ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

男子に対する性暴力についての意識調査

2018年08月31日 | カンボジアのマスキュリニティ


バリから戻って4日カンボジアにいて、またすぐ日本。

本当は性犯罪の調査のために再度シエムリアップ出張を入れたかったのだが、プノンペンに3泊しかしない短期滞在なので(わたしの家はどこにあるのかだんだんわからなくなる・・・)、この短期間の日程的に出張は日帰りでもとても不可能で、スタッフにだけ行ってもらった。

↓カンボジアらしい光景、でも危ないー



男子に対する性暴力の調査はまだまだ続いていて、子供達を対象にグループ討議みたなことをするので、私の学生にテスト対象になってもらった。
いきなり子供達を対象に調査をするのはむつかしいので、何回かテストして質問票の内容がそれでいいか確認する作業が必要なのだ。



男性は強くあるべき、男性はリーダーであるべき、収入があるべき・・などなど、えんえんと出た理想の男性像。

↓大講義室での講義、スペルチェックがきでないから白板はあまり使わないのだが・・・・


まあ、理想的な男性像はそれとして、実際に周囲を見回しても、それだけ立派な男性というか、「理想」を体現している男性なんてそういないだろうけれど・・・・

↓子どもが日本に戻ってまず行きたいのはデカパトス、神戸のウォーターパクだそう


「泣いちゃいけない、弱みを見せちゃいけない」そうなんだけれど、うちの7歳の男子はまだ泣きまくるし甘えまくるし、いつになったら変化するんだろう(それを成長というのだろうか?)

今のままで可愛くて仕方ないから変化しないでいいけど、まあそうもいかないしな、って複雑に思うのである。









バタバタと会議参加

2018年08月30日 | 建設現場の女性たちの調査


飛び回ってるプノンペン生活。

↓ILOでヒアリング、建設現場の女性の問題の調査はまだ続く


↓ロワイヤルホテルで気候変動とジェンダーの会議


60名くらいのうち半数くらいは外国からの専門家・・・・いまだにこんな経費のかかる会議やってていいのかな?
5年間の巨大事業を立ち上げるのに、参加型でみんなの意見を聞くそう。
それにしても巨額の予算がありそうな気候変動関係なのである。

↓バイオセイフティの会議、テレビ局までやってきて広報もしっかり


この数ヶ月、訳も分からないのにやってた、バイオセイフティの仕事の最後の仕上げにはいっているところ。

政府間協議でクメール語で発表してくれと言われ、うーん、えーーん、専門用語知らないよお(英語でも知らないのに)。

神風特攻隊の気分で発表したのである。


バリの寺院で見た女性差別看板

2018年08月29日 | バリ旅行

ウブドはライステラスが有名で、確かに見応えがある。



バリのお寺めぐりをしていて、3箇所で発見した女性差別看板。

↓何が書いてあるか不明だけれど、これは差別とは関係ないかな・・・・?



↓その1、世界遺産のお寺で発見、生理中はだめ?



水の中に入って体を清めるところにあった看板だけれど、今時タンポン使う人だって多いんだし、時代錯誤じゃない?


↓その2、髪をくくってからでないと女性は入っちゃいけない?



↓神聖なお寺にこういう彫刻があるのはなかなか面白い






↓女性は入れない???


インドでも、ヒンドゥー寺院は女性立ち入りのエリアがあったけれど・・・・
そういう意味では、カンボジアはなんでもOKで寛容かな?



バリ島でヒンドゥー寺院めぐり

2018年08月28日 | バリ旅行



前回バリに来た時は、レンタカーして島を回ったんだけれど、草木もないさみしい火山を見ながらビールを飲んだ程度で、あとは全然観光しなかったので、今回はちょっと観光もしてみることに。


↓岩山の中にお寺が作ってある、インドの石窟寺院と同じ感じ


↓お祭りの準備中、男の子の仕事らしい?



