中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

イタリア車 フランス車

2017-12-18 | 


車のメンテナンスの間に、代車を貸して貰おうとお願いしたら、フランス車を貸してくれるというので、喜んでついでに遊びに出かけた。

シトロエンのDS4。 

正直初めて見たと思うし、もちろん乗るのは初めて。

ちょっと背の高い小型ハッチバック。 大きさは、ジュリエッタとほぼ同じで少しだけ幅が広くて少しだけ背が高い。

フロントグリルも、スゴく個性的ではないし、地味な高級車、かな。

乗るとこれが楽しい。

1600ターボ、アイシン製6AT(CVTでもDCTでもなくトルコンですね)

足回りは、ジュリエッタに比べると相等柔らかく、エンジン音も静か。

なんというか、ヌルヌル走る感じです。

日本車の柔らかい足回りのように、フワフワではなく、基本は結構硬め、でなんだかヌルヌル。

特に高速道路を100km前後で走っているときに、ビタッと路面に追従しながら、ヌル~ンって滑るように走ります。

加速もアクセルきゅっと踏むと、クイッと加速開始で、かなり軽快感ありますが、ジワッとアクセル踏むと、スルーンって言う感じに加速していきます。

房総のちょっとクネクネした一般道路で遊びましたが、ジワッと加速していくときの感じが一番楽しいかもしれません。

ドンと踏むと、もちろんドンと加速しますが、滑らか感を楽しむのが一番美味しく感じました。


座席が、普通のセダンでもない、SUVでもない不思議な高さ感があって、これは私にはマイナス点。

もっとぺったんこが良いですね。

フロンドガラスが巨大で、ほぼ頭の上までガラス。

明るくて気持ちいいです。 

太陽が上にあってもまぶしいというのはオープンカーみたいですよ。

スタイル最優先なんでしょうが、後部座席のガラスは開きません。


イタリア車に乗って、フランス車に乗る機会があって、改めて個性、何を大事にするか、ということで車作っているんだなぁと思います。

車が移動手段、だけではなくて、楽しみを見つけられる道具、になっている気がします。

使い勝手、と言う意味では日本車は高得点。

かゆいところに手が届いて、使っている限り不満なところは少ないと思いますが、楽しさ、と言う点で違いますね。


自転車でも、一台一台乗り心地が違って、それを楽しむ様になって、車でも同じ事なんだなと。

DS4は、クロモリの楽しさです。



自分の車を引き取って、ヌルヌルからコツコツへ。

ジュリエッタの少し硬めの足がやっぱり嬉しい。

少し賑やかなエンジン音、排気音が楽しいです。

個性、というものを大事にしている、イタリア車やフランス車、人生楽しくやろうぜ! と言っているようです。