酷い目に遭いました

大学での講義、男子2名が欠席だったので、女子ばかり！！
まるで女子大で講義している気分なのである、そこで、セクハラについて聞いてみた。



ある学生は、ちょっと大きくて太ってるのだが、「高校の頃、豚みたいだとかお尻でかいとか、酷いこと言われていじめられた」

他の学生は、「高校３年の時の化学の先生はシングルファーザーで、私たちのことを娘みたいに扱ってくれてた。でも卒業証書を受け取った翌日、私の親友に求婚した！。先生だと思ってたのにすごくショックだった」




今回は、旅行できてる阪大の３回生の学生さんも参加してくれた。
今年４月から、すでに３組の阪大の学生さんがうちの学生と交流してくれてて、すごく嬉しいのである。

女子大で教えるのも面白いな・・・・・と思ったのであった。

１日休むと罰金20ドル取られる

ランチタイムに、マッサージに行った。
この店は時々しか行かない。
というのは、１時間21ドルもする。（ホテルの近くなら同じマッサージで9ドル）
ただ、このマッサージは大学に近いし、たまたまその日はそこのすぐ近くでランチタイムだった。
日本で鍼治療に行けば２７００円なので、比較するとそれほど高くないし、午前中ずっと立ちっぱなしの仕事をした後だったので横になりたかった。



いつも色々話を聞くのだが、この店は月給50ドル、有休は４日間のみ。
「４日以上休むと、いくら罰金？」と聞くと、20ドルも罰金なのだそう。
これはちょっと高い・・・・・普通は5ドルから10ドルの罰金。

縫製工場の給料が200ドルに上がったけれど、専門家によると、「借りてる部屋の賃貸料が2ドル上がるから、月給が上がっても意味ない」
そういえば、前回の給与引き上げでも、同じような議論を聞いたな・・・・・

職場で物を投げたり髪をつかんだり？

セクハラ研修、縫製工場などの「工場」でのセクハラについて、一体どんなものがあるか教えてもらった。





暴力では、物投げる、襟元を掴んで怒る、髪を引っ張る、などなど・・・・信じられないような暴力が普通なのだそう。
「それってやってるのは中国人？」って聞きたかったけれど、これは人種差別になるので黙ってた。
でも、工場でタバコぷかぷかやってるのは中国人らしい。

↓今回はホーチミンでトランジット、12ドルのPHOもアメリカ・メキシコ帰りだと安く感じる



ある工場では、倉庫が暗くて変な雰囲気で、「何も問題がない」と困惑した顔で主張する女性たちに30分ほどゆっくり話して状況を聞くと、中国人マネージャーがかなりのセクハラをしてた。
その実態を追求したら、被害を訴えた女性はすぐにやめさされ、さらに彼女の家まで工場の人がやってきて嫌がらせされた。
この事件を発見したのは、偶然私のもと学生で（２００９年度）、個別に話に来てくれて、色々教えてくれた。
「話を聞いて、辛かったでしょう」と言ったら「２日間寝れなかった」。

セクハラがバイヤーに伝わると、１日以内に契約が切られて、工場はまず間違いなく閉鎖になるそう。
この工場の場合、１年間閉鎖に追い込まれたそう。

当然だが、セクハラが発生しない環境を作らないと。
セクハラがあったら買付をやめるっていう文化もやめないと、セクハラを揉み消しに走る文化になってしまうのである。

セクハラ研修でカンボジアへ

国際機関職員と、NGOの職員対象にセクハラ研修をするためにカンボジア出張。

↓つい先日までこの景色を見ながらランチしてたのが夢みたい・・・・カンクンは遠かった



今回の滞在は最短かも、カンボジア滞在は６日間のみ。

何しろカンボジア人は勝手にどんどん予定を変えるから、すごく迷惑。
今回は週末何も予定がないので、うまく組んでたら３日間の滞在で出張を終えることもできたのに。

↓カンクンでオンライン事前準備会議に参加、翻訳があってるか確認する作業（ジェンダーがSEXとなってたり、SEXは性行為になってる）


今回のカンボジアの仕事はいくつものクライエントに会って、さらに大学で講義までするのだが、２つの仕事はセクハラ研修。
本来もう一件セクハラ研修があったが、カンボジアが長期休暇直後ということでキャンセルになった。




カンクンでは、「カンボジアからきた」というと、「それって、アフリカの南の方？」って聞かれたり、「コロンビアから来たって言いましたっけ」と修正されたり。


１０月１日からは大学の秋学期（さらに冬学期とかあって、訳わからない）。
あまりにも仕事がたくさんなので、講義を取るのはやめるつもりなんだが、学費さえ払ってれば在籍しててもいんだろうか。
普通学生が講義を取らないってあり得ないから、可能なのか疑問なのであるが、正直講義に出て宿題している余裕がないのであった。

水道代は場所によって異なるカンボジア

日本で水道代って、場所によって異なるんだろうか。


ロシアンマーケットでネイルをしてもらってる時に話してたら、マーケットでは水道代がプノンペンの家庭向けの値段の８倍もするそう。
地方に行けば、プノンペンの３倍くらいの値段のところもあり、使用量が増えていくと、値段も上がっていく（単純に上がるのではなく、急激に上がる）らしい。


↓バンテアイスレイ地区で見たゴミ収集車



ゴミの収集についても、値段は異なっていて、地方によってはとても高かったりするらしい。

日本でも電気代が値上がりしてるとか、イギリスでも信じられないくらい光熱費が上がってるそうだが、カンボジアはどうなんだろう。
（家を賃貸しなくなったら電気代がわからなくなった）