もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

ウミガメの死骸にはあえなかったけれど

2009-11-07 11:47:54 | Weblog
 昨日の続き。

 ウミガメが大量にやってきて死んだのか?死んだのが漂着したのか?なぜしんだのか?
 白骨化しているのもあるということだから、同時にやってきて同時に死んだのではない。
 たくさんの謎が残る。死骸に語らせる研究者はいないものか。

 さて、砂浜を歩いていてクラッゲの体の一部と思われるものを見つけた。
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 半透明でプリプリとした強い弾力がある。臭いなし。
 今年、大発生と騒がれている「エチゼンクラゲ」のものか?
 長さ50cm・幅30cm・暑さ4~5cm。この辺で、こんな大きな断片の物はいない。
 静岡県沖でも確認されているという。台風19号で千切れて漂着したのか?
 
 こちらには、海鳥の白骨が。 
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 ウミウ?
 浜にはいろんな物が漂着する。困るのは、人が流すゴミ。
 海水には、目に見えない化学物質を溶けこませ、放射能までも含ませてしまう。


 やがて、砂浜はテトラにさえぎられ防潮堤に上がる。
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 赤トンボの仲間とすれ違う。時おり“つながりトンボ”も。
 どれも南に向かってすいすいと飛んでいく。
 初夏に平地で羽化し、夏、蔵王連峰で過ごしたのが秋の深まりと共に海辺まで降りてきた。
 これから産卵の時期。光る物なら水でなくても、車の屋根などでも産卵行動を取る。
  
 飛行機の音に見上げると(仙台空港が直ぐのところなので)
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 かぎを作って渡っていく雁の群れ。目指すは“伊豆沼”か。

 黒松の防潮林の向こうに太平洋を見はるかす蔵王連峰が。
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 山と海はつながっている。