ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

VET?

2018年06月30日 | 建設現場の女性たちの調査



息子の小学3年生の英語の問題集はなかなか難しい。

特に英単語をいれて作文する問題集は難しくて、8問中2問しかわからなくて、親のほうが辞書片手に悪戦苦闘。
20年以上前に買ったランダムハウスの巨大な辞書をだしてきて、格闘するのである。

カンボジアでも、宿題にVETって単語がでてきて、動物のお医者さんだよって息子に言われ、そうなの??

知り合いに犬ののみ取りのことを聞かれ、カナダにいるカンボジア人の友達に電話してどこの医者に連れて行ったらいい?ってきいたら、VETはね、って言われ、あ、普通の単語だったんだ・・・と、いかに日常の英語を知らないか反省するのである。


↓たまたま信号待ちで見つけたプノンペンのVET、犬が運ばれて行ってたのだ・・・



お花畑をバタフライが飛ぶのはフラッタリングで、そうかあ、飲みながらフラッタリングするっていう単語は小学3年生ですでに出てくるのだ・・・って思ったり、オスドリとめんどりとは呼び方が違うのかとか、まあ英語は難しいのである。

3ヶ国語を駆使する息子たち、えらいなあ・・・・中国語も習ってるので、頭混乱しないんだろうか?


毎夜毎夜W杯・・・

2018年06月29日 | 日本滞在



プロの仕事を見るのが好き。
この夏は、W杯をやっているせいで、毎夜起き出してサッカー観戦。

プロの仕事とはいえ、ポーランド戦はつまらなかった・・・ボール回してばっかりの最後10分くらい、時間潰ししてるのはやってる方も見てる方もつまらない。
ま、仕方ないか、次回に期待しよう。やはり全力で戦ってこそのサッカー。

ベテランどころがでなかったのも、ちょっと残念。
というのは、偶然、子供が一時保育通っている横にある小学校(乙木小学校)を通ると、サッカー香川選手出身校、と横断幕が。
知らなかったのだが、香川選手は神戸市垂水区出身、うちからすぐにある乙木小学校出身だった。(歩いて3分ほど、でも学区の関係で子供はこの小学校には通ってない)

↓下の子も、幼稚園の頃から夢中になれることがあるといいんだけれど?




今回の初戦で、キックオフ後すぐにゴールを決めて、超カッコよかった香川選手。小学校入学前に阪神大震災を経験したそうで、すぐ近くにいたのだなあ・・・。次回はぜひ活躍してほしいな、子供達にも大人にも夢を与えてくれる素敵な選手だと思う。




「不信のとき」

2018年06月28日 | Japanese Books



有吉佐和子の本が読みたくて、「不信のとき」を買ってみた。
どこかのレビューで、これがいいって読んだのであった。


↓鉢伏山登山、山歩きは気持ちいい




老人と中年男性が、それぞれ若い女の子とキャバクラというのだろうか夜の商売の女性に騙される話で、日本経済新聞に連載されて話題になったそうな。

物語は、二人の男性がそれぞれ不倫する話で、お金は結構持っている中高年の男性が、妻以外の女性に夢を求めるというシンプルな内容。

だけれど、二人ともこっぴどく騙されてしまい、さらに、物語の終わり方がとっても急激というか、あっという間に終わっていて、情けない男性の醜悪さは数ページでまとめたいのかなという筆者の考えが見えたりする。

↓大学の講義で、クメール文学を学生が発表している様子



携帯電話もなく、家に電話をひいていない女性も出てくる話で、時代はかわったなと思う。

それにしても、面白すぎる内容で、日経を通勤で読みながら男性たちが、こっそり冷や汗をかくというか我が身を振り返ってたのかなとか、エリート男性の大変さに思いを巡らす。女性の自立はしっかりとした職業と目的意識を持つところにあるっていう筆者のメッセージも、女性読者にはうけたのかもしれない。




美女と野獣

2018年06月27日 | 日本滞在



久しぶりに見た、ディズニー映画、美女と野獣。

↓下の子が退屈していたので上映して見た




英語で見たのだけれど、やはりクオリティ高い。

内容的には、美しいベルが野獣と出会って幸せになるという話だけれど、勇気ある少女はかっこよくて金持ちの男性と結婚できるという典型的なシンデレラストーリー。

90年ごろ、初めてこの物語がブロードウェーで上演された頃に見ていて、ほんとうにたまたま、毎年あるエミー賞だかトニー賞だか有名なミュージカルの賞の授賞式の翌日の上演にみにいった。残念ながら最優秀賞はのがしたんだけれど、えんえんとアンコールと拍手が続いて、アメリカ人のパワーに圧倒された記憶が。

内容はおいておいても、音楽が素晴らしいので、息子は英語はよくわからないまま、最後まで必死でみていたのであった。






永遠のゼロ

2018年06月26日 | Japanese Books


日本に戻ってくると、母親が、「永遠のゼロ」がよかったからどうぞ、って渡してくれた。

タイトルは気になっていたんだけれど、推理小説かと思って手に取ってなかった・・・・零戦の話とは。

↓カンボジアでも日本でも特攻隊の話は大好き



なかなかできた秀作で、本というよりもドラマとか映画向けに書かれた小説のような構成。

最後の最後まで、なかなか読ませる戦争もので、フィクションとは言っても、実話に基づいた部分もたくさんありそうだし、とても面白く読めたのである。

日本にいる間に、またたくさんのいい本を出会えるといいな。