ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

9/15 秋の野歩き 四分の一:初めにJR東海道本線の線路沿いに歩き出す。

2022-09-16 04:44:13 | 草花
残暑が厳しい中ですので、表題の「秋の野歩き」はちょっとばかり違うような気もしますが、違うのは残暑の方であり、何時までも未練がましく暑さが居座っているだけですね。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、そのお彼岸入りも9月20日のことですから、あと一週間もありません。
現に野の草木は立派に秋を体現していました。 4回に分けて野を歩いた報告をしていきます。

行程図 ↓

歩き始めは曇っていたのですが、やがて晴れて来て、夏の気温になってきます。
午前8時半頃から正午頃まで、8kmほど歩き、写真を撮ったり、「何やかや」してきています。



彼岸花 ↓ ↓ ↓





蕾、周囲の様子、近景と並べました。



ホシアサガオ ↓

JRのフェンスに絡んでいます。



ヨモギ ↓

これもJRのフェンスの外側ではびこっています。



ノアズキ ↓ ↓



これもJRの線路際で一か所、はびこっていました。



以下のものもすべてJRの線路際で見たものです。日当たりと風通しが良いので、そういう条件を得意とする植物が蔓延っています。
これが昔のことなら、付近のお百姓が草刈りしていたのでしょうが、今は線路内に立ち入らないように、フェンスを設けていますので、こういう草が無駄に蔓延っています。
ヤブカラシ ↓


野性化した朝顔 ↓


ヘクソカズラ ↓


ヨウシュヤマゴボウ ↓

線路際の放置状態の「植物園」を後にすることにします。
(明日の四分の二につづく)
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満月から後の下りの月、ISSが見やすい時間にシフトしてきました。

2022-09-14 04:26:42 | 草花
9月10日に中秋の名月を見てから、その後の月の経過を観ています。
満月の真ん丸からはだんだん欠けて来て、心細い月になって来るのですが、満月→十六夜→立待月→居待月→寝待月→更待月→→下弦の月・・・・・と呼び名が代わっていくのですが、13日の晩は空模様が怪しくなり、大変赤い居待月を雲の向こうに見る感じになっていました。
十六夜 ↓

11日晩は十六夜の月で、右の上の方がやや物足りなく思えなくもないですが、まだ”真ん丸”に見えます。この時の月齢は15.1となっています。



木星 ↓

月以外では木星が一番明るく見えています。



十六夜の月と木星 ↓

11日の宵の口では十六夜の月と木星の位置関係では、木星が左上にあります。



明けて12日早朝の十六夜の月と木星 ↓

11日の晩を越えて、12日の明け方、西の空に来た十六夜の月と木星は、お互いが近づいて見え、一晩のうちに木星は右下に変わりました。



12日晩の立待月 ↓

12日晩は立待月で、この時の月齢は16.2になります。



その晩の立待月と木星 ↓

一晩の違いですが、木星は月からだいぶ離れて、しかも右上に来ています。



13日ISSの航跡 ↓

ISSが見やすい時間帯に来るようになりました。手始めに13日の宵の口に(雲に邪魔されましたが)何とか見ることが出来ました。
ISSの航跡は画面中央で下から上に移動しています。 ほかの赤色の混じった破線は航空機のものです。



13日夜8時過ぎの居待ち月 ↓

赤い月が雲に邪魔されて薄暗く見えて来ました。月齢17.1.。



カラスウリ ↓

帰宅の道すがらカラスウリの花を見ました。



キカラスウリ ↓

カラスウリに混じって、キカラスウリの花も咲いています。ここでは撮っていませんが、近くにピンポン玉くらいの大きさの
果実が青く未熟で生っていました。
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中秋の名月:月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月    詠み人しらず

2022-09-11 08:32:32 | 草花
昨晩は、NHKのBSで月の番組をやっていました。東京の午後九時は綺麗な月が見えていましたね。
月は人の心に少なからず影響を及ぼす様で、古来、月が詩や俳句・綴り方の世界でも幾多の作品が生まれてきました。

いま荒城のよはの月 変わらぬ光たがためぞ 垣に残るはただかつら 松に歌ふはただあらし。
天上影は変わらねど 栄枯は移る世の姿 写さんとてか今もなほ あゝ荒城の夜半の月    土井晩翠「荒城の月」(途中から)

