5日(土)
早朝の羽田空港、ターミナルビルの増設工事中でバスでの搭乗が増えるそうな
富士山の上空を通過、久しぶりに頂上を拝む
大分空港で借りた今回の相棒はD社のムーブ、いつもの重機リース経営のレンタカー屋さん
渋滞多発の別府市内を裏道で素通りしてひたすら走行
志高湖方面に山道を走行して由布市へ
空港から約52㎞程走行してJR久大本線の向之原駅付近、
今回の目的地は食事できる場所が少ないのでこの辺りで早めの昼食
本日の昼食は
十五万石 挾間店(大分県由布市)
★★★★☆
大分県を走行してると見かける十五万石、入店は初めて
黄色と赤の配色がいかにも町中華って感じで好印象
注文はオイラの定番のちゃんぽん¥800+餃子¥300
スープは豚骨ベースで濃いめ、中太のちゃんぽん麺
餃子もおいしい、町中華って楽しい
県道690号で26㎞程走行して午前中を費やし目的地に到着、結構に大分空港から遠い
今回の旅は大分県の県西に位置する長湯温泉に滞在型
昭和60年に入浴剤メーカー花王の炭酸泉全国調査(炭酸ガス濃度、温度、湧出量)で
「日本一の炭酸泉」に認定される歴史も古く奈良時代の文献にも登場
オイラは有名なラムネ温泉館、水神之森
、温泉交流館みつばちの湯
、郷の湯旅館
は入浴済み
今回は未入浴場攻めで本日の1湯目は
47.秘湯 ながの湯@長湯温泉(大分県竹田市)
無人施設で賽銭箱に入浴料金を投入、入浴料金200円は嬉しい
壁から削孔して突き出た塩ビ管から湯がドバドバ投入
され掛け流しで利用、
泉温はやや熱め程度で長湯向き
泉質はマグネシウム・ナトリウム・炭酸水素塩泉
茶色の析出物、笹色の濁り湯、木板の壁と美しい共同浴場
1湯目から長湯、長湯は長湯向き^^
本日の2湯目に移動、約8分ほど農道を走行
こちらは長湯温泉のある直入町の隣町の久住町、近いが長湯温泉には属さないようです
48.ほていの湯@豊後くたみ温泉(大分県竹田市)
★★★★☆
大型の日帰り入浴施設、母屋は心柱と多角形の屋根が特徴的
浴場は内湯と露天、内湯は10人以上が浸かれる角取した長方形の浴槽
抽象的な山並みが描かれた男女の境壁、凹凸があんまり見かけない左官仕上げで独特の雰囲気
泉質はナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
湯は掛け流しで利用、泉温は温め
メタケイ酸を多く含んで肌に良いそうな
露天風呂は岩風呂と丸い浴槽
岩風呂はさらに温くオイラには向かない
円筒の湯船は1人用で北投石を投入
自慢の湯のようですが鈍感なオイラには良さが・・・
こちらを後に長湯温泉に戻り本日のお宿に移動
約10分ほど県道を走行、以前宿泊した民宿城山@三船温泉を右手に通過
本日のお宿は
49.万象の湯 長湯温泉歴史伝承館@長湯温泉(大分県竹田市)
共同浴場ってのは予約した時に解ってましたが想像以上に立派な施設でレストランや大分県在住
の北村直登さんのギャラリーも併設←もちろんオイラは興味がないので行ってません
エントランスは片流れ屋根に洗い出し壁でめちゃオシャレ
渡り廊下を進むと共同浴場の受付、宿泊者もこちらで受付します
和風モダンな内装にカラフルパンダの絵はセンスいい
総部屋8室の宿泊棟、温泉棟とは廊下で繋がってます。
部屋はシングルでセミダブルのベットと洗面台、トイレ付と広くはないが快適
窓から芹川や田園風景を望む
愛煙家には厳しい敷地内禁煙
、喫煙所は無し
宿泊棟にも玄関があり下駄もあるので敷地から出て喫煙
お勧め頂いた施設から徒歩1分の湧水地の桑畑湧水にて部屋に備え付けのケトルで給水
