子どもの権利についてクメール語の動画も結構あり、大学で教えるためにも色々見て、使えそうなのを探している。
今学期は、若者と子どもについて大きな調査をするので、学生たちには自分たちの課題や将来の展望について考えてもら。
いまいち「女性学」を謳っているジェンダー学とは違うんだが、ジェンダーという切り口では、子どもの問題や課題について検討するのも大事。
ある動画では、少女がアル中の父親とギャンブルばかりする母に苦しめられている。
父は飲んでばかり、母は娘にゴミを集めさせて売ったお金でギャンブル。お金を稼いでこないと食事を与えないと罵声を浴びせる。
こんな母親や父親のために子ども時代を(あるいは思春期)を滅茶苦茶にさせられる子供は可哀想。
だが、きっとたくさんこういう子供はいるんだろう、日本でも。
どうしようもない両親の態度を怒りに変えられるといいが、真面目だが収入がなくて困っている両親を見るこどももがかわいそう。
コロナで女性や女子が男性よりも家事労働負担が増えたり、ストレスが増えたりしているはずなのだが、それは私の勝手な思い込みなのか、カンボジアの調査ではそういう統計が上がってこない。
女性が家事労働を自分のすべきことだと思っているからだろうか、インタビューを電話するから適当に回答するんだろうか。