博士号がない講師は教える能力がない？

国家公務員へのリーダーシップ研修。
研修自体は1月に開始する予定（だが不明）。

この前のトレーナー（研修講師）の研修中にハラスメントがあったらしい（私はその場にいなかった）。

研修の振り返りには参加していたところ、「講師の肩書きに拘ったりするのはおかしいと思った」という発言があったので、」何かあったのかなと思って研修の後にBROWNに連れて行って聞いてみたら、「肩書きばかりに拘ってて、すごく嫌な思いをした」。
なんでも博士号を取ってる60歳くらいの偉い人が（カンボジア人の多くのように博士号をお金で買ってるんだろう、超忙しいから学校に行く時間すらないはず）、「うちの職員には博士号を持ってる職員もたくさんいるんだから、博士号を持ってない人に研修されるのはおかしい。博士号のない人間は、講師になる資格ない」みたいな暴言を吐いて、そのままシーンとした研修の場をいきなり無言で去ったらしい。

研修を受けていた講師は6名ほどいたが、誰も博士号を持ってない。
そもそも講師を教えている講師（私とか外国人４名）も誰も博士号なんて持ってない。




報告書を出してもらったら、この偉い人だけでなくて、国連の人がさらに後押しして、トレーナーを馬鹿にして、博士号もないトレーナーはトレーナーになる資格がないと言い放ったそうな。


うーん、私がその場にいれば・・・・・・私は博士号ないもん。
しっかり反論してその偉い人の発言がいかに馬鹿げてるか論破したんだけれど。

こういうハラスメントの話を聞いて、久しぶりに怒ったのである、こういうのは偉いカンボジア人がいうのでさらに許せない。
侮辱的発言や暴言吐くのもいい加減にしてほしいし、肩書きすらあればトレーナーになれると思ってたら大間違いだ。

先生何歳ですか？

この前カンボジアで100名以上を対象に講義をした。
クラスは150名くらい受講している。
うちの大学、最初の講義（と２回目の講義）は誰も来ない（というより教員が来ない）のがふつうなのだ。
履修期間が2週間程度あるので、最初2週間くらいは登録してない学生もいて、どうしても3週目くらいにならないと誰が履修しているか不明なのだ。
なのでこの学生数にはびっくり！
夜の講座も30名受講で20名初回に来てたのでかなりびっくりした（こちらはオンライン）

↓別荘を貸してくれた中国人の方の手作り、ちまきと焼売か餃子を合わせたような料理



学生数が多いのでみんなにコメントペーパーを書いてもらった。
数名は自己紹介してて、「コメントか要望を書いて」という指示を聞いてなかったなと。
数名は、どうやったら女性が強くなれるのか、どうやったら将来いい仕事につけるのか、など、真面目な質問。
ある女子は、「先生超かわいい、何歳？」だって。もうちょっと別の褒め方がないのかしらん。

12月にはフィールドに連れて行って楽しむ、教員生活もやめられない楽しさなのである。

円ードル為替レートはどこに行くやら

先月は１ドル１４６円で両替できたが、今は１３８円（となると手数料を取られて実質１３６円くらいになる）

↓仁川空港ではまってるPHO、激辛で美味しいのだが、今回はいつもほど辛くなかった



１６０円まで行くとか予想もあったけれど、今後どうなるんだろうか。
仮に１万ドル替えると、すぐに数万円の利益か損益になる（気分的に）。
日本では阪大からの収入が年５万円ほどあるだけで、基本的に毎月税金が最低限かかるくらいの給与をカンボジアの大学からドルで得てるので、為替相場から目が離せないのであった。

300軒以上別荘があるKO島へお出かけ

KO島、素敵な別荘を貸し出しているのを発見したので、牡蠣を食べに室津に行って、ちょっと島生活を楽しむことにした。

↓牡蠣もすごかったが、海老が跳ね回って押さえつけて焼いて食べたのである


↓ふぐと、この１匹だけ釣れた


↓リビングからの眺め、こんなところに住んでみたいー


鴻島、300軒以上別荘があるそうな。1990年に島を開発して、１軒１億円で売りに出してたらしい。
バブルの遺産だ、でも素敵な別荘がたくさんあって、またぜひ行きたいのである。

教員養成大学での研修

カンボジアでは、教員養成校（街の真ん中にある）で２日間研修。

↓養成校のキャンパスでは、新しい建物がいくつも建設中、でもこの非衛生な生活環境はひどい




街の真ん中でこれだから、ASEAN会議で誰か気づかなかったのかしらん？