ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

松山から広島へ船で移動

2019年12月31日 | 日本滞在



電車も大好きだけれど、船も大好き。

大学生の時に青年の船で1ヶ月船に乗れたのは良かった・・・・

両親が大好きな「飛鳥クルーズ」は、2020年のどこかのクルーズに申し込もうと思ったら29番目のキャンセル待ちだと言われたそうで、2泊とか3泊で何十万どころか百万くらいも支払う高齢者が山ほどいることに驚愕。格差社会だ。でも、飛鳥に毎年乗るのを楽しみに元気でいてくれるなら、安いものだ。

私は、同じクルーズでも、ローカルが大好き。

松山から広島に船が出ているのを見つけ、早速乗るのである。


↓狭い海峡を通過



ニュージーランドで乗った豪華船より、このローカルがいいかもしれない。

今回は、ジェットでなくフェリー(呉経由)にしたので、山ほど船が見れて大感激

↓これ何?造船のプロの父親に聞こうと思って撮影


江田島で見学できなかったのが残念だけれど、広島はまた来るだろうと。


素晴らしい松山城

2019年12月30日 | 日本滞在



松山観光。

仕事の締め切りがあったので、ホテルに篭りつつ、街歩き。

↓歩いていたら目に入ったので、行ってみた洋館と坂の上の雲ミュージアム



この博物館は良かった・・・・・
さすが安藤忠雄、モダンすぎるけれど、まあいい感じの博物館。

「坂の上の雲」、2回読んだけれど、どうも途中で疲れてしまうところがあって・・・・でもまた読もうと。
明治時代40年間は外国との不平等条約改正のために外交努力がなされたとか、義務教育が普及して95%の子供が小学校に通えたとか、とても勉強になった。
日本って素晴らしい・・・人々の寄付で小学校が次々建設されたなんて知らなかった。カンボジアなんて今でも外国からの援助で学校建ててるのに。


坂の上の雲ミュージアムにいると、松山城のことが次々でてきて、迷っていたけれど行くことに。
「すっごく歩かされたのよー」って母親が言ってて、どれほど歩くかと思いきや、確かに、すごく広いお城。





ホテルの部屋からも見えていて、町のシンボル的になっているのはいいなと思った松山城。

見事な城壁だった、これだけのものを建設するのは大変だったろう(26年かかったそう)。




地元だから小さい頃から姫路城ばかり見てたけれど、松山城はすごい。

坂の上の雲を子供達に読ませて(ドラマでもいい)、また松山城に来よう。






久しぶりの松山は中国人だらけ

2019年12月29日 | 日本滞在



久しぶりに松山訪問。
四国ならどこでも良かったんだけれど、海岸線の電車に乗りたくて、JRで松山まで行こうかと。




道後温泉、夜の6時ごろにお風呂に入りにテクテク行ったら、凄まじい行列、1時間待ち・・・・・

↓なのでお風呂は諦めてビールと瀬戸内海の海の幸だけ楽しんだ


ホワイトビールは、「バナナの香り」なのね・・・・・
既に20年ほど好きで飲み尽くしている割に、「バナナ」とは気づかなかった。これからそう表現しよう。


再び、朝に温泉に行ってみると、さっと入れた。




温泉は中国人はいなかったけれど、温泉街は中国語だらけ。



日本は暖冬

2019年12月28日 | 日本滞在




日本は暖冬のせいで、子どもたちの信州スキーキャンプは中止。まさにドタキャン。
「雪がない」そう。日本各地のスキー場に変更できるか可能性を探ったそうだが、それでも旅行は中止になった。
年末しっかり5日間スキーに行ってくれるはずが、二人とも家にいると言われても、親としては超困る。

母は子どもたちがスキーに行ってくれるで既に四国・広島旅行を計画していて、予定は変更できないし(年末はキャンセルできない)、1日だけ繰り上げて、予定通り旅行に出るのである。


↓息子が天ぷらを食べられなかったおかげで、美味しい天ぷらを食べられた・・・



暖冬か・・・確かに年末としては、それほど寒くないような気もする。

「海辺のカフカ」では、主人公が、寒くないところを求めて四国に逃走(と言うのか・・・家出と言うのか・・・)する。

四国は寒くないといいな。


妊娠・出産は女としてマスト

2019年12月27日 | 中絶調査2019




中絶調査で会った、中絶経験はない32歳の女性の発言。

「女として、出産して子どもを持つのは絶対必要。女性としての責任。たとえ妊娠がとても辛くて大変でも、女として生まれたからには子どもを産まないといけない」

この女性は、3回目の妊娠が想定外で、「どうしようかと・・迷っている間に中絶できる時期を過ぎていた」そう。
カンボジア的に3ヶ月だから、日本でいう4ヶ月だろうか・・(こういうのは何週って数えるはず、でも当事者でなくなるとすっかり忘れた)」
彼女はとても妊娠している余裕はないので、夫に「妊娠したら仕事ができない、既にいる二人の子育ても大変になる、支出も増える」って中絶したいと話したそう。

↓理解できる、子どもが二人いるだけで福澤諭吉が次々飛んでいく・・・


ところが反対した夫。
実際、中絶からのダメージは予想できなかったし(助産婦に脅されたそう)、金額もかなりかかる中絶だと言われて、「妊娠しても中絶しても辛いのは同じ、それなら産もう」と出産した。
ちなみに、中絶を罪だと考えてもいるので、よほどの決意で夫に相談したんだろう。

ちょうど読んでいた、「Humanities、女性学/男性学」。
産めない女は女じゃないのか・・・・(極論として紹介されていた)。
女性が産む性としてではなく、一人の人格として人間として認められないとな・・・