もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

おれんちには、おれんちの良さがあるのに・・・

2009-11-23 21:19:17 | Weblog
  午後、久しぶりに3町合併反対で協力してくれたTさんを訪問。
 そしたら、昨日8日間のイタリア旅行から帰ってきたところだとのこと。
 
 いいところに来たと、イタリア土産のお菓子をご馳走になりながら観光地巡りの話を聞く。
 イタリアはどこもかしこも遺跡、遺跡で驚いたそうだ。中でもポンペイは言葉では表せないほど良かったそうだ。
 Tさん夫婦もいろいろ悩んだ時期があったからなあ・・・良かった、よかった。<emoji code="a001" />

 おれも、息子のタカとゆっくり外国を歩きたいなあ。
 なんて、内心うらやましがったりして・・・

 人というのは、他人(ひと)のことがよく見えるもの。
 おれんちにも、おれんちの良さがあるのに、ね。 
 マイペース、マイペース。

 一帯、訪問の目的は何だったんだっけ? アハハ~<emoji code="a002" />

晩秋の浜の畑

2009-11-23 11:46:26 | Weblog
 朝からぽかぽか陽気。お昼前に13℃。
 昨日干した柿は、表面が乾いてきた。今の所、ヒヨドリの被害なし。
 マルハナアブの羽音が行ったり来たり。

 <浜の畑のようす>
 草ぼうぼうの畑の中で、パッと目につくのが「ハゼ」の紅葉。
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 今年の紅葉は、とりわけ美しい。
 実生から育てて、枯死の危機を何度か乗り越えて、この場所にすっかり落ち着いた。
 ただ、東北の寒さのせいか、幹として立ち上がらないのが気になっている。

 その脇には、宮崎南部の海岸沿いの狭い道路の斜面で採取した「ノジギク」
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 今年は、花が大きく鮮やか。家菊(栽培種)の原種の一つといわれる。
 
 そして、角ではアシの枯葉に阿武隈颪(あぶくまおろし)の寒風をよけてもらって「ヤツデ」が花をつけた。
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 5・6年かけて、やっとこの環境に馴染んできたのだろう。

 困ってしまうのが「セイダカアワダチソウ」と「クズ」と「ススキ」などなど・・・
 やせ土でも、たちまち占領されてしまうのだ。<emoji code="a004" />

●干し柿作り●夕方の海にカモ?の群れ

2009-11-22 13:29:51 | Weblog
 晴れ。気温9℃の昼下がりのぽかぽか日和。

 朝から、先日もいだ柿の「干し柿」作り。
 皮むきは女房。むいた柿を紐に通して吊るすのは小生。
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 今年の柿は、大玉ぞろいで、熟す前だったので楽だった。
 全部で107個。<emoji code="a001" />
 
 2階の軒下に吊るしたが、心配なのは、ヒヨドリ。
 彼らは甘いのが大好き。
 もう、周りを飛びまわっている。
 えさ用には、木に残しておいたのだけどなあ・・・
 
 晩秋の日差しを受けて、風に揺れている。
 表面は乾いてきた。
 ミツバチが一匹止まっていった。

 ●夕方の海辺にカモ?の群れ 
 午後、タカと二人で浜の畑に行った。
 畑の様子は明日書くとして、いつものように磯浜の海を見に行った。
 ここのところ、海が静かなせいか漂着物が少ない。

 漁港の南側に行くと、アレッ?
 黒い点々が岸に向かってくる。泳いで向かってくる。
 
 初めて見る光景だ。
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 近づいてくるのを待っていると、鳥だ。<emoji code="a006" />
 黒い鳥と言えば、ウミウ?
 それにしては、体が小さく、動きも違う。
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 頭を海中に突っ込み、逆立ちして餌をとっているようだ。
 性格に数は数えられないが、100羽は超えそうだ。
 30分ほどじっと見ていたので、体が冷えてしまった。

 帰ってから写真を見ると、どうもカモの仲間みたいだ。オナガガモ?
 自然界は、分からないことだらけ、知らないことだらけだ。
 そんなことに出くわしたときは、ほんとに楽しいのだ。<emoji code="a001" />

●南蔵王山麓の晩秋●スーパーの会長の話

2009-11-21 13:16:24 | Weblog
  ここは「ぼちぼち村」より少し低い“川原子”(かわらご)集落。
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 まだコナラの紅葉が彩っている。

 ●スーパーの会長の話
 午後、タカといっしょに名取市のホームセンターMにチェーンソーを見に行った。
 3万円出せばまずまずのがあるが・・・

 ついでに、その中に入っているスーパーにタカのおやつを買いに寄った。
 入ると直ぐに会長の“きっつあん”に出会った。
 
 近くのベンチに誘うと、この秋からのスーパー事情について話し出した。
 「あんたやぁ。今年は何でも安い。生産者も小売業者も大変だ。
 市場では、大根8本が180円でブロッコリーは一玉5円だぞ。熊本みかんで880円だど。千円以下だと採算が取れねぇんだど。
 これでは、赤字で作られなくなるべ。おらたちももうけらんねぇ・・・」
 
 と、熱が入る。

 ほんとにそうだ。国が言うようにデフレが身近に感じられる時代に入っている。
 民主政権よ、舵取りを誤らないでくれよ!
 彼のスーパーは8店舗あるが、この店が一番の売り上げだそうだ。

宮城の大学生さんよ~ まだ「川原子ダム」の水がどんどん抜かれているよ~

2009-11-20 20:21:50 | Weblog
 この前から「ぼちぼち村」の前のダムの水が、まだ、減り続けている<emoji code="a003" />
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 どんどん干上がっている。 
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 この調子だと、去年と同じ程度に抜くつもりだろう。