月をモチーフにした文学作品を(勝手に)選び出してみました。
9月8日の月(月齢12.2) ↓

エリザベス女王がなくなった日の月は雲の向こうで幽かに見える月で、この日の出来事を表しているようでした。
♪目つむれば亡き人がゐる走馬燈 ♪  木村世津
この夜の月は十三夜の月でもありました。 (鑑賞の豆名月・栗名月の十三夜は10月8日です。)
♪山降りてすぐ山を恋ふ十三夜 ♪  福田蓼汀

そして中秋の名月、当日の宵の口となりました。

電線が邪魔 ↓

月の出始めは低いところにある雲のために見えませんでしたが、時間が経つとだんだん見えて来て全貌を現したときは
電線の向こうにありました。


月に叢雲 ↓

やがてすぐに雲に隠れてしまいます。
♪月にむら雲私にゃお前 邪魔と知りつつ切れられぬ♪  都都逸より頂きました。
こうなると、金色夜叉の「貫ちゃん」(失礼!)の息んだ台詞を思い出します。↓
「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる」・・・あの時の月は冬のものでしたか?

月が雲に隠れた時間が長くて、大恩ある方から電話で「中秋の名月が見えないが、何時頃から出て来るのか?」との
問い合わせがあったほどの、長いヤキモキタイムがありました。

やっと雲から出てきた ↓

未だ雲が掛かってはいますが、全貌が見えて来ました。
♪雲がいそいでよい月にする♪  種田山頭火


そして完全無欠の中秋の名月 ↓ ↓

♪見る人に 物のあはれをしらすれば 月やこの世の鏡なるらむ♪   崇徳院
(見る人に“もののあはれ”を知らせるとすれば、月はこの世の鏡なのだろうか。)


♪こんな好い月を一人で見て寝る♪  尾崎放哉



月齢が少しだけ進んだ、これも中秋の名月 ↓

♪あの月をとつてくれろと泣く子哉♪  小林一茶
一茶はこの句に対して作句後も推敲を重ねています。 ♪名月をとつてくれろと泣く子哉♪・・・のあとに
♪明月をとつてくれろと泣く子哉♪・・・ともしています。

♪名月や池をめぐりて夜もすがら♪  ご存じ松尾芭蕉
♪名月や静かに更くる身のほとり♪   高橋 梓



雲間の月 ↓

♪十五夜の雲のあそびてかぎりなし♪  後藤夜半


そして夜がどんどん更けていき、今朝となります。
♪嬉しくながめた夜も明けそめて 軒に未練の秋の月♪  都都逸より頂きました。(もうこのような歳でもありませんが・・・・)

♪名月をあと何度ほど拝めるか♪  亭主汗駄句
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台風11号は6日の21時頃に温帯低気圧に変わりましたが・・・・・・

2022-09-07 04:11:24 | 草花
台風11号は始めのうちは相当強いものでしたが、速度は遅くて、しかも変なコースをたどりましたね。
それでも北上しだすと速度が上がって来て、進路もいつもの台風のように北寄りに斜上するようになり、にわかに北九州方面が狙われるようになってきました。
その後各地にいろんな災害をもたらしたようで、強風による火事を引き起こしてみたり、フェーン現象で日本海側に耐えがたいような高温をもたらしたりしていました。
幸いなことに東海地方では明るいうちはやや強めの風が絶え間なく吹いている程度で済みましたが、夜になってから雨が降り出しました。
TVで知ったことですが、21時過ぎには温帯低気圧に変わって日本海を北東方向に進んでいるようです。
気圧も最低時の920hPaから980hPaにまでパワーダウンしてきているようです。
この記事がUpされる時間には勢いがもっと収まっていると良いのですが・・・。

昨日の付近周回記事の残りの部分をアップします。
キンシバイ ↓

この花の最盛期は6-7月頃でしたね。となると、これは返り咲きとなるのでしょうか?あたりにはこの蕾がいくつもありました。



オオモクゲンジ ↓ ↓

三河安城駅の北側の公園でたくさん咲いています。


この時は青空がきれいでした。



イタドリ ↓

新幹線の土手の下で咲いていました。



ヘクソカズラ ↓

花は結構可愛いのですが、草の名前が偽悪的で嫌らしいですね。せめて「お奈良運古カズラ」くらいにして置いたらと思います。



はぐれ雲 ↓

夏の雲とも秋の雲ともつかない、どっちつかずの雲ですので、「はぐれ雲」・「まぐれ雲」と見ました。



入道雲未満 ↓

西の空遠くで、入道雲になるにはパワー不足に見える雲がありました。



オクラ ↓

民間の貸し農園では二~三の畑でオクラが植えられていました。 花は綺麗なものですね。



クズ ↓

JR東海道本線の線路際でクズが蔓延っていますが、そのどれにも花が付いていません。これは花にとっては重要な時期に刈り込みが入り、花を付けられないのでしょうか? そこで刈り込みの入らないような場所を物色しながら歩いて、やっと自転車置き場のフェンスの向こうで咲いているものを見つけました。



