中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

チューブレスとクリンチャー ホイールの話

2017-10-17 | 自転車


4月に突然タイヤをチューブレスにしました。

その後、カーボンディープリムの走りやすさから、どこへ行くにも、ほぼカーボンディープ+チューブレス という構成で出かけていました。

以前は、風が強い日には、怖いからと言ってアルミ(レーゼロ)+クリンチャー(Vittoria Corsa)に変えたりしていましたが、ビルや横道から吹き込んでくる突風以外なら、そこまで気にしなくてもいいかな、と言う程度になれてきていましたので、夏の青森散歩も、これで出かけていました。



見てくれは、写真の通りで、やる気満々に見えます。

実際は、結構違うんです。

レースはしないが、毎月500-1000km走るというもうすぐ還暦のオジさんの勝手なレポートです。


まず最初に、ホイールの話をしたいと思います。

ロードに乗り始めて、軽いと言うことが正義だという世間一般とはちょっと異なる自転車村の常識に染まってくると、重たいカーボンディープホイールは使いにくい、という感じがします。

レースのように速度変化が激しくて、スピードコントロールもとにかくペダル回して、と言うところから始まる局面では、間違いなく軽いホイールはいいホイールになると思います。

でも、私のようにレースしませんよ、でもそれなりの距離を走りますよ、ならホイール外周のリムが重たいホイールは、リムが軽いホイールよりも使いやすいのです。

一度速度に乗せてしまえば、回し続けなくてはいけないレーゼロよりも、勝手にホイールが回ってゆくディープの方が圧倒的に楽です。

ペダリング、走り方も影響するはずですが、固定ギアに乗り始めたおかげで、ペダリングというのは自転車が進みたがるのをジャマしない事から始まる、という事を考えていますので、リムが重たい=ホイールが回りたがる ならば、それを安定して回し続けていくこと が楽に走ることになります。

とにかくケイデンスを上げて回し続けるという乗り方とは、違ってきます。

9月の終わりに、新横浜の日産スタジアムで開催されたサイクルフェスタで、年1回のレース(のようなもの)に出たときに、久しぶりでレーゼロ+クリンチャーで走って、その違いと言う事に改めて気がつきました。

リムの軽いホイールは、漕ぎ出しも軽いし、よく進みますが、速度維持を楽にする、と言う観点では、外周のリムが重いホイールに負けることがある、という事です。


タイヤですが、チューブレスは、乗り心地が良いのと、よく転がります。

エアボリュームが、とか、チューブの抵抗がとか、いろいろ言われますが、理由はともかく、よく転がるというのは体感できると思います。

なぜなんでしょうね? クリンチャーのタイヤとは何かが違うんですよね。

ビットリアのタイヤは、定番のコンチネンタルグランプリ4000などとは比べてはいけない柔らかさを持つタイヤですが、それでもチューブレスから乗り換えた瞬間に、硬いなぁ でした。

路面の状況をものすごくよく伝えるという意味では、28Cというエアボリュームたっぷりのチューブレスと25Cクリンチャーを比較すると圧倒的にクリンチャーです。

でも疲れるのです。


カーボンフレームの自転車をキャノンデールに変更して、以前のFOCUSよりも若干柔らかくなった、そしてほぼ一年乗って身体がこれに慣れてきた、というのもあるでしょうが、レーゼロ+クリンチャーでそれなりの速度で距離を走ると、身体にいつもと違う疲労が残ります。

鉄自転車にも乗っていますが、これはクリンチャーでもフレームのしなり、衝撃吸収で、それこそコンチネンタル4000履いていますが、気になりません。

硬いフレーム+硬いホイ-ル+クリンチャー だとオジさんの身体には厳しくなってきているのでしょうね。


で、レーゼロのチューブレス化を検討中です。


というよりも、全面的にチューブレス化を図ろうかと考えています。

もちろん、これまで持っているホイールは、チューブレス対応ではありませんので、自己責任でのチューブレス化、です。

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で、とりあえずレーゼロにチューブレス履かせてみました。

行きつけの自転車屋さんから伝授された3Mテープ(自転車用のリムテープではありません。)をレーゼロ(クリンチャー仕様)に一巻きして、IRC RBCCの25Cを嵌めます。

2013年モデルの狭幅リムですので、28C(とは言えRBCCだと実測で25mm)はさすがになぁ、というのと25Cの履き心地を試してみたいというので25Cですが、タイヤレバーを使えば、割とスルッと装着。

オマケですが、レーゼロのブレーキゾーンが相当ひどい状態になっていることもついでに判明。

いずれきれいにしましょう。

ビード上げるの大変かなぁと、石けん水も使わずに、とりあえずポンピングしたら、あらまぁ! です。

何事もなかったかのようにスルッと装着完了。

現在装着後、1週間ほどシーラントも入れずに放置してありますが、そんなに空気圧も下がっていない様子です。

装着しただけで、(正直に言えば、それもフロントだけですが)その後出張に出かけてしまったので、まだ走っていません。

どんな感じなのか、楽しみです。

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