ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

彼岸のお中日

2014-09-23 08:56:48 | 草花
(コメントは投稿出来ません。)

今日は彼岸のお中日で、暦の「秋分」になりますが、名古屋においてはまだ昼時間のほうが若干長くて、これから4日後の27日に昼時間が12時間丁度になり、そのときの日の出時間が朝の5時43分で、日没時間は夕方の5時43分となるようです。
(すでに始まっては居ますが)、それから後は日増しに日が短くなっていきますね。

今年は夏の暑さが拍子抜けするくらい長続きせずに、”天候不順”気味に終わりましたが、この秋はどんな空模様になるのでしょうか。
当面は日本に向かっている台風16号に要注意のようですね。

昨日、自転車で外を回り、目に付いた花を掲載します。

ヒガンバナ ↓

見た中ではここが一番数がそろっていました。

ヒガンバナ ↓

そのなかの一輪です。

白花曼珠沙華 ↓

畑のふちでこんな花も見ました。

ミズオオバコ ↓

田んぼの水路で咲く花ですが、今年は花の時期にいっせいに”川ざらえ”がされてしまい、期待はしていませんでしたが、何とか花の残っていた株がありました。

ママコノシリヌグイ ↓

茎のとげとげはすごいものがあります。

ガガイモ ↓

久しぶりに見るガガイモの実です。
JRの線路沿いフェンスで見かけました。これも近いうちに刈られてしまいそうな気配ですね。
冬になると莢が割れて、長い毛羽つきの種が飛んでいきますが、それまで持つかどうか・・・。
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お彼岸入り

2014-09-20 11:01:30 | 草花
秋分の日(お彼岸のお中日)が近づいてきました。
秋分の日をはさんで前後のそれぞれ三日づつもお彼岸だそうですから、今日20日は彼岸の入りで、出口に当たる26日は彼岸明けとなるようです。

今年の場合は「暑さ寒さも彼岸まで」という言い伝えを先取りするかのように、暑さがめっきり勢力減退してきています。

それから、近づいてきている台風のことも気になりますね。


昨晩、外孫のところにちょっと出かける用事ができました。
夜に出歩くときは、ウォーキングを兼ねていますので、事故防止のためにヘッドライトを点けて歩いて行くわけですが、明るさついでに、カメラも携行して、夜の花も撮っておこうと考えました。

カラスウリのつぼみ ↓

目当てにした夜の花はカラスウリです。
これは仰々しくつぼみを見せていますが、この日は咲かずに翌日に咲く花のようです。




カラスウリ ↓

こちらは咲いた花ですが、レースの編み物を広げたような不思議な姿を見せてくれています。
今の季節ですと、夕方6時ころでは未だ花を開かずに、夜の闇に包まれてからやっと本来のこういう姿を見せてくれます。



ヒガンバナ ↓

孫のところで用事を済ませて、帰り道に田んぼの脇をテクテク歩きます。
別に当てにして歩かなくても、ヒガンバナはたくさんの場所で見ることができます。



ヒガンバナ ↓

ヘッドライトの明かりだけではとても足りずに、カメラ側のフラッシュも動員してこの群れを捕捉しています。


最後に彼岸花を詠んだ、好きな一句を 紹介しておきます。

西国の畦曼珠沙華曼珠沙華     森 澄雄
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9/18 彼岸花が咲いていよいよ秋

2014-09-18 16:04:21 | 草花
昨日、孫のお迎えで田んぼの脇の道を通ったときに、彼岸花が咲いているのを見つけました。

実は、我が家でも庭に植えてあるのですが、それには未だ花が来ていなくて、ほかの場所のものについては、全然気にかけていませんでしたが、今年も約束どおりに、秋彼岸に合わせてやって来るようです。

明けて本日、くだんの田んぼ脇に行ってきました。

ついでにどんぐりや銀杏の様子も下見しておきます。

どんぐり ↓

公園ではクヌギのどんぐりがちらほらと落ちていました。
場所を変えて神明社に行ってみると、そちらではアベマキの実が落ちています。



稲田 ↓

田んぼでは稲穂が頭を垂れてきています。



彼岸花 ↓

田んぼの縁で彼岸花が一列に並んで咲いています。



彼岸花プラス稲穂 ↓

今年の実りも大丈夫のようですね。



オンシジウム ↓

鉢植えの洋ランは毎年少しずつ枯れたりしていきます。これは素人のやることですので仕方のないところですが、その代わりに補充したりしますから、少しずつ種類は増えるようです。
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9/12 槍ヶ岳と穂高岳の展望に優れた 蝶ヶ岳から常念岳の山旅 (下)

