みんなと一緒に走っていると、自分の弱点がいろいろ見えてくる。
人の後ろを走っていると、あぁキレイに走っているなぁ、こんな風に走りたいなぁ、と思う事が多い。
と思う事が多い中で、自転車を買った小さなショップでライディングスクールを開催するとブログにあった。
尻込みしていないで、参加してみる事にしたら、一緒に走っているOさんも参加すると言ってくれた。
参加者は10名、プロの選手が一緒に走りながら教えてくれる。
朝、8時に丹沢湖集合。
参加している方々は自転車を見ても、身体を見ても走り込んでいる人たちばかり。
午前中は、丹沢湖の周回道路を使って平地走行のチェック。
50x18でギア固定して、ずっとこれで回す。 先頭交代もあり。
普段使うギアより軽いが、だんだんスピードも上がってくるので、とにかく回す。
併走しながら、指摘されたのは、ふくらはぎを使うな。膝から下は脱力。
止まっているときに言われてもピンとこないが、走りながらなので修正してみると、もっと力抜いて良いと。
途中で一度止まってサドルを1cm言われたとおりに下げてみると走りやすいし、ふくらはぎを使わないで乗れる。
回しやすいので、スピードも出るし、何よりふくらはぎで踏まないので疲れない。
10周ほど周回して、最後にプロと早い人組が「集中して」走る、というのでついて行ってみる。
まぁ、わかりきっていた事ではあるが、ものの30秒ほどであっけないほどおいて行かれる。
無理すれば、なんとか、と言う次元では無い。
で、無理しようとすると習ったばかりの乗り方では無く、やっぱりふくらはぎを使っているのが判る。
スピード上げないで、丁寧に身体に覚えてもらおう。
昼をはさんで、午後は林道を10km程上がる。
これまた登りながらプロが併走してくれて教えてくれる。
もちろん最後尾の方をエッチラオッチラのぼって行くが、ふくらはぎ使わずに膝上げて、丁寧に回して行くと今までより楽に上がれる。
14%とか16%とかいう傾斜の表示の中に、14.9%とか、12.5%とか、その小数点に何の意味があるの?と聞きたくなるような坂を上がって行く。
踏まない分だけ楽な感じ、というよりも筋肉の疲れがたまらないので遅いけど淡々と進む。
右の膝が開く、と言う指摘もされて、気をつけるとまた楽になる。
で、峠の所でいろいろ筋肉の使い方、身体にどうやって覚えさせるか、など講習もある。
今の今まで使っていた身体の事なので、すんなり理解できる。
で、下り始めるが、途中でまたしばらく登らなくてはいけないので、そこで今言われた事を注意しながら登ると更によく理解できる。
調子に乗って少しだけ登るスピード上げたら、太股の裏の筋肉がつりそう。。。 確かにそこを使えと言われたが、そんなに簡単につらなくても良いのに。
救いの神のようにOさんがパンク。落石のとがったところでキレイなサイドカット。
みんなで寄ってたかって修理完了。
数名の落車擦り傷あり、は発生しましたが、ほぼ無事に下山。
最後の話を聞いて解散。
Oさんも嬉しそう。
また開催すると言われたので、次回も参加したい。
それまで地道に練習ですね。
自転車も奥が深いですね。