14日間の学校閉鎖や、イベントなどの開催中止期間。
うちも大学が閉鎖となり、教室でクラスをしていた講座は全てオンライに変更。
子どもたちが可哀想だな・・・でも仕方ないしな・・・と思っていたら、身近にとても困っている人間がいた。若い僧侶たち。
若い僧侶で仏教に帰依している男子なんていないから、みんな貧乏で実家にいられなくて仕方ないから、とりあえず出家して寺に住んでいる。
(だから僧侶をやめる時期を決めていたり、やめたら何をするか決めている僧侶がほとんど)
そうなると、この14日間の都市閉鎖は、「托鉢に行けない」事態で、ずっと寺にいてもつまらないし、何もすることがないのだそう。
アシスタントの僧侶が「実家のあるクラティエに戻ろうかなと思う、寺にいても食べるものがない」。
「PCR検査受けてからじゃないと、おばあちゃんにコロナうつすかも!!」って脅したのに、数時間後にはバスに乗って田舎に戻っていった。
お寺の生活も、大変だ・・・・
確かに、日銭で稼いで生きている若い僧侶たちはかわいそう・・・宗教イベントも開催できないから、小銭を稼ぐこともできない。
この国の仏教は、貧乏な男子・男性を保護するためのセーフティーネットであり、男子にとっては生活のために住まざるを得ない「孤児院」なので、こういう事態になると僧侶たちが食生活を確保できないから大変だ。
カンボジアは人々から寄付金を集めてどんどんお寺を建てて、改装して、仏教にはお金を使っているように思えるのだが・・・寺で生活する貧乏なだけの男子たちは相変わらず貧乏で生活にも困窮していて、仏教とは全く異なる現実的な貧窮世界に住んでいるのである。
うちも大学が閉鎖となり、教室でクラスをしていた講座は全てオンライに変更。
子どもたちが可哀想だな・・・でも仕方ないしな・・・と思っていたら、身近にとても困っている人間がいた。若い僧侶たち。
若い僧侶で仏教に帰依している男子なんていないから、みんな貧乏で実家にいられなくて仕方ないから、とりあえず出家して寺に住んでいる。
(だから僧侶をやめる時期を決めていたり、やめたら何をするか決めている僧侶がほとんど)
そうなると、この14日間の都市閉鎖は、「托鉢に行けない」事態で、ずっと寺にいてもつまらないし、何もすることがないのだそう。
アシスタントの僧侶が「実家のあるクラティエに戻ろうかなと思う、寺にいても食べるものがない」。
「PCR検査受けてからじゃないと、おばあちゃんにコロナうつすかも!!」って脅したのに、数時間後にはバスに乗って田舎に戻っていった。
お寺の生活も、大変だ・・・・
確かに、日銭で稼いで生きている若い僧侶たちはかわいそう・・・宗教イベントも開催できないから、小銭を稼ぐこともできない。
この国の仏教は、貧乏な男子・男性を保護するためのセーフティーネットであり、男子にとっては生活のために住まざるを得ない「孤児院」なので、こういう事態になると僧侶たちが食生活を確保できないから大変だ。
カンボジアは人々から寄付金を集めてどんどんお寺を建てて、改装して、仏教にはお金を使っているように思えるのだが・・・寺で生活する貧乏なだけの男子たちは相変わらず貧乏で生活にも困窮していて、仏教とは全く異なる現実的な貧窮世界に住んでいるのである。