ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

「加害者は変われるのか?」

2019年11月30日 | Japanese Books


たまたま読んでいた、「加害者は変われるのか?」、信田さよ子さん。

さらに、たまたまNHKをつけたら信田さよ子さんが出て、子どもの性犯罪にどう母親が対応するか、という話題を議論していた。
おお、こういう先生なのね・・「加害者は変われるのか?」も、なかなか実践に基づいているいい本だった。

信田先生によると、「娘が性被害の犯罪に遭うと、母親としては、自分も被害にあったように感じる」そうな。

↓日本のファミマでハマった、激辛マン・・・かなり美味しい


NHKでアドバイスが出ていた、「どう気づく?子どもの性被害」

ー眠れなくなる
ー食べられれなくなる
ー成績がさがる
ー性的な行動が増える

↓長崎ちゃんぽん、もったりしていて、でも麺はかなり細い


うちの上の子は、とにかく「お腹痛い」が多いのと、これまで2回くらい「頭痛い」があった。
登校拒否の兆候かと・・・・カンボジアではそうだったかもしれない・・

日本では、朝4時半に起きて、「(パソコンで)マインクラフトやりたい」。お誕生日に購入(ダウンロード)したのだ。

うーん、性犯罪の被害、話しやすい環境を作っているつもりだけれど、それでも心配。
韓国でも人気アイドルが自殺したばかり、ひどい状況に追い込まれる前に、守ってあげられるような環境を家庭で作る必要があるなと思うのである。

人身取引法研修

2019年11月29日 | カンボジアの生活


2日間の人身取引法研修。

なんで私に・・・?っていう依頼なのだが、久しぶりに人身取引法について勉強する機会になるなと思って、見返りはかなり悪いんだけれど、引き受けたのが9月。
あっという間に11月下旬になってしまった・・・

教員という性格上か、やはり研修するなら徹底的に準備するので、本当に自分の勉強になった。



参加者全員がパレルモ協定を知らない、半数程度しか人身取引法が何年に施行されたか知らない、多くは労働法を読んだことがない・・・(憲法も読んだことない・・)、中で、憲法から労働法、人身取引法について、ケーススタディーを使って学んでもらう。



「若い女性が騙され、部屋に閉じ込められて、レイプされその様子のポルノグラフィックにして写真をとられ、命令を聞かないとその写真を親に見せるぞって脅かされ、男性をエンターテインさせる仕事にカラオケで従事させられる」みたいなケースを作った。すると、「エンターテイン」っていうのは、カラオケでお酒を飲む相手をするだけかもしれないから、人身取引ではないかも、というコメントが出た・・・・・うーん。


なかなか面白い研修だった、やはり、依頼されたことは、なんでも前向きに引き受けてみるものだ。

カンボジアの交通事故

2019年11月28日 | カンボジアの生活


ラジオを聴いていると、内務省大臣によると、2019年1−10月で、3000件以上の交通事故があって、その半数は死者が出ているそう。

実際には、小さい事故なんて届けられないから、数値に上がってないんだろうな・・・・何せ、毎日見る交通事故。


↓pizza大好き、取り合って何個も注文するのである


早朝くらい中、フラフラ運転のレクサスを目にして、危険・・・・・・・

警察、至る所にいるんだから、もっとちゃんと取り締まってほしい。


Inside Outーデミ・ムーアの自伝

2019年11月27日 | カンボジアの生活



日本にいる時、アマゾンでイギリスから購入したデミ・ムーアの自伝。
カンボジアに戻るフライトで、一気に読んでしまった。



15歳の時に、母親に売られた・・・・というのは、流石に衝撃的。
でも、母親自体が若すぎて、自分でも何をやってるのかわからなかったのかも知れない。

↓朝食のお弁当、日本ではサンドイッチを堪能


アル中に、薬物中毒に、まあなんとも大変な人生を送ってきたデミ・ムーア。あの素晴らしい演技の影に、こんな壮絶なな苦しみと戦いがあったのね・・・
デミ・ムーアが逆セクハラをする映画は、何度も大学の講義で見せて、すっごく反響が良かったんだけれど(1分ほど早送りしないといけない激しいシーンがあるのだが)、あのDVDもどこかにいっちゃったなあ・・・


ちょうど、群ようこさんの「ゆるい生活」を読んで、漢方生活いいなあと・・・しばらく禁酒して玄米食べて、健康な生活を送ろうと決めたのである。


制服の自由?

2019年11月26日 | LGBT調査・イベント


日本にいる下の子は、今ちょうど反抗期なくせに、とても甘えたで、学校と家の中間にあるファミマまで送っていってーと毎日頼まれていた。

早朝に起きれなくて散歩に行けないので、ファミマまで坂を降りて、上がってくるのを日課にして運動していたのだが・・・

↓阿蘇山を見渡すレストランで食べた、誰もが食べていた黒和牛丼



その朝の散歩の途中、中学生の女の子が、男子の制服を着て登校しているのをみた。そういえば、母親が、そういう子がいるよって話してたのを思い出した。

女の子と仲良く歩いていってるその学生は、どうみても女子なので、トランスではないのかな・・・それともトランジションなのかな・・・・(男子でないことは間違いないと思われるが、トランスガールだろうか?)


LGBTの子どもたちの調査のまとめをしていて、子どもたちが家庭で被害に遭うのは本当に深刻で人生の基盤を壊されてしまうような経験。これは本当になんとかしないと、子どもたちの将来を破壊することになる。

でも、次に問題なのは、学校でのいじめや、教員からの差別。これも深刻で、無視してくれるくらいならいいけれど、先生からいじめらる場合も多い、


↓可愛くお子様ランチ、でも黒和牛丼が欲しかったそうな


制服、早くなくなればいいのに・・・・・でもカンボジアでもみんな制服だし、なかなか規則にがんじがらめの文化は無くせないのだろか。