ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/3日 桜満開 春爛漫 近所を花巡り

2020-04-04 08:22:53 | 草花
昨日のことです。 お昼前に、学校が休校中の孫のところに自転車で出かけましたが、その行き帰りにたくさんの花を見ました。
そこで、家に戻ってから、山の神様と一緒に花を見るために出直しをしました。
出発する前に庭の花も確認していきます。
チューリップ ↓





黄の音符赤の音符やチューリップ  佐藤 多太子
白もまた一と色をなすチューリップ  塗師康廣
それぞれにうかぶ宙ありチューリップ 皆吉爽雨
”チューリップ”という、いかにも外来の言葉でも俳句になってしまうのですね。



ダッチアイリス ↓

一輪だけ咲き出しました。 ”アイリス”という言葉でも俳句がありました。

アイリスを見ゆる一眼にて愛す  日野草城
アイリスのひらく有給休暇かな  小林あつ子
アイリスや妻の悲しみ国を問わず  楠本憲吉

家を出て付近の公園にあるカリンの木をチェックします。



我家のカリンは今年は不出来でしたが、公園のものは日当たりも良くて花をたくさんつけています。



ベニマンサク ↓

民家の庭先でベニマンサクの花を見つけました。



コブシ ↓

三河安城駅の北にある公園でコブシの花を見ます。花の時季にはもう十分に遅れてしまいました。


次に梨の集団栽培地に向かいました。

授粉用の梨(ヤーリー種) ↓

今年は既に授粉用の雄蕊は採取したそうで、これの花粉を栽培している別の木の花に梵天(耳掻きのさじの反対側にある水鳥の羽毛などでできた球状のもの)のようなもので付けていくのです。

そして果樹を作る梨の木 ↓

この梨園では幸水・豊水・秋月などを作っているそうですが、別に希少種の甘響きという種類も試験的に始めたそうです。この甘響きは一個の末端価格がが800円から1000円もするそうで、一般的には手に入りにくいということでした。

そして満開の桜 ↓









明治用水沿いに植えられたソメイヨシノですが今年は人出も少なく、静かに見て歩くことが出来ました。



タンポポ ↓


カラスノエンドウ ↓

田畑のあぜ道ではこのほかにもオランダミミナグサやツクシなども見ました。
爛漫の春を、久しぶりに心行くまで味わえたひと時でした。

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12 コメント

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ご指摘有難う御座いました。 (縄文人)
2020-04-04 11:17:52

ご指的感謝です。
≫さて、センバについてですが、小生の勝手な独断ですが、センノキ(ハリギリ)の葉っぱですなわち「セン葉」ではないかと思いました。

天狗の団扇、と同じようでこれなら聞いてきた人も納得されると思います。
有難う御座いました。

桜さんが、「私たち一生懸命にあらんばかりの満身の力で・・・・・咲けども」
  花見客無し………・・・・・。

 いつ出てもおかしく無いね「非・宣言」
       そぞろ歩けど人姿なし (縄)

さくらさんの呟きが聞こえてくるようです。
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縄文人様へ (ぶちょうほう)
2020-04-04 14:07:17
縄文人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
今回も時宜に即した歌を頂きましてありがとうございます。
せっかく綺麗に咲いたのに、今年は花の下の賑わいは無しで、桜さんもさぞかし寂しがっていることでしょうか?
それとも一人のびのびとくつろいでいるのでしょうか?

非常事態宣言は、小池さんと安倍さんとでは温度差があるような気がしました。
どちらにしても政治の上でのつばぜり合いなんてしている場合ではなさそうで、協調して頑張ってもらいたいところです。
一刻も早く新薬が開発され、病を鎮めて欲しいですね。

