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Brugge Style
パスポート
土曜日の朝、フェデックスで英国レジデンスカードつきパスポートが戻って来た。今すぐにでも魔女がほうきにまたがるようにさっと愛車に乗ってドーバー海峡を越えたい気持ちだ。
レジデンスカードについて不思議なのは、パスポートを2011年11月末に提出した後、カード発行年月日が2012年2月於リバプールになっているにもかかわらず、手元に戻って来たのが5月19日であることだ。
つまり審査は11月末から2月初めにかけておこなわれ、2月の中旬には5年間の滞在許可は降りていたということ。それなのにわたしがパスポートを受け取ったのが5月中旬すぎ。
2月から5月までのきっちり3ヶ月間、当局はいったい何をしていたのだろう。
この期間中に申請を取り下げたり、犯罪を起こしたり、そういう申請者側の気持ちの変化でも待っているのだろうか。
ひょっとしてわたしはこっそりMIBに監視されていたのだろうか?
借家だからと断っているのに屋根を張り替えないかと何度もやって来るセールスマンや、わたしの歯を何が何でも抜いたほうがいいと主張した歯医者の正体は何だったのだろうか?
分からない。
当局のすることはまさにカフカの「城」そのものなのである。
...
国外旅行ができそうなまとまった娘の学校の休暇は6月2日の土曜日からの一週間のハーフタームで、女王のジュビリー騒ぎから逃げるためベルギーとフランスへ行くつもり...
ベルギーにおいてはもうすでに一番古い友だちになってしまったH嬢に会ったり、夜中のブルージュをレストラン帰りに散策したり、パリで美しいものや人や食べ物を玩味しつくしたい...
想像するだけでも健康になりそうだ。
その休暇中の不安要素は、学校の学年末試験がもうはや来週から始まり、ハーフタームをはさんでなお続くことである。お休み中は遊ばず勉強せよ、という無言の圧力。
ただでさえ科目が多く、例えば語学だけで5科目(英語、ラテン語、フランス語、ドイツ語、スペイン語)X3種類、それなのに娘が今寝食を忘れるほど夢中しているのはレゴでキャンディの自動販売機を作りそれに改良を加え続けることなのだ。
彼女が、一週間のお休み中に試験勉強のことは忘れて思い切り遊ぶ為にはどうすればいいか熟考して実践してくれるように祈る。
...いや、祈るだけではすまされない。言っても仕様がないことは分かっているけれどガミガミ言う。
ガミガミは祈りのようなものかもしれない。
「城」のKもガミガミ文句ばっかり言ってたし。
5年後このレジデンスカードが切れる頃は英国に住まなくてもいいように事情が変化していることを切に祈る。
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