ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

メガネを買いに

2021年06月30日 | カンボジアの子どもの権利



日本では毎学期に実施される眼科検診、5年生の息子は毎学期引っかかっていて、その度に目医者に行かないといけない。

今学期は日本に私がいたので、付き添って眼科医に行くと、優しそな女医さんが「もう、メガネにしましょっか」。
なんでも、0.2とか0.3しか見えてないらしい。
あれだけゲームやって本読んでたら、目も悪くなって当然だと思う。

↓三宮までお出かけ、週末はビールが出ないがミュンヘン大使館へ



メガネは近所の店で見たら、大体15000円くらい。
私は40年前くらいに初めて作ってもらったメガネが5万円くらいだったので、激安になってるなと。
いや、一人娘だから、チタンの一番いいメガネにしてくれたんだろう、親って優しいのである。

近所で買ってもいいのだが、ミュンヘン大使館にも行きたいしと思って、「メガネを買いに」三宮まで行ってみた。
三宮商店街の大きなお店なら、メガネひとつ9000円ほどで、半年以内ならレンズ交換も無料だそう。

↓食べまくった息子たち、ビアホールとは言っても料理が抜群に美味しい(し、加えてすぐ出てくる)


息子は、子供用のは嫌で、大人のWOMEN用のおしゃれなメガネをゲット。
買ってからは、すっかりお気に入りで(さらに、当然だがテレビもよく見える)、ずっと使っているのである。

私も買い直そう・・・と思ったのだが、神戸は「商店街でお買い物!」フェアをやってて、ちょうど申し込んだばかりなので、商品券が当たったら(5000円分で6000円買い物できる)、握りしめて買いに行こうと。

この先長いメガネ生活、きっと毎年のように買い換えたりするんだから、メガネのおしゃれも楽しんでほしい。
ただ、息子には手術可能な時期になったら、裸眼で見えるようになる手術して欲しいかなと。

↓センター街が眺められる店で休憩、三宮はおしゃれな人が多くてファッション雑誌を見てるより楽しい


近眼の私は、迷っていて手術をしそびれて、結局今になってはすでに時おそし、あの時手術していればよかったなと思う時がある(震災時にメガネ無くしたらどうしよう・・・とか)。

でも、コロナで生活習慣が変わり、メガネをつけるようになって、老眼が止まった気がする。
コロナ前は、1から2くらいまで進んでいたのだが、今は老眼鏡なくてもいいし、見えにくかったらメガネ取って読めばいいので、便利便利。







中国製ワクチンは効かない

2021年06月29日 | COVID 19の影響


理事をしている団体で働いてくれている欧米人男性がコロナ感染し、緊急入院した。

なんでも、感染者を受け入れている4つの病院はどこも満床。

私立の病院に行くには2万ドルのデポジットが必要なので、とりあえず団体から緊急に貸し出すことに許可が欲しいという依頼(全額保険でカバーされるそうだが、とりあえず現金がいるそうな、カンボジアらしいな)。
現在は、カボジア人で満員のコペッチの隔離場所?で治療を受けているらしい。この治療を受けてるってみんな言うけれど、何やってるんだろう?




「彼の夫は、陰性だった」とのことだが、数日後には陽性になるじゃないだろうか?

この男性はすでに2回ワクチン接種しているのだが・・・
自宅待機できないような状況なので、症状も出ていて心配なのだが、全く中国製はダメなのである。

LGBTの調査があり、私が現場に出る予定が変更となってしまい、一人だけリサーチャーを雇って地方を回ってもらう準備を進めている。
10の州に行く予定が、すでにコロナで危険な場所が多いため、4つほどに絞って、行けるところだけにしようと検討中。
基本的に区議員のインタビューなので、議員さんが「OK」してくれた地区だけ回ってもらうのだが、この状況で地方に行けるんだろうか。




ラグビーは男性性の象徴かもしれない

2021年06月28日 | カンボジアのマスキュリニティ



夜中に起き出してみた、ラグビーの遠征試合。

とにかく言葉を失うほどに、めちゃくちゃかっこいいのである。
まさに「男性性」の象徴、相撲だと「ただの太った人」にしか見えないが、ラグビーは全身筋肉でマッチョすぎてかっこいい。

ラグビーに比べたら野球なんて囲碁やってるみたいなもの、サッカーでも将棋程度の頭脳スポーツに見えてくるから不思議だ。

カンボジアのマスキュリニティにメスを入れる・・・みたいな文章を読んで校正を入れていて(他人が書いた文章)、カンボジアのマスキュリニティなんて、酔っ払いが酒の力を借りて女性に威張って暴力振るうレベルだな、情けないなと。
日本も同じかもしれないが、日本の場合は酔っ払わなくても女性に対して非人道的な行為をできる男性が数多くいるのが問題。精神的に病んでるんだろうか。