↓こちらは女性ばかり、かなり男女別の役割分担ができてるみたい


↓お祭りに捧げてたもの、自然のものを使ってるところがいい感じ


世界遺産にも指定されているお寺にも行ってみると、大混雑。
なんでも、ヨガの聖地で、巡礼者が後を絶たないそう。


↓建築様式にカンボジアとの共通項が多いバリのお寺


↓お祈り中で立ち入り禁止、なんで白人がいるんだろう・・・?




↓順番に水浴びして体を清めるそうな


お寺の入場料は、どこもだいたい15000ルピア、百五十円くらいかな。
日本のお寺、高いなあと改めて思ったのであるが、アンコールワットもすさまじく値上がりしたようなので、高いのは日本だけじゃないか。





ウブドのコーヒープランテーションで買い物三昧

2018年08月27日 | バリ旅行



ウブド郊外には、かなり広大なコーヒーのプランテーションがあるそうな。



それを聞いて、コーヒー好きのわたしは、早速運転手さんに電話して郊外へとお出かけするのである。
ちなみにウブドにはグラッブとかないので、ホテルから電話で車を読んでもらうしかない。




場所は、町の中心部から、車で30−40分くらいかな、
途中、所々渋滞があって(道が狭かったり、中国人ばかりの巨大なバスが道を塞いでたり)時間がかかるのだ。

↓カカオ、これはホットチョコレート用だそう


駐車場からお店の人に案内されてどんどん奥へ入っていくんだけれど、コーヒー農園はない・・・・
「農園はもっと上の方(?)にあって、ここは販売のみ」なのだそう。

↓農園で取れるコーヒーとかお茶をテスティング


目玉は、ラスカルみたいな動物がコーヒー豆を食べてそれを体外に出したもの(豆は消化できない)をコーヒーにしたもの。
そんなの聞いたことないけど・・・・

↓コーヒー豆の種類や、実際に煎ってるのを見せてくれる


この動物が食べて消化できずに体から出した豆のコーヒーは、小さいコップ一杯で400円くらい。
「試す?」って聞かれて、うーん、と迷ったんだけれど、試して見た。

バリコーヒーと比べると、確かに上品で美味しいかも。
ちょっとカフェインが少ないそうな。



ちょっと高いけれど(小さい袋で千五百円くらい)、珍しすぎるので買って見たのである。
粉のままお湯で溶かしてもいいし、フィルターを使ってもいいそうな。



超高価なコーヒーなのに、入れ方はそんな適当でいいの?

ホテルでは、毎日大量のコップでコーヒーが出るんだけれど、確かに最後はすさまじく粉が残ってる。



併設している(というかメイン)の売店では、いろんな商品が置いてあって、コーヒーもお茶も大好きなわたしには天国。

↓ハイビスカスティー、デトックスと聞いて飛びついたのである



財布の中の現金とにらめっこしながら、数百円を残して全部使ってしまったのである。
「カードも使えますよ」と言われたのだが、カードを持って来てなかった・・・・・えーん。


↓すでにホテルで20個も手作り石鹸を買ってたのに、さらに予算内で3個も買ってしまった・・・


石鹸は一個三百円くらい、安いんだか高いんだか・・・・気に入ったからまあいいだろう。

さらに80%カカオのチョコレートまで販売してて、1キロも買ったのであった。


ダークチョコは往路クアラルンプールの空港の免税店で買ったベルギーチョコが良かったので、帰路も大量に買う予定が・・・

健康のために毎日25グラムは食べようと思っているんだけれど、なかなか食べられない。
寝る前とか夜中に起きちゃったら、必ず食べるんだけれど、こうなるとまさに薬。

食べられない理由は、そもそも好きじゃないっていうのもあるけれど、暑い時期なので持ち運ぶととけちゃうので(カンボジアは年中だけれど)、朝から移動続きの仕事だと、とても2個以上持って出かけられないのだ。

多分半年分くらい買って帰るので、これからは毎日意識してちゃんと食べよう。
バリのダークチョコ、容器の箱もとってもオシャレだし、食べるのが楽しみ。
テスティングした際には、甘くなかったのでいいかなと思ったんだけれど、ブロックで食べると、どんな味かな?
ほんとに80%なのかな?