ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

日本は寒い・・・・

2020年02月29日 | 日本滞在




コロナで日本に行きたい人なんかいないのに、子どもたちをピックアップに帰国。

プノンペンから成田便は空いてた。
そりゃ、誰も好き好んで日本なんか行かないかも。
私は羽田まで移動して伊丹に飛ぶのだけれど、羽田もガラガラ・・・・・

↓冬瓜のスープ、体があったまる



日本では、学校が二週間ほど休校。
働く親御さんはどうするんだろう・・・?

↓この前よったベトナム国境にある学校


参ったのである、日本は一週間だけだから短いけれど、学校ないのか・・・・・・

ジェンダーとインフラの研修

2020年02月28日 | ジェンダーとインフラ整備


インフラ事業、360キロの道を5年かけて整備する事業。

3月から、5つの州でジェンダーとインフラの研修を進めていく。
暑いのに大変だな・・・・・(私は多分行かない、暑いから)。

↓地方の公務員を読んで、TOT


研修教材は民間団体が作ったそうで、オスとメスのかえるの絵を出してきて、「どっちがオス?」とかいう講習なのである。
むむむむ・・・・・


モニタリング指標がややこしくて、「女性の収入向上」と「女性の雇用機会への向上」の数値を取らないといけなくて、まあこの説明に30分以上かかった・・・
私とナショナルのコンサルタントであーでもないこーでもないと必死に説明したのだけれど、それでもみんな分かったか不明。
うちの大学生でも分からないかもしれない。
なんでこんなややこしい指標作ったんだろう。
そもそも役所のジェンダー主流化活動計画では道路メテナンスで雇用する人の4割は女性ってなってて、もう泣きそうなのである。





10人地方から出てきてくれた人たちは、全員男性。
なので、ジェンダーステレオタイプとか、好き放題言ってて、反論が出ない・・・・(女性がいないため)。

役所に通っていて思うのは、みんな真面目だなと。
若い人は遅刻したりケータイやってたりいい加減だったりすることもあるけれど、40代以上は本当に真面目。
民間団体とは、本当に違う文化というか仕事環境。
どっちがいいとかではないけれど、まあ本当に違う。
私は役所の方が好きかな、個人差もあるけれど、みんな一生懸命真面目に道路のことを考えていて、偉すぎるのである。

ただ、11人いるカウンターパートのうち2人が妊娠中で、嬉しい反面、この人たちの不在をバックアップできる体制ができていないのがちょっと不安かな。





数値が違うぞ・・・

2020年02月27日 | 子どもの商業的性的搾取調査



子どもの商業的目的の性的搾取。
カンボジアの国家人身取引委員会に行って、インタビューしたら、2018年度ど2019年度の比較で2019年の方が事件件数が増えてる。

↓カンボジア人は食べるけれど・・・紫色の花


まあ、人身取引は労働搾取も含むし、もしかしたら代理母だって入ってるかもしれない。


↓かなり典型的なカンボジア料理、ちょっとしょっぱい


ところが、アメリカ大使館に行ってインタビューしてみると、この国家委員会が出しているはずの統計が、10人ほど違ってウェブサイトで記録されてるのである。

どっちが正しいのだろう・・・・・?


↓とても健康的だけれど、バイキン怖いかな・・・・



そもそも、人身取引の統計、15歳未満、15−17歳と分けていて、この統計の取り方も各国政府によって違うから(性行為合意年齢とかが違う)、カンボジアのトレンドを知るにはいいけれど、他国との比較にならない。

でも毎年100人以上の被害者が子どもなので、これは問題だ。内訳知りたいな・・・・


学生に対するハラスメント

2020年02月26日 | カンボジアの生活

学生に対する教員からのハラスメントで対応に追われた。


一人英語ネイティブの外国籍の学生がいるのだが、とある科目の先生はクメール語で講義をしているそう。
その学生、クメール語はわかるのだが難しい用語は不明・・・・
そもそも講義は英語しかダメだし、外国籍の学生はクメール人の3倍の学費を払ってるので、英語で講義を受ける権利があるんだけれど?



さらに、この教授、「あんたの民族は手で食事を食べるから嫌いだ」とか「名前のスペリングが違う(クメール語ではHがつかない場所にHがついてる、そりゃそういうこともあるだろう)」とか、まあ色々ハラスメントしているそう。


英語も学んでいて、担当のクメール人の先生が、「君はよくできる、もし試験でBでもAにしてあげるから」ってみんなの前で言ったそうな。
そんなこと言っていいの・・・・?
本人は、ものすごく嫌だったらしい。

訴えたいということで、学部長に繋いだら、すぐ対応してくれた。

こういう時は、ちゃんと日時とか言われたこととか、どう思ったのかを書いておくんだよ・・・そして学長に話すといい、ってアドバイス。

でも、ちゃんとした苦情受付窓口もないし、私だって間に入って嫌な思いしたし、もっとちゃんとハラスメント対策して欲しいなあ。

エピックカフェ・カンポット

2020年02月25日 | カンボジアの生活



カンボットには、お気に入りのパン屋も朝食屋もあるけれど、エピックカフェもお気に入り。
今回びっくりしたのは、25名中5−6名シーフードアレルギーがいたこと。夜みんなでパーティーをした際、シーフードなし組とあり組に分かれたのである。
環境の変化のせいか・・・・前はアレルギーの子なんていなかったのに。
あるマッチョ男子は、「みんなと一緒に食べられないから、不公平だって思ったり、恥ずかしいと思うことがある」そうな。
双子のうち一人もアレルギーで「私だけなんて、ひどい」。

↓ボリュームたっぷりのパニーニ


↓カフェの2階を借りて、こちらでも哲学カフェ



アイデンティとジェンダーでカフェ談議をしたそうで(私は横で別の仕事をしていた)、権力や男女不平等について話題が上がったそう。

↓アモック、魚は美味しいけれど鶏肉のはイマイチだった・・・




「女子はなぜ男子の服を着てるんだ?」って疑問を呈した男子がいて、確かに、みんなTシャツにジーンズで、ユニセックス。