思うのだが、本来のマスキュリニティは、武士道や騎士道とまでは行かないまでも、高貴な精神に基づいて、世界平和や弱者保護のために先頭に立つ人間が持つ姿勢や行動規範のことだろう。


↓隠岐の海生にある、後鳥羽上皇の祭られている神社、考えてみたら天皇が反乱を起こすなんて革命的だ・・・



カンボジアではコロナの影響で、やはり「母親」がすでに根を上げ始めているという情報があるが、男性は何やってるんだ・・・・

私もオンライ会議をしていると、女性は圧倒的に子どもがそばにいたり、子供との会話で私との会話が途切れる。
男性との会話では、こういう経験は全くない・・・・・・・
いや、4月ごろはあった、コロナのせいで妻子と別居になるまでのアシスタントは、ずっと4歳の息子と一緒にいたので、彼との会話は息子が邪魔して30秒も持たなかった。でもこの人だけ、あとは男性は全く問題ない。

マスキュリニティか・・・・威張っているのがマスキュリニティだという発想は、いつ始まったんだろう?






隠岐旅行ー島根はコロナ新規感染ゼロ

2021年06月27日 | 日本滞在


6月20日に緊急事態宣言が解除になるのを見込んで、すぐ旅行の予定を立てていた。

ちょっと遠くまで、のんびり島巡り。



今回は、隠岐旅行。
隠岐ってひとつかと思いきや、4つも島があって、それぞれ観光地がある。

↓後鳥羽上皇が住んでいた島から西之島へ島の間のバスみたいなもの、地元民が長靴とかカジュアルで乗ってくる


↓国賀海岸に至る尾根でのお散歩、見事な眺めだが、牛と馬が怖い・・・


これからはちょっと仕事が多いので、しっかり休暇が取れてよかったかな。

↓摩天楼からの眺め、まさに絶景、朝だったので一人だったので貸切!


↓散策を降り切ると、不思議な岩がたくさん


6月前半は仕事が多くて腱鞘炎になって先生にマッサージしてもらっていたのだが、この旅行で完治したかな。

↓島後の西郷岬の灯台、足を伸ばす価値ありの素晴らしい景色



業務仕様書全部書いてと言われても・・・・

2021年06月24日 | カンボジアの生活


突然連絡をくれて、「今コンサルタントを探しているのですが、あなたほどこの仕事に向いている専門家はいない!!」と褒められた私。
仕事関係者の知り合いが、私の履歴書を勝手に回したらしい。日本人の間ではちょっとあり得ないだろう、でも欧米人はどうやらプライバシーなんてない世界に生きているらしい。
まあ、別に仕事くれるなら勝手に履歴書回してもらってもいいのだが。

この仕事は、カンボジアだけではなく、数カ国を跨ぐ大学関係のジェンダーや高等教育関係の分析業務なので、面白そう、と思ってオンラインで話をしてみた。

聞いてみると事業も面白いし(うちの大学にもアプローチしたが協定には至らなかったらしい)、仕事内容はかなり面白いし、デスクレビューだけで、ひたすら書く仕事なので、私には向いてるかもしれない。



「コンサルタントフィーなんですけど、あんまり金額が大きかったら、公募しないといけないので・・・」と言うので、「最大いくらまでなら公募なし?」と聞くと、まあ驚くほどの少額。
でも仕事量も大したことないし、来るもの拒まずの精神なので、基本的に引き受けることで合意。
年内に成果物があればいいそうなので、できれば次回カンボジアで14日待機している間に集中してしたい、とも提案。あの待機期間は、本当に暇で、前回も仕事の応募ばかりしていた(が、引っかかったのは1つのみ)。

「じゃあ、ちょっと考えさせてもらって金額を提案して、もし必要なら業務仕様書にコメントするのも慣れているので、送ってもらったらみますよ」
登山しながら、うーん、どの程度の金額で提案しようかな・・・・と検討し、まあ面白い仕事だし小さい仕事だからと思って、公募に出さなくていい最大限の金額からさらに少額にして金額を提案してメール回答した。
先方からすぐに業務仕様書の「洋式」が送られてきた。その形式に内容は何も書いてない・・・・先方からは「業務仕様書も書けるって言ってたので、書いてください」だって。


この手法は悪くない、最初に褒め倒して、仕事を押し付けまくる。

でも、先が思いやられるな・・・・