中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

民度が心配

2007-08-15 | 生活
大都会は民度も上昇していました。

家族が遊びに来ているので、カナダのサーカスを見に行ってきました。

私は雑技が好きです。北京でも上海でも何度も見に行きましたし、上海に赴任してきてからも「新しい雑技団があって結構スゴイよ!」という話を聞いて、早く行きたくてたまりませんでした。

でも一人で行ってもつまらないので、家族が来るのを心待ちにしていました。

いろいろ調べてみたら、上海の新しい雑技団の他に、カナダのサーカスもやっている事が判明。
こっちは期間限定です。

電話でチケット状況を聞いてみるとVIP席とA席ならあるという。VIP席なんとビックリの2000元ですよ!! 日本円で3万円強! 
さすがにそこまでやる気はしませんのでA席購入。 とはいえ一人1万円です。


過去に北京でコンサートや雑技見に行ったときの経験から行くと、上演中に携帯電話が鳴るのは当たり前、自分の持っている席よりも良い席が空いていれば、上演中であろうが何だろうが、人を押しのけてでもそこに移動するのが当然! でした。

どうせ対して変化はないだろう、と思っていましたが、大都会上海の観客は、私の想像していたよりは、かなり民度が向上していました。

席の移動は、会場の中に大量に配置されている係員によって、ほぼ阻止されていましたが、そんなにしなくても節度ある観客の態度でした。

携帯電話が高らかに鳴り響く事はありませんでした。メールを打っているらしき光景は当たり前の様にありましたが。

カメラでの撮影は禁止、というのもまあまあ合格点でしょうね。


サーカスはとても楽しかったです。
途中で観客が突然舞台に上げられて、寸劇に参加しろ、なんていう状況ではむしろ日本よりも盛り上がっていましたね。 
日本人は恥ずかしいのか、なかなか舞台に上がらないし、あがってもモジモジするばかりですが、ここの人達は、思いっきり楽しんじゃいますから。


さて新しい雑技団、何時見に行こうかなぁ。