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カーディガンとガイドブック




週末、立寄った本屋でパリのガイドブックを買った。

話題のスポットや新しい店に積極的に行くタイプではないので、パリのガイドブックは持ち歩かない(つまり毎度行き慣れた同じところしか行かない)のだが、次回はぜひマンネリズムを打破しようとこのシリーズを。

このシリーズはブラッセル版も持っていて、車のグローブボックスに常備していた。
通常は行かない思いつかないようなスポットが何割か掲載されているのが楽しく、ブラッセルで時間が空いた時にふっと行ってみたり...
ちょっと意外性のある洒落たガイドブックなのだ。

例えばパリ2012版でパリのランドマークとして紹介されているのが

デフォンスの凱旋門
モンパルナス・タワー
ユネスコのヘッドクオーター
サクレクール寺院
ポンピドウ・センター

下2つは定番ランドマークとして比較的人気があるものの、エッフェル塔や凱旋門やルーブル美術館ではないのがミソなのである。他にも必見建築物として紹介されているものの筆頭が共産党ヘッドクオーター。渋い。

だからブルジョア的なものは載っていないのかと言えばそうではなく、ホテルとしてはロテルやロイヤル・モンソー、プラザアテネのバアその他が掲載されているし、友人がすすめてくれたレストラン、フレンチイも出ている。



と、昨日日本から届いた荷物に入っていたカーディガンがたまたま同じ色で、平凡な日常に一瞬にして色がついた。

6月のパリ行きコーデュネイトその1はこれで決まり。
去年買ったRoland Mouret の濃いデニム地加工のワンピースに合わせて着るつもり。

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