ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

道路が良くなったせいで、2針も縫う怪我した?

2024年11月03日 | インフラ整備事業


クラティエで、修理された道路沿いにある学校に行ったことがある。
同僚の同世代女性が、いきなり授業中の教室にどんどん入ってって、すごいなあと思った。

↓道路ができたことで世界が変わる、特にWINGがたくさんできた

↓小売業の店によってみた

学校が休みなので、祖母の店らしいが、孫たちが販売してる。
話を聞いてたら、次々小さい子どもたちがよってきた。

お菓子を買った子に、道路のことを聞いたら、「道路が良くなって、事故に遭って怪我した」

↓額に2針縫ってる

この店の前を自転車で走ってたら、バイクに撥ねられたそう。
かわいそうに、額だから髪を伸ばせばいいけれど、今ははっきり傷跡が見える。

「補償してもらった?」と同僚が聞いたら、「知らない」
店の子は知ってて、「バイクの人がお金払った」
うーん、さすが田舎、壁にみみあり、なんでも情報が共有されているのであった。


道路が良くなったことで、交通事故が増えているのは事実。
でも、道路が悪かった頃は、ドロドロで滑ってこけたり、学校に行けなかったり、病院に行くのに時間かかりすぎて手遅れになったり・・・という話をたくさん聞いた。

警察に取締りしてもらうしかないんだけど。
今回同僚はスピード違反で捕まったのだが、「まあ、だいじょうぶ」と言って警察と話に行った。私は現金が1万リエルしかなく(三百円くらい)、だいじょうぶかなあと心配してたのだが、「警察と色々話してきて、支払わなかった」。
うーん、そういうこともあるのだ。
正直、かなり驚いた。さすが高校3年社会の先生だ、話すのが上手だったんだろう。





カンボジアで耳掃除をしてもらう

2024年11月02日 | インフラ整備事業


耳掃除してもらうのが大好きなのだが、男性の美容院なので行きにくいし、知り合いにあったら嫌だなと思う。
ので、コンポンチャムに泊まる時に、いつもやってもらう。


1ヶ月だか2ヶ月ぶりに行ったら、店内すごい人、それも若い女性の通訳を連れた中国人男性5名ほど。
ちょっと待って、って言われたのだが、日本シリーズを見てるところだったのでそのまま店内で待つことにした。

まあ注文の多い中国人、通訳巻き込んで大騒ぎして帰って行ったのである。

↓生姜のニンニク炒め、いつどこで食べても美味しい

↓トボンクモンの有名なコーヒー屋、支払い方法大量にある

どこもかしこも中国人だらけ、まあいいけれど、お行儀の悪い人たちが結構いるのは嫌かも。







カンボジアの野菜は名前が覚えられないくらい多種にわたる

2024年11月01日 | インフラ整備事業


カンボジアの田舎は、本当に美しいと思う場所がたくさんある。
日本の山が連なる景色も素晴らしいけど。


広い畑に出たら、野菜を売ってるところがあったので(日本でも農家が道で売ってるような店)、降りて畑を見せてもらった。

↓2メートルくらいある

↓トウガン、いろんなサイズがある

↓かぼちゃ、とても重い!

↓広い畑を年間8000ドルで借りて野菜を作ってるそう

同僚は野菜に詳しく、いろんな名前を教えてくれる、葉っぱを見たら野菜の名前がわかるそうな。すごい。

↓次々ローカルの住民が買いに来る

↓巨大なきゅうり、独特の匂い

↓とうもろこしの赤ちゃん


↓上の野菜はこの中にも入ってる(花も食べるカンボジア)


↓ゴム農園が広がるトボンクモム

↓ゴム農園の中には多分持ち主が作った道路がたくさんある

↓インタビューに寄らせてもらった店ではバナナ販売

カンボジアの田舎は素敵・・・と思いながら、カンボジアに来て以来「マンハッタンの不動産」にハマって、ニューヨークにいる気分なのであった。






コンポンチャムの県道建設

2024年10月31日 | インフラ整備事業


コンポンチャムで県道を建設した事業のフィローアップ。
5本だか6本だか、短い道路を建設。

↓場所の名前と距離が書いてあるカバンを確認


↓こちらは高さ制限する機械が壊されてる

↓道路ができたからお店を3倍に拡張した

↓すごく気持ちいドライブ、道路が良くなるってすごい

↓以前は道がボコボコで市場に行くのも大変だった





水道料金とごみ収集料金の徴収

2024年02月18日 | インフラ整備事業


これから2年ほど請け負うすっごく楽しそうなゴミとか下水事業へのジェンダー主流化の仕事では、減価償却費とか難しい英語が出てくるので学びが多く楽しい。

1年以上前、カンボジア人の専門家を紹介してくれと依頼が来たので、家買って借金がある助手を推薦したことがあるのだが、その事業に繋がってる。
だからすでに助手が1年以上関わっていて、私は今の段階で参加することになった。助手が何しろ「文句ばっかり言ってる事業」に関わることになるのも頼もしい。聞いてるとなんか信じられないメチャクチャな事業(と言っていいのか)みたいだが、自分が参加してみると、なかなか立派なことやってる素晴らしい事業(どのレベルでかかわるのかの違いだろう)。「月曜に会議があるとするでしょ、そうすると土曜の夜に会議に出てって言われる。でも資料は何にもなし。会議では下水処理とかの専門用語が出てきて、通訳しなきゃいけないんだけれど全然わからん!」みたいな苦情をずっと聞いてたのだ(一応紹介した責任がある・・・)


下水やゴミ処理に係る料金、カンボジアでは経済産業省がまだ「いくら税金を徴収していいか」を決定していなかったり、都市によってどうやってこういう料金を徴収するか決まってない。

↓ケーキ食べたい!息子のため買ってみたレーブドシェフ


サムラーンというアプリでゴミ料金を徴収している都市もあるそうだが、なんでもこのアプリは導入するのにすごく高くて、どの都市もが導入できるものではないらしい・・・・(というのをムンバイにいる専門家から教えてもらった)

とにかく面白いのだが、今まで市民が払ったことのないお金を徴収するって大変だろうな・・・・息子は、「安倍さんは岸田さんより悪い、消費税あげたから」みたいなこと言ってたけど、竹下さんだって消費税導入したらやはり後々も覚えられるのだ。