ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

緊急事態宣言はどこへやら

2021年05月31日 | カンボジアの子どもの権利

一応緊急事態宣言なので、淡路島に旅行に行くことにした。
兵庫県って、南北に長くて日本海から瀬戸内海まであるので、県外に出られなくてもかなり色々いける。

↓淡路島のスターバックスまで家から25分、なんとも近いのである


目指すは、ニジゲンノモリ。息子がネットでアスレチックがあるのを見つけてきた。



下の子は、紐の上で往生して「もうダメ・・・」と凍ってしまったので、私が慌てたのだが、係員離れたもので冷たく「すぐ行きますんで」。
入り口からアスレチックが見えないので、いきなり中級コースに入ったのがまずかった。

でも、遊び尽くした後には、兄よりも上手にできたので、子どもってすごい、かわいい子には旅をさせろだ。

↓最初はかなりお世話になったヘルプのお兄さん、凍ってしまうこや泣いちゃう子は結構いるのであった


ゴジラのアトラクションもあり、保護者も一緒でないとダメだということで挑戦したが、うーん、いまいちかな。

↓池の上を飛んでいくアトラクション、下の子はジャンプ台まで行って戻ってきた





↓お宿では、お刺身と新鮮なお魚のしゃぶしゃぶ



↓鳴門大橋が綺麗に見える海でカヤック



明石海峡クルーズは、予約していなかったら満員で乗れずじまい・・・・・

緊急事態宣言、凄まじい外出人数。釣り堀なんて、釣り大会やってて大混雑。
もう人の移動の制限は不可能。コロナ対策はワクチンしかないなと思うのである。

6月1日は休み?

2021年05月30日 | カンボジアの子どもの権利

教員のテレグラムで、「6月1日は休み?」というのが飛び交っていた。

そういえば、子どもの日だ・・・・しっかり特別講義を準備していたので、忘れてた。

↓母親が受ける大規模会場での接種予約、結構すぐできた


カンボジアは休みが多いので、多少祝日を減らすのは全く問題ないと思うが、カンボジア人にとっては休みが多い方がいいらしい。

↓まだまだ続く、SDGの講義



カンボジアは学校が閉鎖されているので、子どもたちは可哀想。保護者も大変。

正規雇用であっても不安定なのに、雇用契約を持たずに働いている人たちは、収入ゼロで、どうやって生き延びるんだろう・・・


お坊さんを冒涜しちゃだめ!!

2021年05月29日 | カンボジアの子どもの権利
子供に権利を教える教材の作成、やっと最終段階・・・・(多分)
教育省や関係者に、教材の内容を説明する会議でのこと。

この教材では、子供達にわかりやすい事例(話し合うため)をたくさん作った。

例えば、

ー両親とお寺に行きました。両親がお坊さんと話しているので、寺の裏に行ってみたら、あるお坊さんが不良に絡まれていました。さてどうしますか?

この検討課題例文について、「こりゃいかん!」と会議で怒られたアシスタント。
御免なさい。作ったのは私。

なんでも「お坊さんは大切、仏教は国の宗教。国は国王、国王はけがしてはいけない。カンボジアは仏教国、お坊さんをケガしてはいけない」

↓神戸市は小学生全員にタブレットが配布になった、喜んで自主学習をするこども


いやはや、こういう事例は絶対あるだろう。お坊さんが若い時とか、弱そうな時とか。
ありそうな事例だからこそ、必要だと思ったのだが。

いやあ、難しいのである、教材開発。


カンボジアの社会保障

2021年05月28日 | カンボジアの生活
仕事で、カンボジアの社会保障担当局の方にインタビューさせてもらった。

現在は、公務員と工場で働く人たちが対象で社会保障が提供されている(雇用主側から見ると、強制的に社会保障を提供しなければならない)。
でも、今後は、インフォーマルセクターの人や(現在テスト中)、公務員や雇用されている人の家族、さらには学生にも社会保障を提供する計画だそう。

↓4年とブレイクアウトで協議、少人数だと、誰もが発言できていい学ぶ環境になる


私が次々仕事を回すから結構忙しいアシスタントに、「(アシスタントのさらにアシスタントの大学生の)彼女に、あの仕事も手伝ってもらったら?」と横槍のように言ったら、「彼女はおばさんがドリアンを売るのを手伝っていて、結構忙しいらしい」。

考えてみたら、大学生も生き延びるのに必死だ。
社会保障もなく、両親が収入が減少したら、学費はなんとかなっても、それ以外の生活費を稼がないと。

↓とある日の講義、週3回の講義は毎回盛りだくさんで学ぶことが多い



私もカンボジアの社会保障のカードを持っているのだが、以前は毎年更新に行って、血液検査(エイズのチェック?)とか、いろいろみてもらってた。
この数年は、行ってないんだけれど・・・大学も社会保障が支払えず、私たちの権利は無視されているのかもしれない。
教務に問い合わせたら、「今でも使えるはず、毎年の検査はコロナで行ってないだけだと思う」と言われた。
要は、NSSFなんかあてにしていない教員や職員ばかりなんだろうな・・・・


日本の整体師の大変な労働時間

2021年05月27日 | 日本滞在

週3回整体に通い、なんとなく肩こりが楽になってきたかな・・・・

整体師さんたちとも仲良くなり、雑談しながら45分治療をしてもらう。
コロナのせいで家族以外と接することがまずない生活なので、週3回の通院はとても楽しみ。

なんでも、整体師さんは、朝8時には医院に入り、夜10時ごろに医院を出るそう。
昼間は1時過ぎから3時までお休みで、医院にいる(医院というのだろうか・・・医者じゃないんだが)。

休み時間があるとはいえ、重労働だ。実労働は10時間くらいになるんじゃないだろうか。
てっきりシフト制かと思っていたら、違うそうだ。

ネットで見ると、年収は380万円くらいらしい。




なんでもすぐにカンボジアと比較するのはいかんのだが、日本で月収30万円だと、もし一人であれば、まあ貯金くらいはできるんじゃないだろうか。
(通っている医院は、全員20代だと思われる・・・・)