ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

ハードロックカフェ

2018年06月22日 | カンボジアの生活


ラテンナイトをやるからおいでよ、とジェネラルマネージャーに誘われ、ハードロックカフェの夜バンド演奏にでかけてみた。
マネージャーはプノンペンにいたら、家族で店のランチを食べてるので、いやでも会ってしまうのである。
ハードロックカフェのマネージャーをフランス人がやってるというのはちょっと許せない事実なんだけれど、まあひょうきんな人だし、ジェンダー学の学生がアルバイトしているので、講義外でのチャットを兼ねてついつい出かけるのであった。

↓ちょうど1階では展示会も実施中、なかなか暗い絵画が多い・・・



↓子連れでのラテンナイト、滅多にない夜遊びに子供達は大はしゃぎ



7時半ごろに出かけたのだけれど、夜に出るのがこんなに怖いとは想像しなかった・・・・夜出ることって滅多にないし(出たとしても家の前のバーくらい)、夜の大学の講義は週一回で、歩いて帰るし貴重品一切持ってないので(子供もいない)、恐怖感ってないのだ。

考えて見たら、大学の講義は8時半までなので、みんなこんな怖い夜道を帰ってるんだなあと、改めて夜の怖さを感じる。

カフェでは、踊り回ってはしゃいでいた子供達。他にも小さな子供はいたので、みんなで走り回ってても怒られず・・・・でも絶対よくないよなあ、二度と行くまいと決意したのである。


今日からしばらく日本との往復の生活が始まる。
とにかく、日本でも母親業以外にいろいろ楽しもうと、しばらくは遊ぶことばかり企画することにしてみた。

↓次のサッカー観戦は日本で!!



日本って素晴らしい国だし、家でじっとして母親業だけしてるのはもったいなすぎる。
私自身も健康面で不安があるし、遊べる時に遊んでいたい。

直近でいちばんの楽しみは、来週のアルフィーのコンサート。

本当はとっても行きたかった6月1−2日のフェスティバルホールに残念ながら行けなかったので(ベトナムに行ってた・・・・)、結局妥協してはるフェスのうちに違う場所に連れて行ってあげることにしたのである。というより、私が行きたいだけかもしれない・・・・・秋フェスはあるだろうけれど、わからないし。8月末の横浜も行きたいけれど、自分の陣地でないところに出かけるのって、いくら素敵な経験ができるとわかっていても、いまいち気が乗らないのである。

↓帰国直前に散髪



コンサートは残念ながら年齢制限があるので、下の子は行けないのだけれど、上の子は初めてのアルフィー・デビュー。
2時間ちょっとか3時間くらい、ほんとに大丈夫なんだろうか・・・・
知らない曲ばかりなんじゃないだろうか・・・・
保護者としてはいろいろ不安はあるのである。歌舞伎を先に見せておいたほうがよかったかもしれない。

でも、子供にしてみたら、髪型はどうしようかとか、何を着て行こうかというところからはじまって(高見澤さんみたいにする??)、うきうきなのである。







ハウスワイフ2.0

2018年06月22日 | 建設現場の女性たちの調査


タイトルが面白いので思わず買った、「ハウスワイフ2.0」
アメリカの不況で、女性が職場で活躍するどころか、多くの女性が家庭に回帰して「専業主婦化」している現象を多くの女性へのインタビューやネットのリサーチでまとめた本。
改めて、アメリカでは日本以上に雇用状況が厳しいのを感じたのである。

↓美味しいナス料理、これは家庭ではなかなかできない。


不況で悲惨な職場環境の中、子育てしながら仕事をするのは無理だと気づいて、専業主婦になる女性たち・・・だが、以前のように抑圧され「無気力な」専業主婦ではなくて、ネットを活用してネットワークを作って起業したり、ブログやインスタグラムで社会に情報発信するセレブが紹介されている。

オーガニックに凝ったり、手作りに凝ったり、専業主婦はとても忙しい・・・・・らしい。

特に環境問題などから、食の問題に関心を持って、食べるものは全て自分で作らないとって思う女性が増えているそう。


↓餃子も本来は手作りの方が美味しいのかな?


お手伝いさんが産休に入ってすでに半年以上、お掃除と洗濯の片付けは毎日来てもらっているけれど、基本的に子育ても家事も自分でやっている私。
この本に出てくるワイフたちとは全然違う私だけれど、食の安全については高学歴で専業主婦になっていくアメリカの女性たちに全く同意で、カンボジアの食事では特に油が気になるのと、私は砂糖を使わない料理しかしないので、外食で甘いものが出てくると気になる。
結局、毎週末は外食しかしないけれど、それ以外の平日はほとんど毎日自宅で食事しているのであった。