センノキの葉っぱの形状を覚えていましたので、センバについての自分なりの仮説をダメモトで開陳させていただきました。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2020-04-04 15:35:03
用水に枝を伸ばすソメイヨシノは綺麗ですね。ソメイヨシノはこういう場所が一番良さそうです。チューリップも季語なのですね。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2020-04-05 10:18:17
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
水面に身を乗り出して咲く一枝は殊更美しく見えるような気がしますね。
チューリップというバタ臭い言葉も俳句の季語になってしまうのですね。
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春爛漫 ()
2020-04-05 20:46:04
お酒の銘柄に有りそうな言葉ですね。
正に春ですね。
ここに出て来た花達は全て歌に詠まれているかも知れませんね。
カラスノエンドウなんかは難しいかも知れませんね。
万葉の昔は梅が多く詠まれていて時代が新しくなると梅よりか桜を詠んだ歌が多くなっているそうですね。
桜が日本の花の代表になったんですね。
当方は、コブシの歌では北国の春しか思い浮かびません。
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燦様へ (ぶちょうほう)
2020-04-06 09:19:04
燦様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
久しぶりに外に出て見たら、そこら中が”春”していました。
たしかお酒にも聞いたような銘柄がありましたね。
でも、今年は桜の樹の下での宴会が自粛されて、春爛漫を謳歌するような気運ではなくなりましたね。

カラスノエンドウは俳句にすると字余りしますので、流石に句づくりの素材にはならないようですね。
句ごころを興す風情の面でも難しいのでしょうか。
しかし、花言葉で探すといくつかのものがありました。

梅の木はどうも支那大陸由来のものらしいですね。
そうなると昔の文化人達は梅を題材にすること自体がハイカラだったのではないでしょうか。

櫻は西行法師のヤマザクラから始まり、江戸時代に染井吉野が出現してからでしょうか、日本人の心をつかんでしまいましたね。
この記事の時のお花見でも、インド人の若い女性二人が、橋の上から長い時間ずっと桜の景色を眺めていました。
この時に彼女たちにとって、満開の桜の花は日本滞在の強い印象を与えているのだろうなと・・・・・傍でそう思いました。

コブシの花・・・・中国人の研修生(実際は就労者)がわが社に来た時に聞いた第一声は、彼等の中の一人が小声で歌っていた「北国の春」でした。
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 (ふらっと)
2020-04-06 11:39:37
不急不要な外出ですが。会社と自宅の巣ごもりに耐えられず、三蜜を避け自分も桜を見にいってきました。

カラスノエンドウはこの時期には目立つ花色と形で見られると嬉しくなります。
人の世は大変ですが春爛漫ですね。
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こんにちは。 (BROOK)
2020-04-06 14:14:23
ベニマンサク、我が家でも咲いています♪

数年前まではこの木の存在を知らなかったのですが、路上に植えられているのを見つけて、花植木センターで購入した次第。

結構珍しい木ですよね。
家を訪ねてきた方に珍しがられます。
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ふらっと様へ (ぶちょうほう)
2020-04-06 21:56:06
ふらっと様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
不要不急という言葉は意外に受け止め方が難しいようですね。
結果的に為政者の思っているような結果が伴ってはいないのかもしれません。
東京都のここのところの急増ぶりを見ると言葉の隙を突かれていたのではないかとさえ感じてしまいました。
「三密」にしても集団感染となってしまった名古屋での警察の剣道訓練の場がその見本のような気がしましたが、そういう自覚は無かったのでしょうか。

カラスノエンドウは立ち止まり、近づいてしげしげと眺めるとなかなか可憐ですね。

「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」とは言われてきましたが、ここに来てつくづく人の命の儚さを思い知らされますね。
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お花見 (keitann)
2020-04-06 22:07:49
ぶちょうほう様、こんばんは。

4日は奥様とお花見に行かれましたか。
当方は4日は高知の山仲間の方と、5時間かけて島根の山に行ってきましたが、道中はどこも桜が満開で素晴らしくきれいでした。島根はいまだに感染者ゼロだからか桜の木の下には提灯が吊るしてありました。
我が地でも感染者2人だそうですが、市内のお城の桜祭りも自粛で提灯など見えませんが。。
今日は主人とお花見ドライブでしたが、香川の桜は今が満開か9分咲ぐらいです。
新型コロナのせいで、どこも静かで人が少なく、ゆっくりとお花見できたのは良かったですが、早く終息してほしいですね。
かりんの花も可愛いですね。
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