ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

次々と来てくれる外部講師

2018年06月11日 | クメールルージュ時代...


いろんな人が訪ねてやって来てくれて、嬉しいのだけれど、本当にいろんな人がいるなあと思う。


↓クメールルージュと現代の子供の搾取問題を研究している研究者が講義に参加


イタリア人で現在イギリスで学んでいる彼女はとてもおもしろいバックグラウンド。マケドニア人の両親を持っていて故郷はマケドニアなのかイタリアなのかちょっとあいまい、コソボでも調査していたというツワモノで、カンボジア問題もなかなか鋭い視点。残念ながら、連絡を取ってくれたのが帰国2週間くらい前で、あまり手伝えなかったのだけれど、なかなか面白い研究なので、私も考えさせられることが多かった。

アメリカからも長期的ている研究者がいて、時々学生と話をしたいと依頼がくる。

↓1950−60年代のカンボジア女性を研究している彼女はクメール語も達人


1950年代にニュージーランドにまで行ってアジア太平洋会議に参加したなんとかという女性がいるということを発見したり、1950年代のカンボジア女性連盟についての研究をしてる。彼女はまだ半年以上研究をするので、きっと最後には素晴らしい歴史書を出してくれると思って期待しているのだが・・・・クメール人が研究したほうがぜったい奥深いと思うんだけれど、誰もやらないのだよな。

↓北海道大学からも来てくださった、素晴らしい講義をしてくれた教授


日本のアセアンへの支援の歴史について、戦後補償の観点から話してもらって、ついでにクメールルージュの補償の話題までもっていっていただいたのである。

まだ今後も数名来訪者があるので、私も色々と勉強できて楽しみなのである。