 今週初め、ほとんど歩く人がいないダム周辺の遊歩道の入り口に看板が立てられた。
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 これで活用者が増えるのだろうか。
 魅力がなければ、人は来ない。

 市には、自然環境を生かす姿勢は感じられない。
 宝の持ち腐れだ。
 トップの力量が問われるぞ!<emoji code="a003" />

福島県北の息づかい

2009-11-20 11:21:13 | Weblog
 「福島県と宮城県とは文化が違う」と感じることがある。
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 福島・桑折町の田舎の町外れに目を引くデザインの建物。
 時期は、昭和の初期か?大正や昭和初期の香りがする建物は、隣の国見町にもあった。
 今は、「コミュニティー消防センター」となっている。消防車などはない。
 
 その隣には、小さな祠(ほこら)がある。
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 だから昔は、今よりずっと町外れ・・・
 その傍らに、「住吉館跡」という削れかかった案内板。
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 「室町時代初めの平城で、伊達氏の分家の大條(おおえだ)氏の根子屋(ねごや・住宅)だった」ということが分かる。
 中に、堀と土塁が残るとある。
 数段の石段を登ると、なるほど祠の裏にあった。
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 木立の向こうに水が光る。
 ゴミも見える。家庭排水の溜まり場になっているのかな?<emoji code="a004" />
 
 そして、土塁は堀の堤防としてあるようだ。
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 隣はお墓。ここが大條氏の菩提寺。

 先人たちの息づかいが伝わってくる。

「ツーリー」の実と「柿」の実もぎ

2009-11-19 19:23:55 | Weblog
 今朝、ベランダの水に3mmほどの氷がはっていた。
 昨夜は、星が瞬く冷える夜だった。
 
 ●「ツーリー」の実
 おととい、しばらくぶりに団十郎さんを訪問。
 中国貴州省から贈られた「ツーリー」(バラ科)の実が、彼の庭で黄色く実った。
 その実を分けてもらった。
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 直径5cmくらいのトゲトゲの実。
 これには、ビタミンCがレモンの数倍も含まれているなど、他の果実にない有効な栄養素がいっぱいなのだそうだ。

 彼は奥さんと、ジュースやジャムに加工して、地域おこしに役立てたいと考えている。
 実現できるように願っている。

 いただいた実を、九二一つあんに見せる予定だ。

 ●「柿」の実もぎ
 裏の「とやま柿」の柿もぎをした。
 毎年のことだが、上る前が緊張する。
 梯子から枝に移ると、足場を固めて竹ざおを持つと柿の玉を見つめ無我の境地。
 
 竿の先に実の生っている枝をはさむ。(竿の先は割いて枝をはさみやすくしてある。)
 竿を回してボキッと折る。実の重さがずっしりかかる。
 ここで慌てず、そっと そっと引き寄せ実を外し、下で待っている女房に投げる。
 ナイスキャッチができるといいが、ちょいちょいポロリ。

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 去年は不作だったけど、今年は大玉が多く数もまぁまあ。
 全部で100個を越えた。

 明日から、皮むきだ。忙しいぞ! 

「ぼちぼち村」は雪

2009-11-18 21:39:15 | Weblog
 「ぼちぼち村」は、昼から雪になった。
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 玄関前の「コマユミ」の実に雪が舞う。
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 子どもがいなくなった「不忘(ふぼう)分校」。
 聞こえてくる。雪の向こうから、子どもたちの声が・・・
 
 夕方、雪、上がる。
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 クマザサ(チシマザサ)を「熊笹」だと。
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 尾根の林を「林」だと際立たせていた。

 葉をふるったカラマツが、
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 明かりを惜しんでいた。

初冬の陽に柿の実映える

2009-11-18 10:55:48 | Weblog
 今朝は青空が広がった。
 我が家の「とやま柿」(大型の渋柿)は葉を落として“柿色”の実が姿を現した。
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 あっ!やっぱり、やられている。
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 そういえば、この前からヒヨドリがせわしなく来ていたなぁ。
 鋭いくちばしでえぐっている。まだ渋が残っていたのかな?
 
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 こちらは、すっぱりだ。うまかったんだろうなぁ。

 去年は不作だったが、今年は大粒で収量は平年並みのようだ。
 あした晴れたら柿もぎをしよう。 

こんな日には

2009-11-17 13:22:26 | Weblog
 雨風が吹いて泣き出した。
 こんな日は、陽の温もりがほしくなる。
 
 10月の末のこと。
 ここは福島県の北、国見町の「あんぽ柿」の里。
 畑にも家々の庭にも、あちこちに柿提灯が燈っている。

 その中に、光る鳥居。「おたき神社」とある。
 参道の両側は、やはり柿。生り過ぎなのか枝枝に支え棒。
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 4つ5つの鳥居をくぐって境内へ。

 境内に上ると、目についたのは神殿の脇に並んでいる小屋?
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 しめ縄も幣(ぬさ)もない。

 ひかれて覗いてみると、根元から横に這っていたような切り株。
 さほどの大木でもなさそうだ。樹種は分からない。
 どんないわれがあるのか、屋根の下に囲われ保存されているとは?

 左に下ると、う~ん! 
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 すばらしい湧水池!すごい透明度!<emoji code="a006" />

 遊歩道を少し下ると、小さな湧水池。
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 ここには水神もまつられている。
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 池の中にも杉木立ち。
 下の遊水池に、ウキクサが広がりだしていたのは気になったが、神の域として守られているのはいいことだ。

 畑の角には土壁の物置。宮城側では見かけない。
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 民家の塀からは、ビワの花がのぞいている。

 駐車場の隣には、柿の実シャンデリア。
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 ひと玉消して、さよ~なら。