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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ほっこりな、ニャンズBOOK。

2011-08-23 23:15:35 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 涼しくなったり、夏が戻ってきたり、忙しい毎日ですわね~ふぅ~。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるる!がるぐるるがるがるる!」(←訳:虎です!まだ8月は終わらないぞ!)

 そうね、テディちゃや虎くんを見ていて思うんですけれど……
 毛皮を着こんだ子たちって、夏季はなんて苦しそうなの!
 お散歩しているワンコたちを、
 特にコーギーちゃんやテリアちゃんたちを、
 もうみーんな丸刈りのマルガリータにしてあげたいわ!

「ひいィッ! まるがりィ!」
「がるぐるがるるるーがるぅ!」(←訳:マルガリータは嫌だよぅ!)

 丸刈りといえば……この子たちも丸刈り候補ね!
 さあ、本日ご紹介いたしますのは、毛玉族にスポットライトを当てたこの一冊ですよ~!

  
 

 
             ―― 吾輩は看板猫である ――



 著者は梅津有希子さん、2011年3月に発行されました。
 看板猫……
 全世界のニャンコマニアさんたちが
 ぐぐっと身を乗り出してしまいそうな、魔法の言葉ですね!
 日本でいちばん有名な看板ニャンコというと……

「ふァいッ!
 たまえきちょうッ、でスゥ!」
「がるるぐるがるぐるる!」(←訳:みんな知ってる、たま駅長さん!)

 和歌山電鉄の名猫駅長、たまさん。
 外観から内装までニャンコ尽くしの『たま電』も運行されていて、
 現在は単なる駅長を超えた存在のたまさんですが、
 たま駅長さんの他にも、
 いるんですね、
 《看板猫》さんたちが。

 この御本には、
 昭和レトロな商店街さん、飲食店さん、雑貨店さん等、
 お店の看板を背負い、
 人間たちにメンチを切り、おっと、いえいえ、
 お客さんたちを呼び寄せる招き猫の役も務める、
 けなげなニャンコたちが勢揃いしています。

「はたらきものォ、でスねッ!」
「がる!」(←訳:偉い!)

 吾輩は看板猫である。
 血統書なぞ、見たことはない。

 と言いたげなニャンコたちは、
 殆どが、昔ながらの家族経営をしているお家の飼い猫たちです。
 大らかで、
 体重もまた大らかで、
 常連のお客さんといえど、
 愛想たっぷりに迎える、という訳ではありません。
 それなのに、
 彼ら彼女らが店頭にいるときと、いないときとでは、
 お店を照らす太陽の光の色さえ違って見える……
 ホントにワンダー&ワンダフルな生きものです。

 表紙の美男子ニャンコちゃんは、
 東京都杉並区高円寺の中華料理店『七面鳥』さんの看板猫、
 トラジロウくん。

「えッ? とらッ??」
「がるるるーぐるがるるーるる!」(←訳:なんだか親しみを感じるよー!)

 勤務時間は、『おもに夜、ときどき昼』だそうです。
 八百屋さんのニャンコも、床屋さんのニャンコも、
 銭湯のニャンコ、クリーニング店のニャンズも、
 看板猫役を担いながら、
 同時に、ごく自然に『自由』であるところが、
 好ましく、羨ましくもありますね。
 
 いつまでも、いついつまでも、逞しく、のんびりと、
 お店の入口でフテ寝していていただきたいニャンコちゃんたちの御本、
 ニャンコマニアさん、
 動物写真大好きな御方、
 昭和文化を愛する方々のも、おすすめです!

「にゃほうッ! またたびィ、くださいなッ♪」
「がるぐるる!」(←訳:マグロもね!)

 さて、御話はちょっと変わって、
 現在、環境省が『動物取扱業務の適正化』について
 パブリックコメントを受け付けています。
 私ネーさも、本日メールを送信いたしましたよ!
 ワンコ、ニャンコ、他の動物たちを愛する皆さま、
 8月27日(土)の締め切りまでに、
 ぜひメールやFAXの送信を!
 個人的には、
 『One Action for Animals』
 というサイトのページ、
 『パブリックコメントについて』がとても参考になりました。
 どうか皆さま、
 またとないこの機会に、清き御意見をお願いいたします!

「わんこォ、にゃんこォをォ!」
「ぐるるがるがる!」(←訳:どうかよろしく!)