中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

日本の仕事って大変ですね。

2006-07-05 | 仕事
金曜日から出張に出かけて、来週の土曜日に戻ります。

自分の仕事を金曜から月曜にかけてやって、その夕方の飛行機で日本へ戻ります。私の会社の仕事ではなく台湾の親会社の訪日のお手伝い兼通訳です。

火曜日の午後から木曜までがその仕事。

なんだか台風3号が季節外れに日本へ行きそうなタイミングですが、仕方がありません。

それにしても日本に行くからね、と言うだけで、「彼らは何の目的で、そのプロジェクトはどこにどの位の規模で。。。。」と質問が矢のように飛んできます。

日本の人には常識なのかも知れませんね。こういう事調べて報告するのが。

こう言うところで自分が日本の常識からずれてしまっているのが判ってしまいます。「そうか来るのか!来たら色々聞いてみよう!」でなんで済まないのでしょうね。

イヤイヤ、こういう事が出来なくなっているから日本へは帰れないんだよ、と判っているんですけれどもねぇ。

思い起こせば97年7月7日に北京に赴任したのが今回の駐在のスタート。明日で丸9年が終了します。

事故も違反もさらしもの

2006-07-05 | おもしろ記事
この国では肖像権とかプライバシーは余り無いと思って良いですが、交通違反や事故を起こすと朝からTVでナンバープレートも実態もそのまま報道されてしまいます。

直訳すると「交通さらしもの台」とでも言うのでしょうか、朝7時半から福州TVで町の交通状況をほぼ生放送で実況する「あなたと一緒に無事にお出かけ(直訳)」という番組の中にそういうコーナーがあります。

この町の主要交差点には何台ものリモコンカメラが設置されており、24時間交通監視センターで監視されています。このカメラで証拠写真を撮られると違反行為となり、罰金と犯則点が決定されます。日本のオービスの様に少ない台数ではなく町のそこら中にカメラがあります。

日本だったら個人情報の侵害とかプライバシーの。。。となるのでしょうが、ここの国ではそういうことを言っても無駄なようです。

事故のシーンもバンバン出ますが、ナンバーも人の姿も顔も全部そのまんまです。

役所の偉い人や警察が事故っていたらどうするんだ? はいそのために「ほぼ生放送」になっています。間違っても一般民衆に知らせたくないような出来事は放送されないようになっていますのでご安心ください。

ここでは、守るべきものと、どうでも良いものの区別だけはしっかりされているようです。