これでコーヒーをいれるとめちゃ美味しい
滞在中にオイラは喫煙がてらに頻繁に水くみに行ってました
昼食が早かったのでおやつは九州のご当地パンといえば
マンハッタン@リョーユーパン(福岡県大野城市)
チョコとサクサクした食感が旨いドーナッツ
九州に来ると毎回買ってる
宿泊者は貸切風呂を無料で利用、チェックインの時に予約できた
施設の左手に貸切風呂が3つ並ぶ、50分の利用可
貸切風呂とはいえ立派で湯船が3つ(主浴槽、水風呂、露天)各2人が浸かれるサイズの湯船
最初は左の主浴槽へ泉温は40℃くらいでやや熱め程度
魚の頭が湯口は珍しい析出物のコーティングも『またいい感じ
』
掛け流しで利用、湯船も小さく湯量もあり鮮度も良い印象
じっくりあたたまり奥の扉から露天風呂へ
内湯から棚湯方式の露天は温めで長湯向け
すだれから正面の芹川のせせらぎが聞こえて体をクールダウン
綺麗に積まれた間地(けんち)ブロックを眺めると日常を忘れる
もう一度内湯であたたまり奥の水風呂へ
こちらは未温泉認可の関係で水風呂となってますが強烈に冷たくはなく水質は強炭酸水
湯船底の投入口からは大量の細かい泡、強烈な炭酸を感じます。
久々の水中画像
1分も浸かると全身が泡で覆われる
体が冷えると主浴槽へもどる熱冷交互入浴のローテーションがめちゃ楽しい
50分では短い
浴後はお散歩に出かける、タオル持参
数100m程、真っ暗な歩道を歩くと本日の4湯目
50. きもとの湯@長湯温泉(大分県竹田市)
共同浴場と商店を経営されており統一感のない店舗が楽しい
メダカまで売ってます
温泉棟が2つあり『熱湯』と『ふつう』で泉温と料金が異なるそうな
値段は熱湯が¥200で一番奥の温泉棟に向かう
大船と書かれた温泉棟、先客がいないので貸し切りで使えるようです
目の前の井戸が源泉
井戸から伸びたホースが脱衣所を突っ切り浴場に渡る光景
結構な湯量が青ホースから投入、浴槽は3人が浸かれるサイズ
析出物でコーティングされた縁に飾りがないコンクリート壁で渋い内装
『あれ』 奥の白い箱は何?
中には新聞紙を敷いてます??
『なんじゃこれは』 まぁー気にしないで湯に浸かる
泉質はマグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉
泉温は熱め、体感では45℃くらいかと
薄暗い浴室になにやら物凄い気配を感じる・・・・怖い
湯の流れる音に消されていたがカサカサと天井から響く
白い箱のずーと上を眺めると栄養ドリンクくらいの大きさの黒い頭が3~4本こちらを眺めている
想像ですが窓が常に開いており燕が浴場の壁に巣を作り、優しい地元の方々や施設管理者が
フンが落ちてもいいように白い箱を巣の下に置き、温泉に浸かりながら燕の成長を観察するめったに
経験できない楽しみに嵩じているのではないか燕もまた誰か来たなって感じでこちらを眺めてます。
ヒナが成長して飛びだしたら賑やかになるのでしょうな
浴後は個性的な木堀の人形の後ろで一服
不思議で楽しいきもとの湯でした徒歩にてお宿に帰還
部屋で夕食を頂く、今回は挾間のスーパーで購入済み 大分県といえばとり天弁当
関西で子供のころ食した懐かしの味のマルタイ 長崎ちゃんぽんを発見して即購入
昭和51年に発売したカップちゃんぽんのパイオニア商品で関東ではあまり売ってないので久しぶり
スープからチャンポン麺までめちゃ旨いわぁ
寝る前にお宿の大浴場へ内湯は独特の造形の湯舟で10人くらいは浸かれる
円形の1人用の湯舟は炭酸の水風呂
其の2に続く