「こんにちわッ、テディちゃでス!
うごかないィけどォ、うごきそうゥ??」
「がるる!ぐるるるがるるぅ!」(←訳:虎です!ハウルのお城だぁ!)
こんにちは、ネーさです。
愛知県にオープン予定の《ジブリ・パーク》、
新たな完成イメージが発表されましたね♪
首を長~くして来年秋の開園を待ちながら、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~!

―― ダーウィンが愛した犬たち ――
著者はエマ・タウンゼンドさん、
原著は2009年に、
画像の日本語版は2020年12月に発行されました。
英語原題は『Darwin's Dogs』、
『進化論を支えた陰の主役』と
日本語副題が付されています。
「あはァ! しんかろんのォ、おじさんッでスねッ!」
「ぐーるるるるがる!」(←訳:ビーグル号の冒険!)
チャールズ・ロバート・ダーウインさん(1809~1882)。
ダーウインさんの業績の中で
最も知られているのは、
ええ、やはり、
生物の進化についての論文『種の起源』を
著したことでしょうか。
イギリス海軍の測量船ビーグル号の一員として、
ダーウィンさんが訪ねた南米の各地、
ニュージーランド、オーストラリア、
モーリシャス諸島……
中でも、ガラパゴス諸島の島ごとに
異なる特徴を持つフィンチたち、
ゾウガメたちは、
『種の起源』執筆のヒントになった、と
言われていますが。
著者・タウンゼンドさんは、
英国人らしいユニークな視点から
従来の説とは別の、
新たな『種の起源』の陰の主役たちの存在を
探ってゆきます。
「それがァ、わんこッ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:底なしのワンコ愛!(
ビーグル号の航海は、
1831年の12月にプリマスを出発し、
1836年10月のファルマス帰港までの、
およそ5年間。
けれども、
ダーウィンさんの身辺には、
5年では到底足りないほどの、
長い月日をともに過ごした或る生きものが
居たんです。
シェラハ、スパーク、
ツァー、ピンチャー、
ニーナ、ブラン、クイズ、
ターター、ペパー、
バタートン、
そして、ポリー。
ダーウインさんの、愛犬たちです。
「わんこォだけじゃないィのでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:他にもいたよ!)
ダーウインさんの生家は
地主階級の出身でしたから、
街中にお屋敷を、
郊外には農場を持っていたようです。
馬、牛、豚、鶏など、
農場で飼育される多様な動物たちと接しながら
チャールズ少年は成長したのでした。
「もしかしたらァ、そのォころからァ?」
「がるるぐるっるるるるる!」(←訳:観察が始まってたのかも!)
犬たちへの虐待禁止!
そんな思想が行き渡ったヴィクトリア朝の英国で、
愛犬たちの表情や仕種に、
ダーウインさんが見出したものとは――
「せいめいのォ、れきしィ!」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:いや地球の歴史!)
著者・タウンゼンドさんは、
お父さんがロックバンド『ザ・フー』の
ピート・タウンゼンドさん、
自身も音楽活動をした経験あり、という
異色の経歴を持つサイエンスライターさんです。
タウンゼンドさんが描く
ダーウインさんと
最後の愛犬ポリーとのエピソードには
ほろりとさせられますよ。
ワンコ愛あふれる一冊を、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
うごかないィけどォ、うごきそうゥ??」
「がるる!ぐるるるがるるぅ!」(←訳:虎です!ハウルのお城だぁ!)
こんにちは、ネーさです。
愛知県にオープン予定の《ジブリ・パーク》、
新たな完成イメージが発表されましたね♪
首を長~くして来年秋の開園を待ちながら、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~!

―― ダーウィンが愛した犬たち ――
著者はエマ・タウンゼンドさん、
原著は2009年に、
画像の日本語版は2020年12月に発行されました。
英語原題は『Darwin's Dogs』、
『進化論を支えた陰の主役』と
日本語副題が付されています。
「あはァ! しんかろんのォ、おじさんッでスねッ!」
「ぐーるるるるがる!」(←訳:ビーグル号の冒険!)
チャールズ・ロバート・ダーウインさん(1809~1882)。
ダーウインさんの業績の中で
最も知られているのは、
ええ、やはり、
生物の進化についての論文『種の起源』を
著したことでしょうか。
イギリス海軍の測量船ビーグル号の一員として、
ダーウィンさんが訪ねた南米の各地、
ニュージーランド、オーストラリア、
モーリシャス諸島……
中でも、ガラパゴス諸島の島ごとに
異なる特徴を持つフィンチたち、
ゾウガメたちは、
『種の起源』執筆のヒントになった、と
言われていますが。
著者・タウンゼンドさんは、
英国人らしいユニークな視点から
従来の説とは別の、
新たな『種の起源』の陰の主役たちの存在を
探ってゆきます。
「それがァ、わんこッ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:底なしのワンコ愛!(
ビーグル号の航海は、
1831年の12月にプリマスを出発し、
1836年10月のファルマス帰港までの、
およそ5年間。
けれども、
ダーウィンさんの身辺には、
5年では到底足りないほどの、
長い月日をともに過ごした或る生きものが
居たんです。
シェラハ、スパーク、
ツァー、ピンチャー、
ニーナ、ブラン、クイズ、
ターター、ペパー、
バタートン、
そして、ポリー。
ダーウインさんの、愛犬たちです。
「わんこォだけじゃないィのでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:他にもいたよ!)
ダーウインさんの生家は
地主階級の出身でしたから、
街中にお屋敷を、
郊外には農場を持っていたようです。
馬、牛、豚、鶏など、
農場で飼育される多様な動物たちと接しながら
チャールズ少年は成長したのでした。
「もしかしたらァ、そのォころからァ?」
「がるるぐるっるるるるる!」(←訳:観察が始まってたのかも!)
犬たちへの虐待禁止!
そんな思想が行き渡ったヴィクトリア朝の英国で、
愛犬たちの表情や仕種に、
ダーウインさんが見出したものとは――
「せいめいのォ、れきしィ!」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:いや地球の歴史!)
著者・タウンゼンドさんは、
お父さんがロックバンド『ザ・フー』の
ピート・タウンゼンドさん、
自身も音楽活動をした経験あり、という
異色の経歴を持つサイエンスライターさんです。
タウンゼンドさんが描く
ダーウインさんと
最後の愛犬ポリーとのエピソードには
ほろりとさせられますよ。
ワンコ愛あふれる一冊を、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