ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

ストゥントレンの下水処理場工事

2024年04月30日 | ジェンダーと都市開発



ストゥントレンの下水処理場の建設工事訪問。
ここは、UXOのマークがある場所に建設してたのだが、結構進んでる。

↓向こうのほうに巨大なプールが建設される

バッタンバンでは、建設中のプールで子どもたちが泳んでいたらしい・・・・

↓今日から仕事始めたばかりの女性たち、一日3万リエルもらう仕事


↓護岸工事も進んでいる

かなり暑いんだけれど、プノンペンの40度以上ありそうな酷暑よりはちょっと涼しいかな・・・・






大金持ちによる寄付

2024年04月29日 | カンボジアの生活


コロナの頃、NAGAカジノや大企業がカンボジア政府に巨額の寄付をしてた。
「職員には退職金も払わず簡単にクビにするのに、なんで政府に1億円とか寄付するの」みたいな抗議から始まったナーガのデモはまだ細々と続いてる(代表は刑務所にいるし)。

ま、寄付するのはいいことだと思うが、税金とかどうなってるんだろう・・・

カンボジア赤十字はとてもいい仕事をしてて、地方に行くと、赤十字の寄付がとても目につく。

赤十字の広報ビデオは頻繁にテレビで見るのたが、何しろバブリーな寄附の報道が多い。

↓ケッ・メインの妻(若い!)が1億4千万えくらいを赤十字に寄付

寄付したら、白と赤の黒マーをもらえるのだが、カンボジア人セレモニー好きだなあ・・・

寄付されたお金が、本当にそれを必要としている人に行くかは、日本でも疑問だが、カンボジアでも疑問。

寄付って、大金持ちがするだけでなく、一般の人も寄付したいお金を意外とたくさん持ってる。学生たちに、貧しい子供を助けるプロジェクトを講義の一環で実施してもらったら、みんな簡単に百ドルくらい集めてきて、文具とか色々買って恵まれない子どもに寄付してた。

日本にいる時は、二日に一回は寄るコンビニで、小銭は全部レジにある義援金とかを入れる箱に入れるが、カンボジアではそういうのない。寄付箱を置く文化って、日本的なのかな、素晴らしいのである(義援金の行き先がどこかh




たまには欧米料理

2024年04月28日 | カンボジアでの教員生活


地方出張をしていると、毎日朝から晩までカンボジア料理。
プノンペンに戻ってくると、欧米料理が食べたくなるのである。

↓Hardrock Cafe、あまりがかなり柔らかくて美味しい

クラティエでは、もち米を豆で孵化した餅みたいなのを竹に包んで食べるお菓子を楽しみ、ストゥントレンではラオス料理を楽しみ、地方出張は移動が大変だけれど、食べ物については楽しい。

週末移動も含め丸一日半滞在するプノンペンでは、3コマの補講。
カンボジアにいてもプノンペンにいないから、週末に集中講義をするのである。

今学期は、なんとLCDのない講義室を与えられたこともあり、教授法を180度変えることにした。スライドを使わず、ひたすらケーススタディーメソッド。
次々事例を与えて、考えてもらい、ジェンダーを実生活から検討してもらう。
うまく行くかな・・・・








クラティエのゴミ処理場

2024年04月27日 | ジェンダーと都市開発


3月に訪問したときは、ついに州政府に引き渡すということで、そのセレモニーで大騒ぎだったクラティエのゴミ処理場。
引き渡しの後、実際にゴミが運ばれてきていると聞いて(すごい!!)、早速見に行った。

↓1930年代にできた公共事業局、日本軍も使ってた歴史的建物

日本なら、ゴミ処理場ができたらすぐ使うんだろうが、カンボジアでは違う。
ストゥントレンなんて、完成から半年くらいほりっぱなし、運営できる人がいないのである。

↓適当にゴミを掘り込んでいってるらしい・・・

↓ゴミ集めの人たちがいない、まだ知らないのかな・・?

クラティエは、ゴミ処理は地方政府が直接運営してる。

↓早朝に見かけたごみ収集車


↓手袋とかなしで集めてて、かなり危険・・・・


ゴミ処理場、ゴミを持っていって捨てるだけでなくて、建設した建物の中で分別して、危険物とかはコンテナに持って行く予定なんだけれど・・・・(でもその危険物をどこに持って行くかは不明)。

人材育成、本当に大切だ。
ゴミ処理場が使われているのはすごいことで喜ぶべきだが、高額のローンで作ったゴミ処理場、単なるゴミ山と化してるのである



完璧な女性とは?

2024年04月27日 | カンボジアの子どもの権利



カンボジア女性について書かれている本の中に、「完璧な女性」についてに言及があり、「夫より先に起きる女性」も必要な要素なのだそう。