ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

裁判長!これで執行猶予は甘くないすか

2016年08月31日 | Japanese Books

最近裁判の傍聴に行ってない・・・

「裁判長!これで執行猶予は甘くないすか」は、裁判傍聴記録で、面白い事件が紹介されている。



もうちょっと丁寧な言葉使いのほうが読みやすいかな・・・・・


Truth and reconciliation commission - Liberia

2016年08月30日 | クメール・ルージュ時...



リベリアの真実和解委員会が出している報告書に、女性と紛争、子どもと紛争がそれぞれある。

リベリアでは、子どもをターゲットにして誘拐して兵士にしたり運び屋にしたり、軍の奴隷としたり、兵士の妻としたり、まあひどいことをやってる。

↓子どもは、本来こうやって遊ぶ時間がたくさんないと健全な発展ができない・・・・


真実和解委員会が、被害者の声に耳を傾けることで、社会の和解を進めているっていうのはいいな。でも、加害者と被害者との和解は、なかなかそう簡単にはいかないだろうな・・・でも、少なくとも、記録としてちゃんと声を集めて分析しているところはえらい。カンボジアもぜひやってほしいな。






摩耶ケーブルとロープウェイ

2016年08月29日 | 日本滞在


神戸市が、一週間だけ摩耶ケーブルやロープウェーを無料にしてくれるということで、おでかけ。

↓始発のバスに乗ろうとしたら、すでに長蛇の列・・・・


さすが夏休み。でも日本人向けの広報しかしなかったようで、外国人はゼロ。



↓待つのは覚悟の上、いろいろお菓子をもって並ぶ


↓三宮駅をバスで出てから1時間半後くらいにケーブルに乗車




↓ロープェーに乗り換え


歩く人もけっこういるみたいで、ロープウェーはちょっと待っただけ



↓山の上ではバスで移動



↓久しぶりの山頂



↓パソコンの壁紙にしようっと・・・・



↓有馬まで降りて、くたくたの子どもたち




丸一日かかったけれど、とってもとっても楽しかった。でも、暑さがおさまったら、ぜひ歩きたい・・・・




Mother's day

2016年08月28日 | 日本滞在


Mother's day は、アメリカのコメディー映画で、タイトルがおもしろそうなので、移動中に観てみた。



特に美男美女がでてこないところが共感がもてるのけれど、映画にするにはちょっとかな・・・・? アメリカ映画ってハチャメチャなところがけっこうある。この映画も親子関係とかめちゃくちゃな様子なんだけれど、そういう環境で育つ子どもたちはどんな大人になるんだろうか・・・。のんびりとおおらかな子どもになるかな。





強制的に結婚させられたら?

2016年08月27日 | クメール・ルージュ時...


もし、いきなり、強制的に結婚させられたら?
これは、クメールルージュ政権の話。
結婚させられた場合、多くは、夜にスパイがやってきて、ちゃんと夫婦になっているか確認をする作業をしている場合がおおい。もしちゃんと子作りしていないと、拷問にあったりしている例も報告されている。

ただ、強制結婚は、男性と女性では、かなり異なるインパクトがある。男性側で想定されるのは・・・


1−男性としては、もし、性交渉できなかったり失敗してしまったら??

そういうことを話すのはタブーだろうけれど、好きでない女性と結婚させられて、そりゃあ・・ってことはあるはず。まったく経験のない男性が、いきなりやれといわれて、ちゃんとできるかどうかは5割程度の成功率ではないだろうか・・・・・伝統的な男性としては、夫となって男性性を表現しなければいけないのに、できなかったら、マスキュリにティの危機に直面するはず・・・その後のインパクトも夫婦間の関係できっと多大な影響があるのではないかと察する。

2−伝統的な男性として、妻や子どもを守れない

毎日強制労働で妻と離れて生活させられるので、守るなんて無理。それに守るといっても自分が食べるものもないような環境で、妻に食べ物を差し入れするなんてとてもできないだろう。



3−子どもに会えない、守れない??

子どもができていることすら知ることができなかった場合が多い・・・・知らずに死んだ男性もたくさんいるはず。
So Sothearyが、裁判所で証言してショックだった・・・・・・・彼女に子どもがいたの?????
言ってくれなかったのね・・・。会いたかったかはどうかとして、妻がどこかに行ってしまって会えないまま40年っていうのは、本人が脳梗塞をおこして弱っている体になっているから、相当つらいものがあるのでは・・・・

夫や父には、強制結婚の妻が妊娠していたかどうかは知る義務はないし、一夫多妻制でそんなことはどうでもいいってお思わされている男性もいる。


ややこしいのだ、強制結婚。そもそも、「限られた人が被害にあった」けれどその「限られた人」はランダムに選ばれたという、特殊な犯罪なのだ。