
ひょんなことから解決されます。
部員集めの活動中、
美玖さんが知合ったのは、
高校一年生の
青矢理生斗(あおや・りおと)さん。
頭脳は天才的!
武道も出来ちゃう!
性格は狷介(けんかい)!
と、どこをとっても
名探偵にはうってつけ?
「くすくすッ!」
「がっるぅぐる~!」(←訳:笑っちゃダメ~!)
美玖さんの夢と希望は、
はたして完全復活する、んでしょうか?
美玖さんと、
“名探偵”青矢先輩が織りなす
5話から成る学園ミステリは、
ミステリ好きさんに、
青春モノを楽しみたい方々にも
おすすめです。
ぜひ、一読してみてくださいね♪
ひまわりィ~きましたでスゥ~♪」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!黄色がいいよね!)
こんにちは、ネーさです。
週が明け、花屋さん店頭の主役は、
シャクヤクからヒマワリへと一変しました。
周囲がパッ♫と華やぐ
明るい色合いに圧倒されながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 青矢先輩と私の探偵部活動 ――
著者は喜多喜久(きた・よしひさ)さん、
2020年12月に発行されました。
前回記事ではどっしりヘヴィな
北欧ミステリをご紹介いたしましたが、
こちらはライトで凸凹な
ジャパニーズミステリ作品です。
「きせつはァ、さくらッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:入学式です!)
春。
夢と希望を胸に抱き、
晴れて桜永(さくらなが)市立
桜永第二中学校の一年生となった
森崎美玖(もりさき・みく)さんは、
けれども。
入学式の直後に、
夢も希望も
打ち砕かれることとなりました。
「なッ、ないィ~ッ!」
「がるるぅ!」(←訳:嘘だあぁ!)
先生が配ったプリントの束の中には、
部活動への入部届があって、
運動系、文化系、
いろ~んな部の一覧表も添えられています。
美玖さんは、
吹奏楽部や合唱部、
書道部、美術部など
文科系のリストに見入り……見入り……
あれれっ?
ない!
「ふァ? どッ、どうしましたかッ?」
「ぐるがるる?」(←訳:何がないの?)
探偵部が、ない……。
ええ、実は美玖さん、
探偵部に入りたくて、
この桜永第二中学校に入学したんです。
それが、ない……!
先生に訊ねてみれば、
3年前に部員不足で
廃部になったんだ、と
あっさりした答えが。
「むゥ~んッ! かわいそうゥ!」
「がるる……」(←訳:悲劇だ……)
あまりの事実に、
もう、ぺしゃんこ。
へこみまくっていた美玖さんでしたが、
叔母・令奈(れいな)さんと話すうち、
やる気を取り戻してゆきます。
そう!
無いなら作ろう!
復活させよう探偵部!
「だよねッ!」
「ぐるがるるるぅ!」(←訳:そう来なくちゃ!)
ただ問題は。
部員をかき集め、
探偵部再興に成功したとしても。
名探偵は、どこ?
「それはァだいじィでス!」
「がるるぅ!」(←訳:肝でしょ!)
名探偵なしの探偵部なんて、
有り得ない。
でも、名探偵って、
そこらへんにゴロゴロ転がって……
ないわよね?
「ないィでスゥ!」
「ぐるっるるるるがる!」(←訳:転がってる方がヘン!)
その難問は、
ひょんなことから解決されます。
部員集めの活動中、
美玖さんが知合ったのは、
高校一年生の
青矢理生斗(あおや・りおと)さん。
頭脳は天才的!
武道も出来ちゃう!
性格は狷介(けんかい)!
と、どこをとっても
名探偵にはうってつけ?
「くすくすッ!」
「がっるぅぐる~!」(←訳:笑っちゃダメ~!)
美玖さんの夢と希望は、
はたして完全復活する、んでしょうか?
美玖さんと、
“名探偵”青矢先輩が織りなす
5話から成る学園ミステリは、
ミステリ好きさんに、
青春モノを楽しみたい方々にも
おすすめです。
ぜひ、一読してみてくださいね♪