2014-09-16 16:51:32 | 草花
蝶ヶ岳と常念岳の記事は上・中・下と3回に分けていますが、この記事でおしまいになります。

(コメントの投稿はできないように設定していますので、悪しからず願います。)

ゼンテイカ(=ニッコウキスゲ) ↓

すでに花は終わり実になっています。

ツリバナ ↓


ツバメオモト ↓

これも瑠璃色のきれいな実を見せてくれます。

サンショウウオかオタマジャクシか? ↓

標高2500mを超す稜線上に小さな池があり、それには驚きましたが、その水面付近を黒い生物が泳いでいます。カエルは居ないでしょうから、クロサンショウウオあたりでしょうか。

エゾリンドウ ↓

今度はエゾリンドウが出てきました。

ミヤマコウゾリナ ↓


ヤマハハコ ↓


ウメバチソウ ↓

これはヒメウメバチソウかもしれませんが、大雑把にしておきます。

常念岳の最後の登り ↓

今回稜線歩きの、ハイライト部分になりました。残るは約400mの高度差です。

常念岳山頂 ↓

常念岳最後の400mの高さに取り付く前に休憩を入れて、食物をとり、今度は休むことなく歩き続けます。
苦しい登りでしたが、何とかたどり着いた山頂は岩くずの場所でした。

山頂の祠 ↓

日本の山らしく、山頂には祠が祀られています。

鷲羽岳とワリモ岳 ↓

距離が近づいた加減でしょうか、裏銀座の山々も見えています。

大天井岳 ↓

北西の方角約5km先に大天井岳が見えます。あちらの峰は2922mあり、今居る常念岳よりも高いのです。

横通岳 ↓

横通岳(よことおしだけ)の片側の斜面をガスが這い上がってきています。

槍ヶ岳 ↓

日は西に移り、槍ヶ岳はシルエットになっています。これから山を下りることにします。

前常念分岐点 ↓

山頂から下りてきて、この道標の場所は8合目ということでしょうか、ここに前常念岳を経由して三股へ下山する分岐点があります。計画通りこの道を採ります。

トウヤクリンドウ ↓

ここで今回では初めて、花をつけているトウヤクリンドウを見つけました。

ガスが上がってきた。 ↓

谷側からガスが上がってきました。その中に入っていくと気持ちの悪いナマ暖かさを感じます。

チングルマ ↓

もう花が終わり、名前(稚児車)をあらわす姿になっています。

ネバリノギラン ↓

ネバリノギランはすでに黄葉をしています。

シラタマノキ ↓

白い実を噛み潰しますと、サロメチール臭を感じます。あいまいな甘さもあります。

ガンコウラン ↓

これは驚きです、ガンコウランの実にこの時季に出会えました。早速試食しますが、今回のものは甘さよりも酸味を感じました。

前常念岳山頂 ↓

常念岳の本峰よりも約200m低い頂ですが晴天ならさぞかしの眺めでしょうね。今はガスの中での到達ですので、眺望は得られません。

避難小屋 ↓

山頂直下に小さな建造物がありました。

一部黄葉 ↓

稜線上にこんな場所もあります。今年の紅葉はどんなものでしょうか。

岩稜の下り道 ↓

岩屑だらけで、足場の微妙な道がしばらく続きます。

雷鳥 ↓

今山行では雷鳥に二度出会いました。こちらはまだ「ピヨ・ピヨ」鳴いていました。

森林限界付近 ↓

岩の稜線下りがこのあたりで終結し、これからは土の上を歩けます。

ツルツゲ ↓

亜高山帯で見かけるツルツゲですが、やっと実をつけた株を見かけました。

針葉樹林帯内 ↓

こんなところを長らく下って行きます。あたりが薄暗くなってきました。

アキノキリンソウ ↓

もう光量が少なくなってきましたので、この写真を最後にして、カメラをリュックの中に入れます。
ヘッドライトを首に巻きつけて、行ける所まで、無灯火で凌ごうと覚悟を決めて歩き出しました。

