少年兵の話かなと思って買ってみた「満州、少国民の戦記」
筆者は、山口淑子さんの自伝を書いた人だった・・・・というのは最後の最後の解説で知ったのである。
内容はなかなか面白くて、満州で戦争を迎えた少年の視点で、周りの様子を描いてる。ロシア軍によるジェノサイド、八月十四日の事件のことにも触れてあって、あまり残っていない史実としては重要な記録だと思う。
なんで面白いのかな、と考えてみると、歴史的な史実がかなり詳細に渡って書いてあるからかなと思う。きっと後から聞いた話とかもあるんだろうけれど、臨場感があって、きっと大変だったんだな、って思わされる場面がたくさん出てくる。
↓時々たべたくなるサンドイッチ、とにかく美味しいのである
筆者は藤原さんというのだけれど、他にも戦争関連の本を書いているみたいなので、今度日本で入手してみよう。