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ベルギーを離れ、 英国在住中。 夜景評論家/ 床の間主義者。 メール頂けますと嬉しいです。 krugkrug2004(at) yahoo(dot)co(dot)jp |
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bluebell railway
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イースト・サセックス州のハートフィールドにはブルーベルという名の鉄道が走っている。
全長15キロ。駅は4つ。30台もの蒸気機関車を所有し、クルーはボランティア。
19世紀後半に開通した後、一度廃線になった路線が復活し、駅舎も職員も切符も汽車も往年の輝きを取り戻して営業しているのだ。
灰色の煙を上げながら滑り込んで来た機関車を見たとき、「きかんしゃやえもん」や「きかんしゃトーマス」や童謡「きしゃきしゃしゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅっぽぽ」で親しんだ擬音はリアリズムであったのだ!と背中が震えたほどであった。
また、機関車に身を投げて有名なのはアンナ・カレーニナだが、駅舎に入ってくる汽車に身を投げるとしたら(スピードがかなり落ちているので)、よほど精神的に追いつめられていなければなるまいと確信した。ゆっくりすりつぶされるより一瞬で千々に散った方が...
わたしが乗車したのは往復たった30分の汽車の旅。それでもすっかり旅人気分になる。アンナやムイシュキン公爵が今にもあちらから歩いてきそうだ。実際、19世紀の小説の中では車内は多くの出会いの場なのだ...
この路線にはイベント蒸気機関車が走っており(例えばフィッシュアンドチップスやアフタヌーンティーを楽しむ汽車、第一次大戦期などのテーマ別汽車-すべての職員や俳優が当時の服装をし、乗客参加型の劇場汽車になるらしい!-)、また乗ってみたい。
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