大学の1回生を対象に、まだやってるZOOM講義で児童労働の講義をした。
分かりやすい講義をしないと、って考えると、CEDAWは難しいとか、まあいろいろ課題が多いのだ。
児童労働の講義は50人以上が参加してくれて、感謝。
寝てる子もいるだろうけれど、普段の講義より参加率が高い。
この講義のメインは、インドの児童労働「マイカ」について学んでもらうことだったんだけれど、子どもの権利条約についても復習してもらった。
↓意見表明権はいつも説明しているけれど、「スィッチ買って」はすぐ否定されるので不満らしい子ども
カンボジアの保護者と話していて、何が難しいかって、子どもを一人の人格として尊重する姿勢を持ってもらうこと。
(これは私だって難しいこともある・・・・・)
でも、ぜひ学生たちには、自分たちの子どもの意見を聞くことがどれほど重要なのか、学んで欲しい。
全て受け入れるのではなく、聞く姿勢を持つ子どが、子供達には重要だし、性犯罪とかいじめとか、困ったことを伝えられる環境にもつながる。
既に保護者になったり祖父母になると、この子どもの権利を理解するのはとても難しいというのが実情。
私の毎日の生活で、結構困っていた、店を閉めちゃった大好きなサンドイッチ屋さん。
10年以上、毎週3回くらいはふらりと通って路上で食べてたのだ。
今回のコロナ感染で、屋台が閉まっていて、1ヶ月田舎に戻っていたけれど、つい最近プノンペンに戻ってくれた。
「あのね、先生、田舎にいるとね、食べるのは困らないけれど(両親がいる)、子ども(小学生3名)が毎日つまんないーってい言うの。思い切って戻ってきたら、みんな普通に生活してて、休んで損した」だって。
子どもの意見を聞くのは大切。
このサンドイッチ夫婦、最初は夫の店に通っていて、妻がやってる店もあるって言われて、そっちのほうに通ったら車も止めやすいし美味しいし、ずーっと通ってる。