このあと山中で暗闇になり、ヘッドライトを点けて歩くことになりました。



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9/12 槍ヶ岳と穂高岳の展望に優れた 蝶ヶ岳から常念岳の山旅 (中)

2014-09-16 07:26:43 | 草花
(コメントの投稿はできませんので悪しからず願います。)

森林限界が近づいてきて、わくわくしてきます。時刻は午前9時を過ぎ、東側は早くもガスが掛かり始めて眺望が悪くなってきています。
こうなると一刻も早く稜線に着いて、目当てにしている槍や穂高の眺めがどんなことになっているのか気になり、心が焦ります。

ウラジロナナカマド ↓


ミヤマアキノキリンソウ ↓


エンレイソウ ↓

花は終わって実がついています。

キヌガサソウ ↓

花が残っていてくれます。

ハイマツ帯 ↓

やっとハイマツ帯に入ってきて、空が近づいた感じになります。

食事中の猿 ↓

行く手をチラっと獣が横切りました。はじめはカモシカではないかと思いましたが、どうも猿だったようです。何匹か居て、彼らはハイマツの実をむしって食べているようです。

コケモモ ↓

美しい赤い実が出てきました。早速試食します。酸味が適度にあり、実に美味に感じます。

稜線に到着 ↓

やっと稜線に乗り上げました。山小屋も見えています。

ウラシマツツジ ↓

砂礫の上でウラシマツツジがもう紅葉を始めています。

山小屋 ↓

山小屋は豪華な眺めをほしいままにしています。

穂高連峰 ↓

穂高の迫力ある峰峰が真正面に堂々たる姿で展開。すばらしい眺望に酔い痴れます。

大キレット付近 ↓

穂高と槍のつなぎ目の大キレットを中心にして撮ります。

槍ヶ岳 ↓

槍ヶ岳の美しい姿を惚れ惚れと眺めます。

焼岳 ↓

穂高の左奥に焼岳も見えています。

野口五郎岳 ↓

この日の天気ではこの山までが限度で、それ以遠の山は見えません。

水晶岳 ↓

水晶岳も少し顔を覗かせています。

奥穂・涸沢・北穂 ↓

真正面にある岩の峰々を寄せて撮ります。

涸沢カール ↓

涸沢カールには未だ紅葉は来ていません。

白出乗越 ↓

涸沢カールの上部は白出乗越で、そこには山小屋があります。赤い屋根が小さく見えています。

ザイテングラート ↓

涸沢カールから白出乗越まで小さな尾根がありますが、登山道はこの尾根を伝わっていくようです。
一方、こちらのほうは、これから稜線を常念岳目指して北上していきます。

母子猿 ↓

2500mを超す稜線上に猿の群れがいます。彼らはハイマツの実を食べているようですが、こんなに上まで来ているのは、気がかりです。

クロマメノキ ↓

クロマメノキの実が熟していたのでこれも試食します。残念ながらコケモモほどにはおいしく感じません。

横尾への分岐点 ↓

ここで梓川河畔の横尾まで1000メートルほど下る道を分けます。

北鎌尾根と鷲羽岳 ↓

槍ヶ岳の北鎌尾根とその果ての独標が見え、その右には鷲羽岳が顔を覗かせています。

槍ヶ岳連峰 ↓

槍ヶ岳の峰の連なりを撮ります。

蝶槍 ↓

行く手に蝶槍を眺めて近づいていきます。ガスが出てきています。

霞沢岳・六百山と梓川 ↓

最遠は乗鞍、その手前に霞沢、また手前に六百山、そして山裾を梓川が流れています。

タカネナナカマド ↓

今度のナナカマドはタカネナナカマドです。

モミジカラマツ ↓

モミジカラマツの花が未だ残っていました。

マルバダケブキ ↓

こちらは花が終わって干からびた花びらになっています。

ハクサンフウロ ↓

これも咲き残りという感じです。

ミヤマシシウド ↓

まだ花が一部残っています。
これからあとも常念岳まで稜線の凹凸を繰り返して少しずつ近づいていきます。
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