ガガイモ ↓

ルコウソウの花を見たくてちょっと足を延ばしましたが、その場所は除草剤が撒かれていて全滅でした。
その近くでガガイモの花を見つけました。



カラスウリ ↓

JRのフェンスに絡んで、カラスウリの実が付いています。秋に真っ赤になるとは思えないほど、今の姿は清々しい青さがあります。



木星(衛星付き) ↓

昼間はあれほど綺麗な空を見せてくれたのに、夜になると雲が出て来て、月を見ることが出来ませんでした。
しかし、わずかにあった雲の隙間から木星だけは明るく輝いて見える瞬間がありました。
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戦争は続くよどこまでも・・・・・・2月24日から半年以上も経ちます。

2022-09-06 04:26:45 | 草花
ウクライナでは大変なことが続いています。
ロシアによる「ウクライナ侵略」(日本の総理官邸と国会の表現)、これをロシアでは「特別軍事作戦」と呼ぶそうです。
イギリスとEUでは「Russian aggression against Ukraine」(ロシアのウクライナ侵略)と表記し、国連では「Russian Federation’s Invasion of Ukraine」(ロシア連邦のウクライナ侵入・侵略・侵攻)または「Aggression against Ukraine」(ウクライナ侵略)と表記しているそうです。
つまり西側諸国の見方は加害者がロシアで、被害者がウクライナということになります。
筑波大学の名誉教授である中村 逸郎先生は、モスクワ国立大学で学び、ソ連科学アカデミーでも学んだロシア通の学者ですが・・・

ご本人が言うことには:2022年5月、ロシアのウクライナ侵攻に伴うロシア政府による日本への報復措置(ロシア連邦への日本政府の政策に対する報復措置に関してのロシア外務省声明)によって、ロシア連邦への入国を恒久的に禁止された・・・・・とのことでした。
その腹いせかどうか彼の国のことを「恐ロシア」とか「コロシア(殺し屋)」とか言ってからかっていましたっけ。

ウクライナ側の戦意も並大抵ではなくて、この戦争は長引きそうです。
小生はもちろん「恐ロシア」と感じて、ウクライナにシンパシーを持つ一人ですが、ロシアの「負沈」(プーチン)がなぜあんな愚挙に出たのか、なぜあんな残虐を行えるのか「人間としてどうなのか・・・?」稲森さんのような発想を今更ながら、今一度「負沈」(プーチン)に頭を冷やして考えて欲しいと思いました。
もちろん「コロシア(殺し屋)」のことですから、そんなことは金輪際しないのでしょうね。

しかし、長引くこの最難題事案の為に世界中が深刻な影響を受けていますね。(特に食料とエネルギー)
それでなくとも雲行きの怪しかった世界のありようでしたので、悪い要因の何もかもが顕在化してしまいそうでとても心配です。
私たち、地球上で今を生きる人類は次の世代、次の次の世代の為に、何を遺して行けるのでしょうか。

暑さ凌ぎに背筋の寒くなるような話になってしまいました。 気を取り直して昨日の草木の様子を綴ります。
自転車で近場を周回 ↓

JR東海道本線に沿って漕いでみました。



サルスベリ ↓ ↓



暑いさ中にこの赤はあまり直視したくなかったのですが、レンズのフィルターを通して何とか・・・。



アオギリ ↓ ↓



舟のような形のものの縁にすでに茶色くなった種子が付いています。



マテバシイ ↓

二年かけて成熟する実ですが、これはその二年目のもののようです。



ヤマボウシ ↓

ヤマボウシの実が熟しつつあります。 もう少しで甘い実を食べることが出来そうです。



アメリカヤマボウシまたはハナミズキ ↓

同じ「ヤマボウシ」の名前を持つアメリカヤマボウシですが、いまはハナミズキという名前の方が一般的ですね。
その実は日本のヤマボウシとは違って小さくて、不味いので食べることはありません。



コブシ ↓ ↓



コブシの握りこぶしのような実が出来ています。この中に真っ赤な種子が入っています。



ツユクサ ↓

この草も花の咲く期間の長い草ですね。



5日の月 ↓

今回も空が明るいうちに撮っています。天気があてにならないので、見えたらすぐに撮るようにしています。月齢9.0。
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