中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

無事で良かった!

2007-03-22 | 仕事
出張者が航空券やデジカメの入ったポーチをホテルのロビーに置き忘れました。

20分後戻ってみると大事なポーチは姿が見えません。

ホテルのフロントにも届けは出ていないし、今日の午後には飛行機で移動しなくてはならないし。。。 と出張者は途方に暮れてしまいました。

田舎町一番の高級ホテルですが、出入りする人は色々な人ですし、幸いパスポートは身につけていたので切符さえ購入すれば出張を続けることは可能です。

ホテル側は自分の落ち度でもありませんが、ロビーの光景を録画しているVTRを巻き戻して調べるなど素晴らしい対応です。

捜索むなしく、仕方がないので再度切符を購入し、仕事を続けることにしました。


2時間後、電話が鳴りました。

ポーチは他の旅行者が一緒のグループの人の持ち物かと思って間違って車に積み込み空港まで行ってから初めて、他人の持ち物であることに気付きホテルに連絡してくれたのです。

あきらめていた中身全部が無事に本人の手に戻りました。

本人の不注意とは言え、こういう紛失事故があるとその町への印象がグッと悪くなってしまいます。
逆にあきらめたものが戻ると、印象はもの凄く良くなります。

私はこの田舎町が好きです。この町に住む理解不能な人達も含めて好きです。

出張者が一人でも多く、この町のことを好きになって帰ってくれるように願っています。

ホテルの親切な対応と、空港からわざわざ連絡をくれたおっちょこちょいな見知らぬ旅人に心から感謝しています。