中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

ここまで来たら笑うしかない!

2007-03-30 | 仕事
昨年12/6に、また増えた! と言う記事を書きました。

その時「計画中」であった1名がこの度めでたく妊娠されました!!

これで行政部に続いて購買部も全滅です。まあもともと購買部は女性1名だったのですが。。。


その行政部、今は男3,女1(他1名は産休中)ですが、女1名もあと3ヶ月ほどという巨大なお腹を揺らしながら歩いておりますので、ほぼ実質男3名で業務を回しております。

350名ほどの従業員の出勤管理と給与計算で、男2名はもともと毎月月末月初は休日出勤だったのですが、この2ヶ月ほどほぼ毎週最低1日は週末に出勤しているようです。

ここまで来たら笑うしかありません。 従業員が結婚して幸せになって、子供生んで親になって嬉しそうに働く。

素晴らしいことですよ。

でも行政部の責任者の男の髪の毛がどんどん白くなってゆくのをみていると不憫です。 まだ40前なのに髪の毛2/3ほど白髪になってます。

待ってろよ、4月になったら一人新規採用してあげるからな。

工場勤務ではなく事務所勤務なので、相当な数の人間が面接に来るんでしょうね。

ふざけるなよ! と言いたい。

2007-03-30 | 生活
昨日は28℃という最高気温でした。

もちろん半袖生活ですね。

今日は31℃ 明日は32℃だと言ってます。 まだ3月末だよ~~。


私の住んでいるアパートのエレベータの中には、銀行やら携帯電話会社などの広告がどーんと貼ってあります。 35階建てという日本の基準では高層建築物の割にはごく普通の速度のエレベータなので、中にいる時間は結構長く、ついつい毎日読んでしまいます。

ふざけるなよ! というのはある民間銀行の広告。

銀行から融資を受けている期間中に短期間でも余っているお金があったら口座に入れて下さい、そうすれば全体の融資の利息をその期間中軽くして上げます!という広告なのですが、金額がふざけています。

「ある市民張さんが○○銀行から100万元の融資を受けています。ある時手元に40万元のすぐには使わないお金が出来たので○○銀行の口座に入れました。そうすると○○銀行は、25.5万元の分の利息を軽減しました。・・・」

100万元、約1500万円ですね。 日本でもこれだけの融資を受けるとしたら結構大変ですよね。 住宅ローンならありそうですが、そう言う日本人が「ある時手元にすぐには使わないお金600万円」ができますか?

私の会社の従業員の平均給与2000元/月です。2万4千元/年ですので100万元は42年分の給料になります。手元に余ったお金40万元は17年分の給料です。


あほか! と思うような広告です。広告の写真では綺麗なお姉さんが「あなた!借りているお金の利息が減ったわよ!」というような台詞を携帯電話で話しています。

庶民感覚の全く欠如している○○銀行の広告・・・ 対象は個人事業主です。


この国には、4大国営銀行(今は株式会社へ移行中ですが)の他に民間銀行が山のようにあります。 どこの銀行も、「皆様に愛されるリテール銀行!」を目指していると表面ではPRしていますが、実態はこんなモンです。

持っている人だけお客さんになってね! どんどん優遇するから!

お金持ってない人は来なくて良いのよ! そう言う人にお金貸しても焦げ付くだけだからね!


まあ日本の銀行さんもあんまり変わりませんが、少なくともここまで露骨じゃないですよね。